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【受講生の声】相続手続きのこと聞いてきます!

エンディングノート体験講座5回目は遺言書は必要か?必要ないのか?をテーマに講義した後、受講生さんご自身についてのワークに取り組んでもらう流れです。

2. 相続について法律で決められていることを知ってわかる遺言書の大事さ

相続や遺言書のことって、多くの人は知らないまま相続手続きを迎えていると思います。だから、実際に相続手続きをしないといけないときになって「相続って、こんなに手間がかかるんや~!」と驚かれる人が多いです。

一度相続手続きを経験された人は、「自分のときには子どもたちが困らない様にちゃんとわかるようにエンディングノートを書き残しておいてあげようと思います。」と行動されています。

第5回目の講座では、まず遺言書が必要なのかなくてもなんとかなるケースなのかを判断してもらって、その後に相続についての説明をしています。

受講生が抱えていた疑問

受講生の方は、寄付をしたいと考えておられました。その場合はどうすればいいのかという疑問を抱えておられました。

まずは、受講生の方の相続人の順位と相続する割合を把握してもらって、
遺言書にはなくても、絶対にもらえる最低限の相続分(遺留分)がある人のことも把握しておかないと相続手続きがスムーズに進められなくなります。

これを踏まえた上で、どのくらい寄付をするのかを決めていくことになります。今はまだ、具体的にどこに寄付をしたいのかは決まっていないということでしたので、今後はこれを決めていくことからのスタートになります。

今回の受講生の方の場合、寄付も考えておられたので遺言書を作成した方が良いケースでした。

3. 金融機関に聞きに行ってきました。

講座中に、利用している金融機関によっては相続手続きの申請が金融機関の窓口になる場合もあり出向かないといけないことをお話すると、「今度、金融機関に行って聞いてきます。」と仰られていました。

そして次の講座のときに「金融機関に行って相続手続きのことを確認したら『相続手続きの冊子』をくれました。」と報告してくださいました。

講座に参加して学んだことで今、できることから直ぐに進めておられることが私もとても嬉しく自分の講座のやりがいを実感させてもらえる瞬間でもあります。

4.遅いわ!私は10年以上前に書いた。

講座が終わった後、自分の希望が整理されて兄弟姉妹に会われたときに、お互いの考えを話されたそうです。
今回の講座でエンディングノートに一歩踏み出すことで、兄弟姉妹でそういう話ができたのは、とても有意義なことだと思います。

そして、受講生の方が妹さんに「私今、エンディングノート書いてるねん。」と言ったら、しっかり者の妹さんに「遅いわ!私はもう10年以上も前に書いた。」と言われたそうです。

この受講生さんも、「こんなんはもっと早く書いておくことや。」と仰ってました。
私は今までに、「私にはまだ早い。」と先延ばしにしているうちに、口だけは元気でも、考える体力がなくなって書けなくなった人を見てきています。

今回の受講生の方は、まだまだ元気にご活躍されている方なので色々とやるべきことをこなして、どんどん進めていかれているので、本当に良かったと思います。

人生最期に後悔しない生き方をしていかれる方をどんどん増やしていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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清水友子/エンディングノート行政書士
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