もしものとき~生命保険と損害保険
こんにちは。
何かあったときの備えに、保険を考える人は多いでしょう。
では、どんなときのために、どんな保険が必要なのでしょうか。
何となく、体のことは生命保険、モノのことは損害保険、みたいな形でぼんやりはわかるけど、違いはなんだっけ、となりますね。
今日は、生命保険、損害保険、そして第三分野の保険の違いについてです。
1.生命保険(第一分野)
「生命保険」は、主に「ヒト」に関わるリスクに備える保険です。
「生命保険」は、病気やケガで自分自身や家族、大切な人に万が一のことが起こったとき、残された家族の生活を金銭的にサポートするものです。
以前生命保険の4種類について説明しておりますので併せて確認してください。
2.損害保険(第二分野)
「損害保険」は、主に「モノ」や「財産」に関わるリスクに備える保険です。
「損害保険」は、偶発的な事故や災害で自動車や建物に損害が生じたとき、その経済的なダメージをカバーしてくれます。
そのほかにも、偶発的な事故で他人を傷つけてしまったときの損害なども補償の対象となるタイプもあります。
自動車事故で他人や他人の物を傷つけてしまったときに備える「自動車保険」
火災・風水災などの自然災害で建物や家具が損壊したときに備える「火災保険」
地震で建物や家具が損壊したときに備える「地震保険」
などが代表的ですね。
3.第三分野の保険
さて、聞きなれない「第三分野の保険」。
「第三分野の保険」とは、生命保険と損害保険の中間的な領域にまたがる保険のことです。
生命保険が第一分野、損害保険が第二分野としてカテゴリーされていることから、それら以外の保険として第三分野と呼ばれるようになりました。
「第三分野の保険」で代表的なものとしては、病気やケガで入院や手術をしたときに備える「医療保険」や、がんになったときの高額な医療費に備える「がん保険」などがあげられます。
まとめ
ひとことで「保険」といっても様々ですね。
どんな「もしものとき」があるのか、どんな金銭的なダメージが考えられるのか、それを保障するサポートする保険にはどんなものがあるのか、ただ単に「備えて保険」ではなくきちんと「見える化」しましょう。