【ドラマ感想】受験のシンデレラ

２月も最終日となりましたが、
まだまだ受験シーズン中ですね。
本人はもちろん、家族も落ち着かない日々だと思います。

受験シーズンになると、受験がテーマの小説やドラマが気になります。
今年は息子が高校受験だったので、
「受験のシンデレラ」というドラマを何気なく観始めました。
（NHKオンデマンドで観られます）

２０１８年に放送されたNHKのプレミアムドラマです。
小泉孝太郎さん演じる元カリスマ予備校講師と、川口春奈さん演じる勉強があまり好きではない（？）な定時制高校生の出会いで、無謀な挑戦が始まる！という、何となくストーリーが想像できそうな感じではありますが、回を重ねるごとにどんどんハマっていきました。

あまり書くとネタバレになりますので、
簡単に。
爽やかな小泉さんが自身の問題に苦悩しながらも、自分が信念をもってやってきたことの答え合わせをしようとする姿が素敵でした。
川口さんは、挑戦に立ち向かう役が似合いますね。
彼女からは、パッションとパワーを感じるのです。
口角がキュッと上がった凛とした顔立ちも、影響している気がします。
脇を固める俳優陣もベテランで、
見応え十分。

そして、さすがプレミアムドラマ、
丁寧な作りで奥が深い。
私はNHKが作るドラマのクオリティの高さに、いつも驚かされています。

途中、何度も涙してしまいました。
終わり頃には、彼らを見守る仲間の一人となっていました。

もしNHKオンデマンドで観られる環境にあるのなら、ぜひオススメしたい名作です。

ちなみに原作は、医師で作家の和田秀樹さんです。
和田さんは、東進ハイスクールの顧問も歴任されており、また、1983年に創設した東京大学受験指導専門塾鉄緑会の創設メンバーの一人でもいらっしゃるようです。
医学から教育分野まで、幅広く活躍されておられます。
これを機会に、和田さんのご著書を読み始めたいと思っています。