ZENAIM KEYBOARD、どんなもん?一か月使用レビュー
こんにちは、lifeguardです。本日はZENAIMさんから発売されているZENAIM KEYBOARDを所有して1か月程度経ったので使用感について話していきたいと思います。
結論
まず結論からお話するとこのキーボードは値段も高いですが納得できるクオリティを持った製品です。特徴はなんと言っても1.9mmという超短いストロークと0.05mm単位で調整できるラピッドトリガー機能と深さ0.1mmから0.05mm単位で調整できるアクチュエーションポイント(以下AP)の変更機能でしょう。ちなみに以前私はDrunk Deer A75を使用していましたが、「AP0.2mmと0.1mmの違いがわからん」ということはあっても「ラピトリの感覚全然違うやん!」って感動しました。言語化が難しいですが、明らかにキビキビ動くというか、横に滑ってる感じがないんですよね。逆キーストッピングでvalorantを主にゲームを普段プレイしていますが、前後移動を逆キーでストッピングする人(WとS同時押しする人)ってなかなかいないと思うんですよね。そのためRPは体感できるできない以前にあって困るものではないです。osu!とかをやる方にもラピトリ搭載キーボードはお勧めですね。今後のキーボードにデフォルトで搭載される機能と断言できるレベルで隆盛、各企業こぞって作ってるしZENAIMでなくとも買っといて損はないんじゃないでしょうか。それこそ僕が昔使っていたDrunk Deerもアップデートが入ったみたいで使い勝手も向上してますしね。
話が少しそれてしまいましたが、ZENAIMキーボード自体は動作の安定性がとにかく高くて、ロープロファイルのラピッドトリガー搭載というアイデンティティを持っている為それらを求めている人にはかなりおすすめできると個人的には思います。もちろん今後ロープロファイルのラピトリキーボードはどこかしらから発売されると思いますが、温度補正機能などは搭載しているキーボードはまだ少ないですしハイエンドモデルのみ搭載するよ!とかあり得ると個人的に思うので今買っても損はしないんじゃないかなって思います。
どういうところが個人的にポイント高い?
個人的にポイント高いところを紹介します。僕はとにかく面食いなのでビジュアルがいいデバイスと女さんに弱いです。ルッキズム否定派なんですけど顔面強いとニヤニヤしちゃいます。このキーボードは見てニヤニヤできるし触ってニヤニヤできるので所有欲満たしたい方にお勧めできます。ライティングもとても上品で綺麗です。あと、打鍵感も個人的には悪くないです。キーのがたつきも少ないし、タイピングも結構しやすいですね。ロープロファイルのいいところとしてノートパソコンのパンタグラフの上位互換的な扱いができる点も挙げられるでしょう。(それは同時に物足りないと感じる人がいることも意味します。)
シルバーの天板と真っ黒なキーキャップのコントラストは見ていて華がありますし高級感もあります。習字で使う硯の表面みたいな、マットな感じのキーキャップで触り心地もいいし指滑らないしめちゃいいです。
あと個人的には「MEM1」「MEM2」「MEM3」とゲームなどに分けてラピトリやAPの設定を保存してキーを一つ押すだけでモードを切り替えられるのは非常に便利だと感じています。ほかのラピトリキーボードはDrunk Deerしか使ったことないけど、この機能はどのキーボードにもつけてほしい。タイピング中の誤爆で「っ」が出ることがなくなります。快適。osu!やるときとかZキーとXキーがデフォルト設定になっていて、変えていない人はZとX連打すると思うんですけど、ラピトリでZとXオンにしてるとゲームによってはULTとか誤爆することがあったので切り替えられるのはとてもいいです。
逆に不満なポイント
これは間違いなく断言できる点があります。値段です。ハッキリ言って5万円のキーボードを買おうと考える人がどのくらいの割合で存在するでしょうか?たぶんそこまで多くないと思います。僕はZETAのJCBを作ってニコニコの時にWooting60HEを買おうとしたらJCBが使えなくてZENAIMにした、という経緯があるのですが、キーボードを自分の好きなようにカスタマイズして楽しみたいんだ!という方にはお勧め出来かねますね、やっぱり。今後キーキャップの販売がされたり、一部のキーキャップとの互換性はあるっぽいんですが、やっぱりGATERONとかのCherry軸互換のスイッチと比べると自由度はかなりなくなってしまいますね。まぁそのままの君が好きと多くの人はなると思うくらいには完成された見た目をしていると思いますが。
あとこれは所有欲云々に関わってくるのですが、付属品があまりにも最低限ですね。ステッカーも入っていなければキーボードを持ち運ぶケース、変えのスイッチ等も入っていません。5万払ってるからもうちょい充実させてくれてもええやろってなる人はいると思います。ZENAIMキーボードもっててイキイキできないのはちょっと悲しいですね、せめてステッカーだけでもと思ってしまいます。ロゴかっこよくて好きだし。
ケーブルの差込口もちょっと気になります。左にして…左にして…って願ってます。60%英語配列で左側にケーブルの差込口あったらZENAIM買う人絶対増えるんですよね、これからの改善に期待。個人的には別に邪魔じゃないしいいかなとも思うんですが、違和感があることは変わりないですかね。
逆に行ってしまえばこんなもので、これからのバリエーション展開に期待して間違いない素晴らしい製品だと思ってます。
まとめ
ZENAIMの話はちょこっとまとめて終わりますか。次から本編みたいなところあるし。
・ロープロファイルラピトリ搭載というアイデンティティ、動作安定性良好
・国産メーカーならではの対応の速さ、応援したくなる気持ち
・ビジュアルがいい
・ただ高い
・ノベルティ等付加価値はなく、本当にキーボードの性能のみで勝負
・打鍵感は物足りないと感じる人はいるかも、音はちょっと大きい
こんな感じですかね。当たり障りのないというか、特別新しい視点とかを提供することは先人たちが優秀過ぎて僕にはできませんでした。OMG、彼らは偉大過ぎるよ。ではまた。