オンラインが当たり前の世界において
あれから早2か月が過ぎ、もうまもなく3か月に差し掛かろうとしている。
それまで対面で何もかもやっていたことができなくなった、
そんな風景が当たり前になってしまった今、以前の世界には戻れていない自分がいる。
・友達と気軽に遊びに誘うこと
・ふらっとカフェに行ってボーっとすること
・おいしいごはん屋さんを調べて行ってみること
・遠くに住む友達の家に遊びに行くこと
・対面できちんと接客を受けて買い物をすること
もちろん見渡せば、みんな平然とやっているしむしろ仕事中は対面接客を一日通して行っている。
目の前に人がいること、それはそれは安心するメンタル材料だけど逆にそれが鬱陶しくも感じてしまう。
これは一種のコロナショックだろうか。
ただ逆に今まで苦手なことが減ってきたことは大きな進歩だ。
・部屋の掃除、整理整頓力
・自炊とお弁当作り
・電話をすること
電話することが苦手でなくなったことは本当に自分でも褒めてあげたい。
苦手だったのは、だれも聞いてないはずなのに、なんだか会話が盗み聞きされている気がして。たぶんそれは昔、片思い相手にフラれたことを親友に夜中話しまくっていたことを兄に聞かれて色んな人に拡散されたことが起因しているかもしれない。
オンライン飲み会を何度か開催して、自分の部屋でリラックスしながら話せるせいか電話することがなんだか自然に好きになっていた。
以前は目の前の人の反応を気にしすぎて言いたいことが言えなかったり、ムードメーカーや自分の話ばかりする人相手だと自分の発言タイムがほぼなかったりで帰り道にあれ?となることもあったが、一人ひとりに話す順番がまわってくる暗黙の了解がとても落ち着いた。
そして、自分にとって大切にしたいこと、大切な友人がどんどん浮き彫りになってきた。
会いたいと思う人、なんだか合う人はオンラインで会おうって言ってもすべて会って話しているときとほぼ変わらず自然だった。
オンラインで遊ぼうって今までは顔も知らない人との非現実感がピックアップされがちだったけど、いま自分のまわりに起きているオンラインの世界は案外やさしいものだな、と思う。
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