大学院での試験対策
こんにちは、ベルギーの大学院に留学中の社会人Haruです。
前回の記事にも書きましたが、1年目の試験は無事全て突破できました。
全体的なPass率は出てないのでわかりませんが、
ひとつの教科では25%の学生しかPassできなかった教科があったくらい
意外とみんな落としてるなという印象を受けた年でもありました。
そして大学も結構学生を落としにきてる気がしなくもなく、、w
そんな中で、1年目に12の授業を受けて全て一応Passできた私なのですが、
自分的な勉強方法を書き連ねてみたいと思います。
1~3はどちらかというと一般的、4, 5は少し具体的に活用アプリなども述べています。
ちなみにベルギーあるあるだと思いますが、11/12教科が一発勝負の筆記試験でした笑
受験生のような日々(`;ω;´)
1:試験問題の把握
当たり前だと思うのでここはあまり書きませんが、どんな試験問題が出るのかで対策方法は変わってくると思うので
これは早めに理解しておきましょう。
記述なのな、選択式なのか、グラフ書く必要があるのか?などなど。
教授然り前年度の受講生などからの情報収集はとても大事だと思います。
2:予習2割、復習8割
一学期は一生懸命予習に時間を費やしてましたが、色々と反省があり、
最終的に復習に重きを置くスタイルで勉強してました。
言うならば復習命で、その授業の次の日には必ず見返して、分からないところを無くす。
あったら次の授業で聞けるようにする。
常にUp-to-date の状態で授業を受けることを心がけてました。
これも全て試験直前にスムーズに復習できるようにするため。
色々と反省があり、と上記したのは
試験前のくそ忙しいとき&他の教科も勉強したいときに「分からない部分がある」
とそれだけで時間が取られるし、
しかも試験前は大体ホリデーなので先生もメールの返信をくれない時期になってしまうなど、色々なリスクが発生するからです。
だから分からないものがあればすぐ潰す、
分かっているつもりでもしっかり復習して長期記憶として脳に植え付ける、
これを意識してました。
3:しっかり理解して→人に説明できるように
次に、分からないところは潰して内容を理解したら、人に説明できるようなレベルに持っていくことを
できる限り心がけていました。
人に説明するという前提で勉強すると、理解もさらに深まるし記憶の定着にもプラスになります。
ぬいぐるみでも何でもいいので、もし誰かに説明するなら?という前提で取り組んでみることをおすすめします。
そしてその説明は声に出すこと。
頭の中だけだと都合のいいところや実は分かってない部分をスキップしがちですが、
声に出すと、それができません。
スライドごとのつながりまでも自分で喋る必要が出てくるのである程度の理解が必要になってきます。
そしてそれは最終的に自分の知識として定着し、例えば試験で少し違う角度から問題が出ても
対処できるようになります。
4:絶対にアウトプットの機会を持つ(Test Bankの活用)
ベルギーの大学で勉強して、確実にこれは1つの重要な試験対策だなぁと思ったのが、
Test(Quiz) Bankを最大限に活用すること。
これはテキストが指定されている授業の試験に対して、有効な技です。
スライドやテキストを読んでるだけ、つまりインプットだけだと試験当日は普通にキツイと思います。
そこで活躍するのがTest bank。
「テキスト名+test bank」みたいな感じで検索すると意外と結構出てきます。
どこの誰が作ったかはわかりませんが、テキストに沿って問題が出てくるので
自分が弱い部分の対策だったり、理解すべき、暗記すべき重点ポイントの把握に大変役立ちます。
私は正直これなしでは試験乗り越えられなかったと思うくらい、試験対策にめちゃくちゃ活用してました。
私はStudocuというサイトをよく使っていました。
ここに登録してテキスト名など検索するとそれなりにヒットします。
テスト問題を見つけても閲覧にお金がかかるケースが多いと思うのですが、このサービスはまず1ヶ月無料で試せるので様子見含めて色々とお世話になってました。
実際の試験では、完全に同じではなくても、test bankで見かけたような問題に本当に沢山出くわしました。
学校の先生も生徒からのフィードバッグを気にしているので、変な問題を出せないのだと勝手に思っており、
おそらくこういうテキストに沿った問題を先生たちも参考にして出題しているんだと思います。
5:問題を何度も何度もやる
Test bank等でゲットした問題は宝です。
でも一度だけだと当たり前ですが身につかないので、何度も解くことが大事になってきます。
そのアウトプットの繰り返し訓練のために私はAnkiをというアプリを活用していました。
一言でいうと神ツールです。
言語学習のツールとして有名ですよね、私もその流れて知りました。
紙で作っていた暗記カードの電子版みたいなイメージですかね。
人間の忘却曲線に合わせて設計されており、自分の暗記レベルに合わせて何日後に再度そのカードを取り組むべきかお知らせしてくれます。
問題も、文字だけでなく、画像を貼れたりするのでどうしても覚えなくてはいけないものに対してとても役立ちます。
私はTest bankで見つけた問題をAnkiにストックして何度も繰り返しやっていました。
以上が私の大学院の試験に向けた勉強方法です。
日本人だと、受験勉強など経験されてる方が多いと思うので、そこまで突飛な内容ではないのかな、思います。
むしろ1,3あたりは基礎的なことだと思います。
少し特有なのは4かもしれないですね。
私も初めてTest bankの存在を知ったときはホオオと思いました。
大学の傾向や、わたしの学科の特徴としてもやはり「覚えなきゃいけない」みたいなものが多かったので、
それなりにコツコツ勉強してました。
4,5はもちろんですが、復習の重要性などは今回ほんとひしひしと感じました。
一学期の反省ふまえ、二学期は勉強スタイルを多少修正したのですが、
今のところこの上記の方法がしっくりきている感じです。
直前に覚えるぜ!!みたいな人もいるかと思いますが、
私はそのタイプではなくそれだと精神的にも不安になってしまうためコツコツ地道にやってました。
ここには書いていないですが、試験前のメンタル訓練もめちゃ大事だなと思ってます。
勉強方法は人それぞれで、性格や強みにもよりますよね。
なのであくまで参考程度で読んでいただければと思います。
あと逆にこれおすすめです!などあれば是非教えてください!