Creative canvas
サービス名
Creative canvas(クリエイティブ・キャンバス)
お子様が持つ個性は、決して「社会に馴染めない原因」ではなく、「社会を豊かにする力」です。
背景
社会には、さまざまな特性を持つお子様がいらっしゃいます。しかし、その特性が十分に理解されず、周囲との関わりに難しさを感じ、孤立してしまうこともあります。こうした孤立が続くことで、お子様の心に孤独感や不安が生まれ、自己肯定感が低下してしまうことがあります。「自分は社会に受け入れられないのではないか」「どうして自分はうまくできないのだろう」そんな思いが積み重なることで、自信を失い、生きる力が弱まってしまうこともあります。さらに、他者との比較の中で「こんなはずじゃなかった」「自分なんて…」と、優しい心を持つお子様ほど、必要以上に自分を責めてしまうことも少なくありません。もちろん、これは数あるケースの一例に過ぎません。
それぞれのお子様に、それぞれの感じ方や状況があり、ご家族は常に「どうすればこの子が自分らしく成長できるのか」と模索されていることと思います。「この子の個性をどう伸ばしてあげればいいのか?」「自信を持ち、社会とつながるためには、どのような関わりが必要なのか?」こうしたご家族の想いに寄り添いながら、私はお子様一人ひとりの「特性」をアート表現として絵画にするサポートをいたします。「アート」を通じた表現には、言葉では伝えきれない想いや感性を形にする力があります。
コンセプト
「個性は、生きる力になる。」
すべての人が、それぞれ異なる感性や特性を持っています。その違いは、新しい世界を生み出し、社会を豊かにする大切な力です。
しかし、その個性を育む環境がなければ、違いは「壁」となり、孤立へとつながることがあります。
その結果、自分の存在に価値を感じられなくなり、
社会との距離が生まれ自分の存在意義が見えない状態になってしまいます。
Creative canvasは、その「壁」を「扉」に変える時間です。
アートには、人を癒し、つなぎ、未来を創る力があります。
活動事例の一例
私は今までたくさんの人々と絵を描いてきました。その体験を活かして個人のサポートをしていきたいと思っています。
サービス内容
Creative canvasは、一対一のパーソナルサポートを通じて、お子様の「個性」を大切に育てるアートプログラムです。
アートは、言葉を超えた表現手段であり、一人ひとりの 「個性」や「感じ方」 をそのまま形にできる貴重な機会です。しかし、創作活動においては、使う画材の種類や制作環境がご利用者様の特性に合っているかどうかが、とても重要になります。
「Creative canvas」では、お子様が無理なく、自然な形で創造を楽しめるようサポートし、個性を最大限に伸ばすことを大切にしています。
具体的には、安心して創作活動に取り組めるよう、一人ひとりの 特性や身体的なニーズに寄り添った画材の選定と制作環境のバランスを整え寄り添い一緒に作品制作をサポートさせていただきます。
作品(表現)が生まれると、つながりが生まれます。人は誰でも「表現する」ことで、世界と対話することができます。
「自分の描いたものを見てもらう」
「作品を通して、誰かが何かを感じる」
「好きなことをきっかけに、誰かと話せる」
それは、言葉を超えたコミュニケーションの始まりです。
Creative canvasは、ただアートをする場所ではなく、「表現を通じて、社会とつながる」サポートもさせていただきます。
必要であればアーティストとしてのご支援(プロデュース)もさせていただきます。
講師プロフィール
代表作品
Q&A
Q1. うちの子は周りの子と違う個性を持っています。そんな子でも大丈夫でしょうか?
A. はい、大丈夫です。Creative canvasは、お子様一人ひとりの個性を尊重し、そのままの姿で安心して表現できる場所です。
「周りと違う」ということは、決して欠点ではなく、その子だけの素晴らしい世界を持っているということです。Creative Campusでは、お子様の「好き」や「得意」を大切にし、自由な表現を通して、その個性がより豊かに育つようサポートいたします。
また、無理に何かを「できるようになる」ことを求める場ではありません。お子様が心から楽しみながら表現できることを第一に考えていますので、ご安心ください。
Q2. うちの子は人前で話すのが苦手です。展示会などに出すのは、本人にとって負担になりませんか?
