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術後2日目(直腸がん→人工肛門造設)
歩行練習
大きなイベントは…、歩行練習でした。
しかし、立つだけで精一杯。何せ顔を上げると頭がふわー!っとなります。10分ほど立ちました。
これだけでも嬉しいんですが、やっぱり歩きたい、でも歩けない。
わたしの関わったご利用者も同じような経験をされてたんだな、と思うと何か感慨深いです。
はやく元に戻りたい気持ちは人の基本的な欲求なのかもしれません。
痛み
お尻は相変わらず痛いです。ベッドで横になってるときは、さほど。
やっぱり座ったり、尻に圧をかけると痛いです。
咳するとお腹にひびきます。
ロピオンという痛み止めがよく効きます。
尿意
尿道カテーテルが入ってるので、勝手におしっこは出てて今まで尿意がなかったのに尿意が!
看護師さんに診てもらうと、尿のパックが満タンだったとのこと。それで膀胱に圧がかかったそうです。
パックから尿を抜いてもらうと治りました。
幻聴?
術後、個室でした。
個室のはずなんですが、カーテンの向こうから寝息が聞こえました。
看護師さんに「ここってふたり部屋ですよね?」と確認すると「個室ですよ」と返答。
「カーテンの向こうはなんですか?」と尋ねると、そこは洗面台でした。
『あれ?寝息は?完全に人の寝息が聞こえるんやけどな。まあ、いいか』と寝ました。
隣の患者さん
「○○さん、帰ったらひとりでしょ?はやく歩いて帰る準備しないと!」と看護師さんの声が響きます。
看護師さんもあの手この手で動いてもらおうとがんばってます。
そしてその高齢女性は動かれ始めました。
わたしも(声だけしか聞いてませんが)『この方、家に帰って生活を再建できるのかなぁ、訪問リハが必要そうやな。』と思いました。
看護師さんの話では独居高齢者が非常に増えているそうです。尚更、家での生活組み立てがいりますね。