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プロコーチ養成講座の学び(その10)~夢を描くコーチング~

こんにちは。

ライフコーチのあっこです。

本日も開いていただき、ありがとうございます。

私のプロコーチ養成講座の学び(その10)として、
「夢を描くコーチング」という表題でお送りします。

私は、2021年にひふみコーチ株式会社で
プロコーチ養成講座を受けました。

2021年7月から、
全16回の講座の開催レポート(コラム)を
ひふみコーチ株式会社のWebページで執筆していたので、
当時の学び振り返りながら、
何回かに分けて不定期に一部を抜粋し、noteでご紹介します。

以下、囲み内は当時のコラムの引用(一部、意味が通じるように修正)です。

第10回のテーマは「公開コーチング」。
普段はクローズドでおこなうコーチングですが、
養成講座に4回ある公開コーチングでは、
文字通り「公開」でコーチングをおこないます。

具体的には、受講生の中からクライアントを募り、
他受講生はオブザーバーとしてZoom画面をオフにして
コーチングを観察します。

担当はメイン講師の秋田稲美さん。

今回は、「夢を描く」がテーマなので、
「夢を描きたい人。夢を描くのをコーチしてほしい人」を
クライアントとして募りました。

そして、公開コーチング後は小グループで話し合う時間もありました。
オブザーバーとして参加した私もコーチングに引き込まれて、
あっという間に90分が過ぎました。

1. 夢を描く

今回の公開コーチングでとても面白いと思ったのは、
夢の描き方もいろいろあるということでした。

クライアントの話す夢は様々でしたが、
その核心への近づき方は、

頭ではなく心へ問いかける
過去をじっくり聴きながら未来に向かう
画像検索をしながらイメージ化

・・・など、
いろいろな方法があり、
コーチングを見ている自分もその世界に引き込まれました。

「20年間、夢を描く活動をしている」と話していた秋田さん。

クライアントの思考のクセ、得意とすることや傾向などを、
コーチは瞬時に判断して、
クライアントに応じて、
その場その場で展開させていくという印象を受けました。

コーチとクライアントが同じビジョンを見られるように、
より具体的に、深く問いかけていく。
自分のコーチングにも活かしたい点です。

2. 心で描く

「頭ではなく心で描く夢」というフレーズも、
今回、私の学びになりました。

コーチング中、
「もっとパッションが知りたい」と秋田さんが言いました。

目を閉じて、ゆっくり森を歩こうと提案。

ゆっくり目を閉じ、
その世界をコーチとクライアントは歩いているな・・・。

その様子が、コーチングを見ていて感じられました。

どこで感じる?
誰が?

など、
ゆったりとした口調で秋田さんは問いかけていました。

それに反応し、
感覚的で、
心の底から紡ぎ出されるクライアントの心の声。

はじめとは、はっきりと違うことがわかる夢が浮かび上がってきたのが
とても印象的でした。

私が100回コーチングでコーチをしたときに、
クライアントは語っているものの、
どこか上滑りで、何かうまくつかめず、
クライアントからのフィードバックでも、
「もっと内面に近づけて欲しかった」と指摘されたことがありました。

この公開コーチングを見て、
「心の夢と頭の夢は違う」、という話をきいて、
なるほどと自分のコーチングに不足していた点に気づきました。

コーチングでは、
深く釣り糸を垂らすように、掘り下げていくといいますが、
公開コーチングでは、その様子をありありと感じられました。

コーチとしての寄り添い方、声の調子や伴走の仕方。
録画で、あらためて振り返ってみます。

3 寄り添うコーチ

もう一つ、
コーチング中に様々な方法で秋田さんがクライアントに寄り添っていたのが
学びとなりました。

クライアントの使っているたとえ話に出てくるものを使って膨らませたり
クライアントの使った方言(口調)を活かしてみたり

不安な発言をクライアントがしたときに、
「できます!」と言い切ることや、
「夢」を「可能性があるということ」と信じ切って話を進める

・・・など。

第9回の概論で、
夢を描くときに不安も出てくると学びましたが、
特に大人になると
夢を描こうとしても何らかのブロックが働くことがあります。

そんな、クライアントの様子をつかみ、
すかさずクライアントが描きやすいように、
少しでも心強く感じられるように、
秋田さんが支えていることを感じられました。

20年、夢を描く現場で活躍している秋田さんだからこその
言葉の重みがあります。
また、共に同じビジョンを見ようとしているから
心の共感、共鳴が生じて、
クライアントやコーチが
コーチング中に涙をする場面もあるのだと感じます。

繋がるコーチングはとても温かく感じました。

オンラインのZoom画面越しであっても、
こんな風に繋がりあえるのだと、
その場を体感し、コーチの寄り添う姿勢を学びました。

最後に、当時の私が、コラムの最後に書いた感想をご紹介します。

最後に。
私は半年前に、はじめてこの第10回の養成講座を受けたとき、
公開コーチングのクライアントをしました。

今回、参加しながら、当時のことも思い出しました。

当時は、まだ100回コーチングをはじめていない状態で、
まだよく分かっていませんでしたが、
振り返ると、自分の範囲を突き抜けた夢を思い切り描くのに、
コーチが伴走してくれるというのは最高に素敵な経験でした。

夢の話をすると、
一人で盛り上がってとても暑苦しくなってしまうので、
今日はこのくらいにします。

引用は以上です。

改めてコラムを読み返し、
当時、どのような対話がセッション中になされていたか、
コーチやクライアントがどのような口調、表情でいたか、
その時の空気感が思い出されて、
胸のあたりが温かくなりました。

ありありと夢を描くコーチング。

私自身、
夢を描くことを自分に許可することができるようになってから
暮らしのワクワク感が変わったように思います。

夢を描くこと。
夢を描くクライアントに寄り添うこと。
これからも大切にします。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。
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