スキップフロアで後悔しないための２つのメリット・デメリットを詳しく紹介します！

2022年1月20日 12:08

群馬県の高崎市・前橋市を中心に注文住宅の設計から施工までを手掛ける設計事務所、ライフデザインハウスです。

「スキップフロアのある家に住みたい」
このような理想をお持ちの方も多いはずです。
遊び心を演出できるスキップフロアは、注文住宅に取り入れられることも多いです。
しかし、どんなメリットやデメリットがあるのか分からず取り入れて、後悔する家づくりになってしまう可能性もあります。
そこで今回は、スキップフロアのメリット・デメリットを紹介します。

□スキップフロアとは？

最初に、スキップフロアとは何かについて解説します。

スキップフロアとは、1つの階層に複数の高さのフロアを設置する間取りのことです。
一般的に、空間は壁や柱を利用して横に仕切ることが多いです。
しかし、スキップフロアは、空間を縦に利用して段差を活かします。

スキップフロアを設けると、1階と2階の間に段差ができるため、「中2階」という中間のフロアができます。
そして、スキップフロアの使い方は様々です。
例えば、2階からも1階からも目が行き届きやすい位置にあるため、子どもの遊び場としても使われることが多いです。
また、本棚やコレクションを置き、趣味を楽しむスペースとして活用される方も多いです。

このように、スキップフロアにはそれぞれのライフスタイルによって色々な活用方法があります。

□スキップフロアのメリット・デメリットを紹介

次に、スキップフロアのメリットとデメリットを紹介します。

＊メリット
1つ目は「開放感を作れること」です。
スキップフロアを作ることで、実際の面積よりも空間を視覚的に広く見せられる効果があります。
また、日が入る位置に窓を設置すれば、明るいスキップフロアになります。
そうすることで、空間がより広く、より明るく見える室内を作り出すことができます。

2つ目は「収納スペースを確保できること」です。
スキップフロアを設置することで、あらゆる場所に収納スペースを確保できるようになります。
また、スキップフロアの下部を収納スペースとして活用できるため、デッドスペースを削減することができます。

＊デメリット
1つ目は「コストがかかりやすいこと」です。
スキップフロアを作ると、壁で部屋を区切っていないため、断熱や空調を考慮する必要があります。
一般的な住宅に用いる断熱設備よりもグレードを上げたり、空調を強めたりするため、通常よりコストが高くなりやすいです。

2つ目は「階段の昇降に疲れること」です。
スキップフロアを設けると必然的に階段を作る必要があります。
老後を考えた設計をお考えの方や車椅子を使用している方にとっては、階段の上り下りが煩わしく感じるかもしれません。

□まとめ

以上、スキップフロアのメリット・デメリットを紹介しました。
スキップフロアの魅力は伝わりましたか？
今回の記事を参考に、ぜひ検討してみてください。
当社では、注文住宅のご依頼を随時受け付けております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Life Design House 一級建築士事務所