A. お子様の気持ちを最優先にしながら、無理のない形で社会とつながる機会を作ります。
作品を展示することは、決して「目立つため」ではなく、「表現を通して誰かとつながる」ためのひとつの方法です。お子様が「作品なら見てもらえるかもしれない」と感じられるようになったら、少しずつ展示会への参加をご提案します。また、展示会は「自分の想いを誰かに伝えたい」と思ったときに参加すればよいものです。無理に出展する必要はありませんし、ご本人が安心できる範囲で関わることが大切です。「見てもらうことで、誰かが共感してくれるかもしれない」そんな経験が、お子様の自信につながるようサポートいたします。
Q3. 個性を伸ばすと、逆に社会に馴染めなくなるのではないかと不安です。
A. 個性を伸ばすことは、「社会とつながる力を育むこと」につながります。
Creative canvasでは、「自分らしさを大切にしながら、社会と関わる方法」を見つけることを大切にしています。社会に適応するために個性を押し殺すのではなく、「自分らしさが、社会の中でどう活かせるのか?」を考える場を提供します。例えば、アート表現を通して「こんな考え方もあるんだ」「自分の思いを形にすると、伝わるんだ」という経験を積むことで、自然と人との関わりが生まれ、社会とのつながり方を自分なりに見つけられるようになります。「違いがあるからこそ、新しい価値が生まれる」 そのことを、お子様自身が実感できるよう、丁寧に寄り添っていきます。
Q4. うちの子は自己肯定感が低く、「自分には何もできない」と言います。創作活動を通して、何か変わるでしょうか?
A. はい、創作を通じて「自分の表現には価値がある」と実感することができます。
創作は、ありのままの自分を表現する行為です。
「正解」や「間違い」がなく、自分の感じたことを自由に形にすることができます。Creative canvasでは、「うまく描くこと」よりも「自分の気持ちを大切にすること」を重視しています。作品を通して誰かとつながる経験を積むことで、「自分の表現が誰かの心に届いた」「作品を見て、共感してくれる人がいた」そうした体験が、自信や自己肯定感を育んでいきます。「できる・できない」ではなく、「表現すること自体に価値がある」と感じられる環境を提供しますので、少しずつ、ゆっくりとお子様のペースで前に進んでいけたらと思っています。
Q5. 他の子と比べて、成長が遅いように感じます。うまく描けるようになりますか?
A. 成長のスピードは人それぞれです。大切なのは、「うまく描くこと」ではなく、「表現する楽しさを感じること」です。
Creative canvasでは、お子様の「好きなこと」「興味のあること」に寄り添いながら、自然に表現の幅が広がるようサポートします。成長のペースは一人ひとり異なりますが、それぞれの歩みを尊重しながら、一緒に楽しんでいきたいと考えています。
また、「成長」というのは、目に見える技術の向上だけではありません。「自分の気持ちを形にすることが楽しい」「誰かに見てもらえることがうれしい」
そうした気持ちの変化も、大切な成長のひとつです。お子様のペースを大切にしながら、表現することの喜びを感じられるよう、一緒に歩んでいければと思っています。
Q6. Creative canvasでは、どんなサポートを受けられますか?
A. お子様の「そのままの個性」を大切にしながら、創作を通じて自信を育むサポートをいたします。
自由な創作の場の提供
お子様が安心して表現できる環境を整えています。作品を通じた社会とのつながり
展示会や発表の場を通じて、お子様の表現が誰かの心に届く機会をつくります。自信を育むサポート
「表現することの楽しさ」を重視し、できる・できないではなく、「自分らしさを大切にすること」に焦点を当てます。ご家族へのサポート
お子様の成長を一緒に見守りながら、ご家族の不安や悩みにも寄り添います。
お子様が「自分らしくいられる」環境の中で、表現の楽しさを感じながら、少しずつ自信を育んでいけるよう、一緒に歩んでいけたらと思っています。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。
こんな方におすすめです
Creative canvasは、特性に寄り添った支援を必要とするお子様や、社会との関わりに難しさを感じているお子様が、自分らしく安心して表現できる時間です。
1. 障害という特性をお持ちのお子様
(例:発達障害、知的障害、身体的なハンディキャップ など)
2. 不登校のお子様
(学校の環境が合わず、通学が難しい、集団生活が負担になっている など)
3. ひきこもりがちなお子様
(社会との関わりに不安を感じ、外出が難しい、人と接することに強いストレスを感じる など)
4. 言葉でのコミュニケーションが苦手なお子様
(会話が難しい、気持ちをうまく伝えられない、他者との意思疎通に困難を感じる など)
5. 感情のコントロールが難しいお子様
(怒りや悲しみをうまく表現できずに困っている、情緒の波が大きい など)
6. 他者との関係が苦手なお子様
(対人関係が苦手、集団の中で居場所を見つけられない、孤立しがち など)
7. 繊細な気質を持ち、周囲の刺激を受けやすいお子様
(HSC(ひといちばい敏感な子)、環境の変化に強いストレスを感じる など)
8. 強いこだわりを持ち、柔軟な対応が難しいお子様
(特定のものに強い興味や執着がある、予定の変更や環境の変化に適応しにくい など)
9. 学習が苦手、または独自の学び方が必要なお子様
(学習の進め方に困難がある、特定の方法でしか理解しにくい など)
10. 自己肯定感が低く、自信を持ちにくいお子様
「自分には価値がない」と感じやすい、何かに挑戦することを怖がる など)
対応エリア
岐阜県(その他の県は要相談になります)
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お問い合わせ先
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#アート