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A Place in This World

■製作者:ヤマモン
■使用キット
RODEN 1/35 1947 PD-3751 Silverside Bus

両サイドの銀色の波板(シルバーサイド)が特徴的な都市間長距離バス「グレイハウンド」。 そのノスタルジックな形状が好きで、RODENのキットは自分の技量ではオーバースペックかもと思いながら制作しました。
作品タイトルの「A Place in This World」は世界的に有名な女性シンガーの曲から拝借。 自分の居場所を探して、旅立つ少女を情景にしてみました。

1950年頃の車体ですが、時代設定は無視してファンタジーとしてご覧ください。 また、少女のフィギュアを回転させることで、出発と到着の両シーンを楽しめます。


・製作について

【キット(バス)について】
・RODENから約2年前に発売された新しいキットなのですが、色々と苦労しました、、。窓塗装のマスキングは流石に手作業では難しいと思い、カッティングプロッターを導入。機械ってホントに便利!
・チップLEDを詰め込みました。キットサイズは大きいのですが、電飾部分のスペースはそれほど広くなく、LED設置と遮光に苦労しました。またキットは透明パーツ化されていない場所が多く、透明UVレジンやプラ材等で置き替えています。
・リベット追加や金属線への置き換え、自作パーツ、筋彫りなど、各所をディティールアップしています。
・実車の波板はアルミ製なので本来は茶色に錆びませんが、僕の好みで錆びさせてます、、。

【フィギュアについて】
・NUTSPLANETから発売された女性フィギュアで風にたなびく服や髪が気に入っています。 ギターケースを持たせ、少し見上げたポーズにするために改修しています。スカート裏もリュータで削り薄々化しました。
・ドライバーの体はミニアート、頭はマスターボックスを使用しています(多分、、)。運転席にフィットさせるため、ポーズ変更しています。
・当初は乗客もたくさん乗せるつもりで製作してたのですが、キットは若干ディフォルメされているのか、フィギュアが入りませんでした。(フィギュア改造作業が無駄になりました、、悲)

【ベースについて】
・時計はミニアートのキットを元に改造しました。バスの前面を照らすために街灯を追加しています。
・少女のギターケースとトランクはプラ材のスクラッチ、ベンチは真鍮線と木材によるスクラッチです。
・猫はマソモデルの3dpキットを使用しています。 ・側溝部分はプラ材、歩道部分はミラコン、アスファルト部分はモデリングペーストと砂、黒ジェッソで製作しました。


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