ハロプロソロフェス、全員分考えてみた。vol.8 CHIKA#TETSU編
金澤朋子さんお誕生日おめでとうございます!!
大好きです!!
もはや放送日直前となってしまい、衣装の画像やインタビューなどもあがっていますが、ハロプロソロフェスのソロ曲全員分を妄想するシリーズの最終回をお送りします。
トリを飾るのは鉄道系激カワカルテット、CHIKA#TETSUです。ちょびちょび書いていたらまたとっちらかってしまいましたが、どうかお目溢しを。
エントリーNo.49 江口紗耶 Kiss! Kiss! Kiss! / Buono!
CHIKA#TETSU最年少で最長身のプリンセスさやりん。ビヨーンと伸びているのは手足だけではなく、歌唱力もまた見事な成長曲線を描いています。まだあどけなさの残る顔立ちとは裏腹に、ハスキーかつ芯のある声質を活かした伸びやかな歌声は本格派という言葉が浮かびます。
ピッチの甘さはあるものの声域は広く、リズムはたまに崩れることもありますがハロプロらしくアクセントが明確なので非常に聞きやすい。そしてなんといってもまだ16歳。これから数年のうちに大化けしてヲタクを驚かせる可能性はかなり高いと思います。江口株を買うなら今です。
ビヨの寸劇でついたコミカルな印象を裏切ってセクシーな曲で決めるのもありですが、それは経験を積んで技術的にも精神的にも覚醒した状態でやって欲しい。
そこで今回は鉄板のアップテンポで弾ける曲をリクエスト。彼女は元々もってるリズムが縦ノリな感じがしますしね。持ち前の構えがない自然体の良さを発揮して元気いっぱいに跳ねて欲しいです。
次点はベリの「恋はひっぱりだこ」。底抜けの明るさと同時に感じてしまうエモさはさやりんの歌声にぴったり。
エントリーNo.50 西田汐里 シルバーの腕時計 / モーニング娘。
デビュー前から研修生一番人気と目されていた魔性の京女、西田汐里。とびきりのビジュアルメンや圧倒的なスキルメンではありませんが、キュートなえくぼと作為と不作為の入り交じるあざとさで多くの支持を集めてきました。
ハロヲタから愛されるあざといメンの共通点は自己プロデュースの高さです。かつて実力診断テストでチョイスした「ゴールデン チャイナタウン」はイマイチ跳ねなかったものの、自分の声質やキャラクターへの理解と、あえてセオリーに反する大胆さを感じたものです。
とはいえ、それだけでは七面倒臭いハロヲタを虜にはできません。その人気の土台にあるのは確かなパフォーマンス力で、しなやかなダンスとパワフルかつ細かなニュアンスまで意識された歌唱はどちらも高水準。
バースデーイベントでは初っ端から「ガタメキラ」で圧倒したかと思えば、「ラッキーチャチャチャ」で愛嬌を振りまくなど、初めてのソロイベントとは思えないステージングでソロでも会場を支配する力があることを示していました。一曲通したダイナミクスの付け方が見事ですね。ビヨでは個人戦最強でしょう。
リクエストした「シルバーの腕時計」の原曲改めて聞いたら、鞘師が天才過ぎてこりゃエースだわって思ったんですが、一音に込められる感情の量では西にも特筆すべきものがあります。ビヨの裏エース西田汐里には、山崎夢羽をおしのけるくらいの気持ちで歌って欲しいです。
次点は田中れいなで「キラキラ冬のシャイニーG」。散々夏曲を推しておいてあれですが、この曲をやり切る西をみてみたいし、西ならやりきれるはず。
エントリーNo.51 島倉りか ロマンティック浮かれモード / 藤本美貴
最初にお詫びをしないといけません。これ普通に去年のバースデーイベントで歌ってましたね。きしもんに続き、完全に見落としていました。
振り返るとまおぴんのcrazyも2017年にやってましたが、筆の勢いを落としたくなかったので無視していました。更にえりぽんの原色GALも去年やってたし、次点だけどフクちゃんのピーナッツバタージェリーラブも2017年のバースデーイベントでやっていました(娘。9期〜11期のように歴が長いメンバーに関してはもう既出になってしまうのは避けがたいだろうと思いあえて既に歌ったことのある曲をチョイスした部分もあります)。
ただ、一回しかバーイベをやっていない島倉りかちゃんの曲被りは意図しない失態です。
そもそも、「ロマンティック 浮かれモード」、通称「ロマモー」をリクエストする時点で絶対に確認しておくべきでした。なんとこの曲、バースデーイベントにおいてハロプロ全楽曲の中で最も多く歌われている曲なのです。実際に直近5年のデータをみてみると、
