妖怪と思いきや…!?思わぬ収穫だった美術展~幕末土佐の天才絵師 絵金~
こんにちは!
大阪の女性FP×認定講師「夫婦会議サポーター®」の宇田川優子です。
先日、妖怪大好きの5歳の次男とともにあべのハルカス美術館に行ってきました。お目当てはこちら。
美術館に行くたびに、次回以降の面白そうな美術展のチラシを持って帰ってくるのですが、その中で次男が食いついたんです…人の足元に転がった血まみれの首に!
ちょっと…大丈夫かこの子??と少々心配になりましたが、どうも彼は妖怪だと認定したらしく、なんならちょっとわくわくした表情でぜひいきたい、連れて行って!と言ってきました。
長男は怖がりなので全く興味を示さずだったので、期せずして次男との初美術展デートとなりました。
絵金、これをきっかけに少し調べてみたのですが、高知ではかなり有名なお祭りで使用される屏風を主に描いていたようです。現代では、神社のほかにこれらの屏風を保管しているお宅がその時期に一般開放しているなど、なんだか京都の祇園祭っぽい雰囲気も感じました。
高知県の香南市で主に所蔵されているようですが、(香南市、なんだか聞き覚えがあると思ったら、アンパンマンの聖地香北町の近く。どうやら行ったことあるみたいです。でも、当時はアンパンマンしか目に入らなかったので全く覚えがありませんでした)今回の展覧会で高知県外に出たのは約50年ぶりとか。
夏の夕暮れ、神社などでこの屏風が飾られ、ろうそくの明かりでゆらゆら…お、これ、肝試しっぽいの?…と思いきや、どうも魔よけの意味もあるようです。毒をもって毒を制す、的な?
歌舞伎の一場面や、石川五右衛門の一生など様々なお話がいきいきと、そしてなかなかの血しぶきっぷりで描かれていました。
肝心の次男は、というと…途中で怖がるそぶりも見せましたが、説明書きを読んであげるとしっかり絵の情景を理解していたり、たまに出てくる妖怪(番町皿屋敷のお菊さんがいました)にテンション上がったりと、なんだかんだで最後まで絵を全て観ており、終わるころには楽しかった!と満足気でした。
そんな彼がさらにテンションが上がったのは、美術展の出口あたりに掲示されていた他の展覧会でこちらを見つけたとき。
いやもうこれ、絶対行くよね。私も次男に負けず劣らず妖怪が大好きなので楽しみです。
★この記事を書いた人★
大阪市在住。
女性FP×認定講師「夫婦会議サポーター®」です。
夫、5歳、7歳の男の子たちの4人家族です。
男子の生態が面白くてついつい一緒になって遊んでしまいます。
彼らのおかげで、日々自分のキャパが広がっていくことを実感しています。
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