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【閲覧注意】火災直後の工場内の様子

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翌日、
朝起きると、

火事は夢だったかも?

と軽く現実逃避。

まぁ、そんな訳はなく
汚れてもいいジャージを着て会社へ。

目の前には焼け焦げた工場が。
改めて火災にあった現実に引き戻されます。

空を見上げるとヘリが飛んでます。
後で分かったのですが、報道のヘリで夕方のニュースで放送されました。

しばらくすると、
解体業者の人がいきなり来社。

解体業者
「社屋取り壊しますか?その時はうちが安くできますんで!(ドヤっ)」

そう言い残し
名刺を置いて帰っていきました。

取り壊しますか?
と聞かれた時、とても悲しくなったのを今でも覚えています。

社内を一通り見回ると
事務所はなんとか無事でした。

(パソコンが無事だったのが本当に良かった!)

煤で真っ黒になった事務所にて
お取引先様や、各関係者様に事情の説明と謝罪のお電話を。

通販でキャンドル材料のご注文いただいていた分も全てキャンセル。
当時ご注文いただいていた方本当に申し訳ありません。

電話するたびに、たくさんの方に多大なご迷惑をお掛けしてしまったと
反省と後悔の気持ちが積もります。


ここから先は
火災直後の工場内の画像を載せています。

決して見て気持ちのいいものではなく
ショッキングな光景だと思いますので
ご注意ください。






黄色い箱に箱詰め前の蝋燭が入っていましたが全滅でした。

画像1


天井が焼けただれています。一部穴も空いています。

画像2


散乱したパーケージ。下には大量の蝋燭や線香が隠れていました。

画像4


地面は固まったロウと煤、水で大変なことに。

画像5


袋詰めする機会。外見だけでなく、中身の基盤もダメになっています。

画像6


配管、蝋燭を作る機会も全滅。

画像6


こんな感じで建物自体も焼け焦げ
ローソクを作る機械も全滅です。


とても営業できる状態ではありませんが・・・


ここで決断を迫られます。

会社を復旧させるか
このまま廃業するか。

会社を復旧させるとしたら
莫大なお金と時間がかかるのが
容易に想像できます。

廃業するとしても
莫大な損害だけが残り
従業員全員が職を失います。

前に進もうとしても崖っぷち。
後ろに下がろうとしても崖っぷち。

まさに谷底まっしぐら!

こんな状況で、
当然社長はいろんな思いがあったようですが…。

私の思いは・・・



必ず復旧させる!



1930年(昭和5年)に大好きだった曾祖父が創業し
生まれた時から共に過ごした会社が無くなることは考えられませんでした。


頭が悪い私は

こんな悪いことが起きたなら
今後とても良いことも起こるでしょ!

と全く根拠のない自信がありました(笑)

ということで、早速復旧に向けての活動が始まります。
まず初めにしたのは・・・


続く

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