2015 中西
2016 矢島&萩原、和田桜子、岡井、野中
2017 梁川、工藤&譜久村、山岸
2018 野村、浜浦、金澤、段原、広瀬、植村
2019 島倉、山木、岡村美波、稲場
2020 牧野
と合計19回、21人ものハロメンにカバーされていました。他のFCイベやハロコンなどを含めるとハロメンの3人に一人くらいは歌っているド定番曲といえるでしょう。
ちなみにバーイベのデータに関してはこの方のブログを参照させていただきました。古いセトリというのはググってもすぐには出てこないことも多いので非常にありがたいです。
さて、島倉りかちゃんといえばいちご飴ですよね。
なんでこんなに面白いんでしょう。ハロメンの動画で腹が痛くなるまで笑ったのは久しぶりです。
あと島倉りかちゃんと言えば、クワガタですよね。
なんでこんなに面白いんでしょう。編集センスも鬼です。
そして島倉りかちゃんといえば昭和歌謡。
もう目をキラキラさせて語るってこういうことかって思うほど輝いてますよね。いっそ「赤いスイトピー」をリクエストしようかと思ったんですが(革命元年にカバーしているのでハロ曲扱い)、ハロプロ以外の曲はハロコンでやるみたいなのでまぁやめておいて良かった。
「ロマモー」はハロ曲で昭和アイドルのようなキラキラ感を出したいと思ったのと、クールで艶のある声質がミキティと相性良さそうだったのでリクエストしたのですが、そんなことは本人も承知だったよう。とはいえこんなんいくら聞いても良いので、もし実際に歌われることがあればテレビに向かって「大の大人が!!!」と叫びたいと思います。
次点はベリで「にぎやかな冬」。にしに続いて季節ガン無視ですが、夏生まれなのであんまり歌う機会もないと思うので、りか様の奥底から流れ出す適当な空気でごまかしてしれっとやっていただきたい。真面目な顔してふざけるのは大得意ですもの。
エントリーNo.52 一岡伶奈 心の叫びを歌にしてみた /℃-ute
いよいよ最後のメンバー。52人目はCHIKA#TETSUのリーダーにしてマスコットでもある一岡伶奈さんです。
一岡リーダーの新グループという話を聞いた当初は、本当にいっちゃんにリーダーが務まるのか、売れるグループが作れるのかと心配し、CHIKA#TETSUというユニット名を聞いた際には、地下を彷徨うことになりはしないかと不安になったものですが、全て杞憂でした。
状況を一変させたのはなんといってもいっちゃんの趣味から生まれた「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」の存在です。
ただ、この曲がこれだけ跳ねたのには、メンバーの確かな実力があったからこそ。カラオケで歌ってみればわかりますが、細かく刻むサビも、長尺の台詞も、決して簡単なものではありません。
現在楽曲面ではカッコいい系の雨ノ森 川海と王道アイドルのCHIKA#TETSUといった方向性になっていますが、パフォ面でみると平均のダンス力の高さが強みである雨ノ森 川海に対して、歌唱メンが4人揃っているのがCHIKA#TETSUといえるのではないでしょうか。
やがてこぶしファクトリーやJuice=Juiceやにも並ぶボーカルグループへと成長することを期待してしまいます。そして、その核となるのがいっちゃんのエモーショナルな歌声であることは論を待ちません。
ドがつく天然で、普段は何を聞かれてもあっけんからんとしており、人生とても楽しそうないっちゃんですが、彼女にもデビューまでの長い道のりで人知れず流した多くの涙があったそうです。
実はネガティブな面もあるいっちゃん。だからこそ切ない詞が似合うのでしょうか。リクエストは「心の叫びを歌にしてみた」。実は52人の中で最初に決まった一曲です。長年の努力の結晶のような現在のいっちゃんの歌声は、この曲に誰よりも説得力をもたせてくれるでしょう。あなたの代わりはどこにもない。
次点は「冷たい風と片想い(TYPE B)」。妖艶に。
はい、以上ハロプロソロフェス全員分考えてみたでした。自分でも引くほどの長文に読んでいただいた方々のお時間をいたずらに奪ってはいないかと不安ではありますが、少しでもお楽しみいただけたのなら幸いです。
個人的にはこれをきっかけに新たな魅力に気づけたハロメンも沢山いましたし、何より過去のハロプロ楽曲を聞き直すきっかけになり、非常に有意義な時間になりました。
あとは、放送を待つのみ。ほのぴのパジャマ、見たかったな...