見出し画像

海外に移住する4つのタイミング


海外移住のタイミングはおおまか4つあるかなと考えています。
それぞれ目的やタイプ別で判断が変わると思うので僕が考えるおおまかなタイミングを記載します。

①年度末


これは、税金が大きくかかわってくるので年度末ということ。
12月とかですかね。

滞在期間の場合が大きくかかわるのですが、年度が変わるタイミングで税金の支払いが変わります。

長期滞在になると6か月以上滞在すると思うので、そうなると日本からは転出届をだし、翌年度の収入はスペインに納税とうい流れになります。
年度末に移動(転出)することで、次の年の所得税や住民税の対象はスペインになります。(ここ大事)

もちろん、それまでの税金は次の年に収めますが、年度末に移動することで税金関係の処理が把握しやすいのと、年度で計算できるのでわかりやすいです。

ただ冬なので移動が面倒になるというちょっとしたデメリットがあります。
なぜかというと、「寒いから」

着ていく服やら持っていく服で荷物がかさばるんで。
現地で服は用意するよって人は楽ですが、服もけっこう荷物圧迫するので。
ちなみに僕は年度末に移動しましたけど(笑)

②お金がたまってから


これは当たり前のことではあるのだけど、費用をどんだけ用意するかはそれぞれの目的にもよるので一概にはいえないところもあります。

単身なのか、家族なのか、住むエリアや賃貸料で変わるので。
とはいえ、海外移住はスタートに費用がかかるのも事実なので僕がかかった費用を概算で出しておきます。(大きな費用のみ)

ちなみに僕の月額収入は500,000円(参考のため記載しますね。基本月額赤字です(笑)

※僕の場合は一定の条件があり、このエリアでこの家賃を払わないといけなかったので高いと感じると思います。
しかし、相場は結構高いです。(家族で借りる間取りだと1500~2000ユーロ)

飛行機代家族分:300,000
現地でのビザ取得代行(移民弁護士込み):400,000→これ自力でやったら浮かせる。
賃貸仲介手数料(賃料の1か月分):300,000(住む家による)
初月の家賃1か月分:300,000(住む家による)
敷金2か月分:600,000(住む家による)
計1,900,000(税別)

駐在の方みたいに、住宅手当や各種手当はないのですべて自腹です。出ていくコストはほぼ修行レベルです。

各項目の税金は別途かかったので2,000,000以上かかりました。

バルセロナの家賃の高騰もあるけど、比較的僕のかかった金額は高いほうになると思います。
ビザ取得は自分でやろうと思いましたが、時間がなかったので依頼しました。後から思いましたが、自力でできると思います。

結局僕がほとんどやったので…。

で、家賃が大きな費用の部分になります。
これもエリアを変えたり、部屋の広さや立地など考えると変わります。特に単身だとドミトリーやシェアハウスとかもありますし。
とはいえ、バルセロナの家賃は高いです。

ランニングコストになるので家探しは慎重に。
ちなみに僕は半年くらいしたら引っ越し予定です。高すぎるし、今は貯金を切り崩しながら生活してます。
(契約終了前に違約金払ってでもでるかも)

なのでレンジとしては初期費用100万~200万の間で用意してたほうがいいかなと思います。
生活してからの費用は200万くらい余裕見てたほうが無難かと思います。

他にかかる食費や通信費・光熱費などは別途記事にします。

③子供の入学にあわせる


お子さんの教育を考えたタイミングになります。
この場合、お子さんをどの学校にいれるかによって変わるかと思います。
例えば

・現地の学校に入れる場合→9月入学(8月には現地)
・日本人学校に入れる場合→4月入学(3月には現地)
・インターナショナルスクールに入れる場合(8月には現地)

このタイミングになるかなと。

学校はどれがおすすめかという話は次回どこかで書きたいと思いますが、
国際的感覚をいれるならインターがいいです。

こどもを学校に行かせる場合、インターや日本人学校に入れる場合は月額100,000円以上かかります(僕がいれてるので)

そのため、②のコストにランニングコストとして加算されます。
教材代や給食費、スクールバス費用なども別途加算されるので、結構な費用になります。

お子さんがいる場合は現地校に入れる以外は費用が多くなります。

④思い立ったらなるべく早く

相当ざっくばらんに書いてますが、これは、短期の方や独身の方、リタイアした方や若い方向けかなと思ってます。
思ったら結構早めに行動したほうがいいと思います。

若いほど後々人生での年収は上がっていきますし、経験値も増えていきます。
年を重ねるほど海外移住する決断が鈍くなってくるかと思います。
リスク観点とチャレンジ観点に比率が年を重ねれば大きくなるためです。
時間が経てばたつほど先延ばしになる可能性は大です。

早いうちに国際感覚は身につけた方がいいし、言語の習得レベルも早いほうがいいと思います。
これは人生の時間において残った時間と健康や体力が衰えることや情熱と比例するものだと考えています。

リタイアされた方は実際すでにゆっくりされたいと思うので、好きなタイミングを探して移住してもいいかと思います。

医療のほうが気になると思いますが、バルセロナは医療機関も多ければ特段そこまで遅れているといった印象はありません。
日本のほうが慣れているのでいいのはもちろんですが。

単身の方や短期の方もすぐ動いていいかと思います。基本自由に動ける今を大事にしたほうがいいです。いつか家族が増えたときに、その経験は相当大きなものになると思います。

経験値を積むという上ではこの上ない機会だと思います。

海外移住をしようとか、海外でチャレンジしてみようという思い立った「今の情熱」を大事にしたほうがいいです。
その思いが本当に一番大切ではないかなと。

海外だと試練もあるし、困難もたくさんあります。
しかし、それ以上の体験と経験値がつくのも事実です。

綺麗ごとになってしまうかもしれませんが、それを越えた先に「自分は何をするべきか」など色々見えてきたりすることもでてくると思います。

人生は一度きり。

時間は待ってはくれない。

すべての移住を考えている方の参考になれば犬喜びます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?