コロナの影響大きすぎて、求人すらほぼない。だと・・・。
こんにちわ、レミーさんです。
現在影響が大きすぎている新型コロナウイルス。
[地方における障害者就労の現在を実況生中継。
レミーさん,大変だよ。]
をお送りします。
■障害者の合同説明会が運営できない可能性。
地方における障害者求人の最大のイベントでもある合同面接会。
これは特別支援学校~社会に出て障害を持ってしまった一般の人も参加できるものです。しかし、新型コロナの影響で、企業の参加や求職者の感染予防したうえで、運営することが今現在は難しいというのもあります。
例えば、聴覚障害の人の場合。口の動きに合わせて、相手の発言を読み取るのですが、マスクしていると相手の発言を読み取れないので、企業説明する人にマスクしないでくださいとはいえない。感染予防のために口元だけ透明なマスクがテレビなどでもありますが、新潟県ではそんな高度な商品は販売していません(;´・ω・)本当に。
さらにいえば、障害者の中には感覚過敏(ここでは、皮膚感覚が鋭くなっていることを例にします)があり、マスクをするだけでも痛く感じたり、不快感を抱いたりして、マスクをすることができない人もいます。
例えば、10人参加するなかで「1人だけマスクしない」で「残りの9人がマスクする」という程度なら。予防対策はとれますが。合同面接会のような100人規模となるとマスクをつけられない人でも参加できるように工夫することが難しいというのが現状です。
参加する人の障害者は10代~60代、男女。知的障害・精神障害・身体障害・聴覚障害・発達障害・・・などなどとすべての障害者が参加するので、それらに合わせた新型コロナウイルスに対した予防策を踏まえた上での合同面接会の会場運営は難しく。
参加者視点からして、「あ。これ、無理。どう考えても、対面式での企業側と参加する側としても命かけてまでやるの難しい」
つまり、就職する機会が地方デスとゼロに等しい状況です。
これだけならまだいいのですが・・・。
企業に実習参加するのも現在不可能な状態です。トライアル雇用も不可能。
なぜかといえば、「外部の人間を企業内に招いて。感染者を出さないようにするため」という予防が強く。企業側の防衛意識もわかります。
トライアル雇用で受けていた先でもそうでしたし。徹底してお茶出しもNGでペットボトル対応でしたので。
■現状からいえば、求職活動ができない。
正直、新型コロナのワクチンが開発されるか終息しないと難しいと思います。
ここまで。ここまで。被害が大きいとは。。。求職活動できないって。
そして、ある意味今の状況は、自殺者が出やすい状況でもある。
懸念しているのは、メンタル面のバランスの暗転。自暴自棄になりやすい。
失業状態で、先行きが不透明。これ、7月以降大きな災害や事故がなければいいのだが。中越地震やリーマンショックを経験して、そうした出来事が起きてから数か月後くらいに自殺者やメンタル面のバランスが崩してしまう場合があるのです。
実際、失業した後の一か月後の深夜に自殺未遂しかけた20代。自力で命を絶つことを止めるのは、弱っている時にできることではないのです。
なぜなら、人は心身的に弱っていると、生きることすら投げ出して、死に救いを求めてしまう。それはどんなに崇高で。憧れの的の職業であっても、求めてしまうのです。現在と違い。10年くらい前はメンタルヘルスの概念もあまりなく。「精神論で失業から脱出できる」と思う人間が親にもいますし、支援する人にもいましたので。その中で絶望から生き抜くというのは並大抵の力では抜け出せないのです。
■資格試験も軒並み中止か延期。
じゃあ、これを機に資格試験勉強は?というと。
軒並み中止か延期という状況です。
在宅受験可能で仕事に活かせるものを。と考えています。が。
「よくよく考えたら、日本国内の受験の大半って、試験会場に行って、ぎゅうぎゅうの狭い席配置の中で受験するから、コロナのリスクあるんじゃない?」
・・・( ゚Д゚)そーいえばそーだー?! 簿記三級を受けて堕ちたけども
「大学の講堂を借りての受験会場だから、もし感染した人が参加したら大学の講堂全体消毒になるじゃんかー?!」
地方でもそうですが、資格試験の場合、近隣の大学の教室を借りての試験となります。つまり、新型コロナの影響は学校生活だけでなく、一般の資格受験の会場にも影響が出ているので、軒並み中止、延期となっているのが現状です。
■じゃあ。職業訓練の給付金を受けながら再就職活動の準備は?
