「この会社、辞めようかな」と思ったら『自分史上最高の働き方がわかるワーク』を読んでください!
仕事のトラブルの9割は、「自分を知らないこと」で起こる
著者の中尾文香氏(働きがい創出コンサルタント)は、「働きやすさは、生きやすさ」と言います。ここで言う「生きやすさ」とは、自分らしく働くことが幸せにつながる、という考え方です。
けれど、言うは易く行うは難しで、一体どのくらいの人が、自分らしい働き方を実現できているのでしょうか。
多くの人は、「自分の強みがよくわからない」「一生懸命がんばっているのに、周囲には認められていないと感じる」「職場での人間関係がいつもうまくいかない」「望む仕事に就くことができていない」「今の仕事にやりがいや働きがいを見出せない」……といった悩みを抱えています。
では、こういった悩みを解決するには、どうすればよいのか? 本書が伝えるのは、そのいちばんの近道となる「自分を知ること」です。著者いわく、自身が行ってきた数多くのキャリア・コンサルティングでわかったのは、「仕事のトラブルの9割が、自分自身を知らないことで起こっている」ということでした。
著者が代表理事を務めているNPO法人「ディーセントワーク・ラボ」では、SDGsの8番目のゴールとして掲げられている「ディーセント・ワーク」をテーマに活動しています。
「ディーセント・ワーク」とは、「自分らしく働くために、働き方をカスタマイズすること」。自分らしく働くということは、自分が本来持っている強みを知り、それを生かすこと。そして、自分がいちばん心地の良い状態でいられる働き方を実現することです。
本書ではこの「ディーセント・ワーク」の考え方をベースとした「働き方タイプ別診断書」のワークによって、あなた自身のことがよくわかるようになっています。
さらに、このワークのすごいところは、一緒に働く上司、部下、同僚など、あなたの周囲にいる職場の人の強みや弱み、どんなことを大切にして、どんなこだわりをもって働いているのかまで、代表的な3タイプでわかるようになっています。
今までははっきりと意識していなかった考え方のクセ、行動パターンをぜひ読み解いてみてください。自分と周囲の人を知ることで、あなたの毎日が自分らしい、働きがい、生きがいのあるものになるように、ぜひ本書の「働き方タイプ別診断」ワークを活用してください。
『自分史上最高の働き方がわかるワーク』
著・中尾文香 小学館 定価¥1,430(税込)A5判 128ページ
著者の紹介
中尾文香(なかお・あやか)
働きがい創出コンサルタント。NPO法人ディーセント・ラブ代表理事。社会福祉士、博士(社会福祉学)。現場から研究、政策提言までダイナミックに活躍するソーシャルワーカー。SDGsの8番目の目標でもある「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」を体現。障がい者の働きがいと役割の創出のために、これまで300以上のプロジェクトを企画・運営。一般の企業では、アクセンチュア株式会社、ヤフー株式会社系列、ウイングアーク1ST株式会社、京都市、NPO法人など、100社以上の企業、団体のコンサルティングや研修、協働事業を実施している。
●イベントのお知らせ
「自分らしく働く」ことをテーマにしたイベントがオンラインで開催されます!村上佳菜子さん、小栗 了さんなど様々なゲストを迎え、本書を使ったワークショップなど盛りだくさんのプログラムでお届けします!
インクルーシブな社会をめざすイベント「トントゥフェスティバル」開催概要
日時:2021年9月18日(土)・19日(日)10:00〜17:30ごろ
方法:オンライン開催
参加:無料(ただし一部のワークショップは有料)
主催:特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ
トントゥフェスティバル<オンライン>ページ:https://tonttuproject.com/watch
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