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バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとは。前編
前回、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとは何かは、次の記事で詳しく紹介します、と書いてから、バタバタしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
ようやくですが、今回は、私が受講した、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとは何かのお話(前編)をします。
そもそも絵本の読み聞かせは、資格なんてなくてもできますよね?
でも私はこの講座の存在を知ってから、絶対に受けたい!とずっと思っていました。
知らない単語や表現があったとしても、ただ読むだけなら、たとえ英語絵本でも読めます。
でも私は我が子に英語絵本の読み聞かせをあまりやっていませんでした。
日本語の絵本の読み聞かせはやっていたし、英語の歌や動画はおうち英語として取り入れていたのに…。
それはなぜか。自分で振り返ってみて気づいたのです。
きっと、どんな絵本を、どうやって読んだらいいのか、よくわからなかったからだと。
英語絵本の、イラストや海外の文化が垣間見れる点などは好きだったので、数冊は買ったり、図書館でもよく借りたりしていましたが、なんとなく読んでいただけでした。
読んでいる私も別に楽しくない。聞いている我が子も興味なさそう😅
そんな時に出会ったのが、こちらの一般社団法人音読協会でした。
この協会は、英語絵本のご家庭での読み聞かせを推進している協会なのですが、こちらの協会の何に共感したかというと、絵本の読み聞かせ活動や講座を通して思考力豊かな日英バイリンガルの育成をサポートする、つまり、英語教育ではなく、母語である日本語の成長も大切にしながら、親子で楽しく英語も身につける、という点です。
ちなみに、バイリンガルの分類は様々ありますが、今回は簡単に以下の3つに分けて説明します。
バランスバイリンガル:
二言語の能力に差が無く、二言語ともネイティブ並に使うことのできる人。
ドミナントバイリンガル:
どちらかの言語が優勢で、二言語の能力に差がある人。その差は、大小様々。
ダブルリミテッドバイリンガル:
どちらの言語も中途半端で、年齢相応のレベルで使えない人。
音読協会の目指しているバイリンガルは、母語(日本語)での思考力を豊かに育て、それを基軸に将来的に英語も使えるドミナントバイリンガルで、英語!英語!の早期教育ではないのです。
私は別に英語の早期教育を否定しているわけではありません。
ただ、母語を基軸にすることの重要性は、この協会に限らず、多くの研究結果でも示されています。
そもそもバランスバイリンガルは、実際には多くはなく、二言語、もしくはそれ以上を巧みに使える人でも、やはり基軸となる言語がそれぞれあるということです。
我が子も私も、日本で暮らし、日本語をメインで話す生活の中で、幼いうちから、英語!英語!となる必要はあるかなと思う一方で、英語教育は耳と脳の発達のいい、幼いうちからという意見にも納得もして、なんとなく英語やっといた方がいいかなーと思っていた私にとって、協会の理念や取り組みがすごく腑に落ちました。
こちらの協会は、インストラクター養成講座以外にも、色々と講座を開講しています。
ご興味のある方はぜひ協会のウェブサイトをご覧ください。
ちょっと宣伝っぽくなってしまいましたが、今回はここまでです。
次回は、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとは何かについてを今度こそ書きます。(ひっぱってスミマセン)