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自信か、他信か【キャリアをどちらで決めていますか?】
「あなたは自信がありますか?」
こう面と向かって聞かれたら、昔は「全然ないです、むしろ自分が嫌いです」と答えてました。
だけど、変化のなかで徐々に「自信ってこういうものかもしれない」と思えるようになってきました。
いまでは「めっちゃ自信あるように見えます」と、自分で言わなくても言われるようになりました。
情報や「正しいとされるノウハウ」が溢れ、純粋に自信を持つことが難しくなったのかもしれない今の時代。
それでも、できたら自信を持って生きていきたい。
今日はそんなあなたに、僕が自信を持つようになってきた経緯と、そもそも自信ってなんなのか?というようなことを、キャリア選択の視点から書いてみました。
なにかのきっかけになれば嬉しいです!
他信で決めていた進学
いきなり見慣れない言葉を使いましたが、「他信」というのは僕が勝手に作った造語です。
要は「他人を信じて生きている」状態のこと。
学生時代を振り返ると、他信で進路を決めていたなぁと感じます。
「みんなが行くから公立の中学校に」
「偏差値が近い、あの高校に」
「偏差値が近い大学を、ひとまず全部受けてみる」
無意識に、本当に無意識にそう決めていました。
いや、先生方は「自分でよく考えて決めなさい」と言ってくれていたのかもしれません。だけど考えるのが面倒だったんだと思います。
だから、他信で決めていました。
自信は面倒くさい
ここまで書いてみて、思いました。
「そうだ、自信を持つのは面倒くさいんだ」
例えば、どの高校に行くのか。
本当に「自分を信じて決めた」というためには、まず自分が「どんな価値観や考えを持っているのか」を言語化しなきゃいけません。
そのうえで、どの高校にいけばその価値観を満たすことができるのかを、あらゆる観点で調べ尽くさなきゃいけません。
そうすることを、僕は面倒くさがっていた。
だから「みんなが決めている」という至極まっとう(そうな)理由を掲げて、自分で考えることを放棄していた、中学生の僕でした。
心のなかに残り続けるモヤモヤ
他信で決めても、目に見えて大きな不都合はありません。
「どの道を選ぶかが大事じゃない。選んだ道をどう生きるかが大事なんだ」
という言葉もあるように、選択肢がすべてじゃないわけです。
だけど、心のなかでくすぶり続けるモヤモヤがありました。
「真剣に自分と向き合うことをしてこなかった」
その事実だけは、自分が一番よくわかっていたんです。
考え抜いた選択じゃなかったから、選んだ先でも本気になれませんでした。他信で決める副作用が、ここにあったような気がします。
情報や常識が「他信」を加速させる
そんなモヤモヤを払拭するために、人生で初めて「自信」を持った選択をしたのが就活のときでした。
親の意見も無視し、先生のアドバイスも無視しました。
「自分の心がどう動くかが一番大事だ」
そんな軸を持って就職活動をした結果、一年間面接に落ち続けました。笑
おそらく、自分のレベル以上に高い企業を受け続けた結果でした。
だけど誰かの言う「受かりそうな企業」を受ける気はありませんでした。
「自信」にこだわったのです。
はじめて、自分を貫き通した意思決定でした。
あの頃の僕は「バカ」だったんで、情報を獲りにいこうとしなかったからかもしれません。情報を獲りにいくことを嫌っていました。
だけど、これがよかったのかもしれないと今では思います。
情報や常識は、自信を奪います。
自分の考えよりも「正しいとされていること」を信じた方が、失敗が少なそうだから。自分の意見よりも情報を優先するようになります。
その結果、どんどん自分が信じられなくなっていくわけです。
そんなことを知ってか知らずか。
僕はその後も、「自信」によるキャリア選択に拘りました。
30歳で迎えた最初の転職は、
課長職から平社員になり、
年収は150万円下がり、
残業は50時間増え、
人事から営業職になるという、
キャリアアップどころかキャリアダウンになるものでした。
転職するならキャリアアップ!
これもひとつの常識。
だけどそこを信じすぎることは自信を奪い、他信を加速させます。
そんな観点は無視して、「やりたいことをやる」という唯一の軸を大切にしたからこそ、決断できたように思います。
実際、転職後は「これがやりたかったんだ」と思えることができて、僕の幸福度は爆上がりしました。
ちなみに、35歳頃に社内で新規事業に挑戦する際も、上司から「年収下がるけど大丈夫?」と聞かれました。
自信によるキャリア選択が定着していた僕には、なんの迷いもありませんでした。
「はい大丈夫です。やりたいことに挑戦するときは年収が下がるようです。笑」
と、サラリと言ってのけました。なかなかやります。
自信からはじめる、キャリア選択
くれぐれも誤解してほしくないのは、「情報」や「常識」が悪だというわけではありません。ただ、毒にも薬にもなるから、扱い方に注意が必要、だという感覚です。
情報が増えれば増えるほど、「こうすれば正しい」が目や耳に入ってきます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーほど、キャリアに悩みやすいという見方もあります。あそこには情報があり過ぎるからです。
もちろん「市場価値」を意識することや「他人のアドバイス」に耳を傾けることは大事なことです。
だけど、僕はあえていいたい。
自信からはじめるキャリア選択が大事だ、と。
要は、順番が大事だということです。
他信からはじめてしまうと、情報やアドバイスの力が大きすぎてどんどん自信はなくなっていきます。
だけど納得感がないから、結局決断できなくなったり後回しにしたりしてしまいます。情報が「毒」になるケースです。
先に、自信からはじめるんです。
「誰が何と言おうと、自分の幸せはこれだ」
「自分はこう生きたいんだ!」
BIGBOSSとしてメディアを賑わせている新庄監督が選手時代、こんな言葉が書かれたTシャツを着て練習していたことがありました。
「ほっとけ、俺の人生だ」
また、Instagramではこんな言葉を流しました。
「可能性は誰かに
決めつけられる
ものじゃない
身の程なんか一生
知るな」
自信を持つとは、こんな感覚なのかもしれません。
情報は、こういう感覚を手に入れてから触れていくものだと僕は思うんです。そうすれば、情報が薬になります。大切なのは、順番です。
この記事を最後まで読んでくれたあなた。
あなたはいま、選択をしようとしていますか?
もしそうなら、自分のなかの順番がどうなっているか、ぜひ自分に問いかけてみてください。
なにかの気づきがあれば、嬉しいです^^
それでは、また!
山崎 将吾
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