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#18 【 目からウロコ 】ほとんどの場合、足りていないのは努力じゃなく、勇気

20年前。イップスに苦しむ高校球児だった僕が、いまだに後悔している出来事があります。同じような状況にいる誰かの助けになれば。そんな思いでこの話をシェアします。

高校生の僕を襲った「地獄」

高校時代、僕は野球部に所属していました。 田舎の小中学校では、それなりに活躍してきた選手だった僕。 高校でも、楽しい野球生活が待っているだろうと期待していました。

しかし、現実は甘くありませんでした。 高校入学後すぐ、僕は「イップス」に陥ったのです。

イップスとは心理的な原因で思うようにプレーができなくなる症状のこと。 簡単に言えば、僕は「キャッチボールすらまともにできない」状態になってしまったのです。

自分の腕が、ボールが、どこか他人のように感じられる。 どう投げればいいのかわからない。プレッシャーを感じれば感じるほど、体が言うことを聞かない。

野球の基本中の基本であるキャッチボールができない僕は、次第にチームに迷惑をかける存在になり、自己嫌悪に沈んでいきました。

「ボール回し」という悪夢

ある日、練習メニューに「ボール回し」というメニューが加わりました。 4チームに分かれて、ボールを100回連続で回すだけの簡単な練習――ただし、誰かがミスをしたら最初からやり直し。

「キャッチボールができない」僕にとって、それは拷問でした。 ミスをするたびに仲間の視線を背中に感じ、いたたまれない。 大袈裟でなく「自分なんていない方がいい」と毎日考えていました。

何度もやめようと考えましたが、結局やめる勇気もなく、惰性で続ける日々。 「消えてしまいたい」と思ったことも、1度や2度ではありませんでした。

監督からの「救いの手」を逃した日

そんな中、監督が僕に転機となる提案をしてくれました。 「とある大学の野球チームの練習に参加してみないか」というのです。

強豪であるそのチームには、イップスに詳しい指導者もいるかもしれない。 監督はそんな希望を込めて、僕にチャンスを与えてくれたのです。

でも、僕はその提案を断ってしまいました。 当時の僕は、現実と向き合う勇気がなかったのです。

「こんな無様な自分は、本当の自分じゃない。きっとすぐに元通りになる」と根拠もなく信じ、苦しい現実から目を逸らしました。

そして結局、イップスは治らないまま、僕の高校野球生活は幕を閉じました。 そして、この選択を僕は一生後悔することになります。

一生の後悔が教えてくれた「人生最大の教訓」

もし、あのときの自分に言えるのなら、こう伝えたいです。

「できない自分に向き合い、受け入れる勇気を持て」と。

僕に足りなかったの努力ではありません。 足りなかったのは、現実と向き合う勇気です。

自分の弱さや無様さを受け入れるのは怖いことです。 でも、そこから目を逸らさずに行動を起こすこと――それが、本当の意味での「勇気」だと思います。

いま悩んでいるあなたへ


僕があの日に得た教訓は、こうです。

「ほとんどの場合、足りないのは努力じゃなくて勇気」

弱さを認め、無様でも一歩踏み出すことができれば、人生はきっと変わります。 だからこそ、これからも僕は勇気のある自分として存在することを意図し続けます。

もし壁にぶつかったとき、この記事を思い出してくださると嬉しいです。

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#52 ほとんどの場合、必要なのは努力じゃなくて勇気

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