職業訓練自体は「受けることは可能です」しかし、去年給付金を受けた人は職業訓練の給付金はもらえません。トライアル雇用の契約解除により失業となった場合。残念ながら失業保険の対象外であり、金銭的な支援がほぼないのが現状です。
脱線ついでに書きますが。新卒の人が6月までの間に解雇・失業していたら。失業保険対象外で、9月から10月まで勤務していたら「最低ラインの6か月であることと言う受給枠に届くことはできたんです」
他にも、障害者の人が就労支援施設A型に在籍して労働契約を結んでおり、2年在籍していて、退所(退職)していたら、失業保険の対象ラインになることもあります。しかし、そのことをわからないで、「施設を退所するのは悪いことだ。B型に切り替えて、やるべきだ」と断言して、契約続行させようとする社会福祉士も稀に居ます。
そうすると失業保険の権利を放棄したと労働局に受け止められてしまうので、法的知識は障害者にも必要なのです。
・・・( ゚Д゚)(そういった社会福祉士がいるのは実話です。数年後に淡々と話したら、感情的に「なんで、その場で言ってくれなかったんですか!?」となります。利用者が言えるわけないでしょうに。本職が逆切れてどうするんよ?)
それから、求職活動がダメならアルバイトでもいいのでは?と思う人もいますが。
就労支援施設を利用していると、アルバイトは禁止。日数が短くてもNG。
なぜなら、アルバイトの動機が求職活動費を稼ぐことであっても「就職した」と福祉課が判断するので。NGと直接聞きました。
例えば、年末年始の郵便局のアルバイトの日数分であってもNGとあり、それでもだめなら1日2日のバイトでもダメですか?と聞くとNGと答えられ。
本当に、がんじがらめで、今回のような新型コロナウイルス騒動では、生きる選択肢が持てない状態に等しいのです。
正直、この状況下でどうするんだ?となりますし、給付金制度が毎月なければ生きていくのが難しい状況ではないか?と思います。
特に、今年度から来年度の障害者雇用枠も、一般の人の新型コロナウイルスによる失業者を対象にした雇用枠を増やす代わりに、障害者雇用枠を減らすかもしれないというのが現状です。
(;'∀')つまり、企業側の経済もそうだけど、新型コロナウイルスで失業した一般の人を助けましょう。となるから、本来用意してあった障害者雇用は少なくなってしまう。
そうなると、「じゃあ、どうやって、福祉は金銭的な面を助けるんだ?」
となってしまう。
私自身、こうして記録にまとめているのは「障害者の立場から今の状況を何からの形で残しておかないと、後の世界で同じことが起きた時。何が必要で、何が必要じゃなかったのか。どんな変化が危機に合い。危機から脱出できたのか」という記録がなければ、検討もできない。
それが「災害を経験した人の言葉」だよ。
ここまで3000字と書きましたが、「現在実況の障害者福祉の最前線の今」は、このようになっています。
世界中が大変ですが、その中でも福祉の中から発言するのが難しいと思います。就労支援施設の存在は知っていても、今はどんな状況にあるのか?
マスコミがニュースで一時取り上げても、その後はどうなっているのか?
テレビで取り上げられるのは全国のニュースなので、取捨選択もあり、その後も取り上げられないのが現実です。
しかし、今を生きているのはどの人間も同じであり、こうして、言葉にして残していかないとわからないこともあります。
実際、私自身も大変ですが。「求職活動できないー」と大変ですが。
(;'∀')おぅ。貯金で持つか?・・・持つの? 持たせるんよ。
それでも、ゆるく生きましょう。
それでは、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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