ハロプロソロフェス、全員分考えてみた。vol.3 アンジュルム編

ハロプロソロフェス全52人分のソロ曲を考えていくシリーズ、第三回です。誰に頼まれたわけでもないのに連日ハロプロ楽曲を聞き漁っている影響で寝不足で情緒もタイピングも不安定になってきています。寝るしかない。

さて今回はアンジュルム。以前ライブハウスツアーで全員がソロ曲を歌う企画があり幸運にも一回入れたんですが、全員選曲もパフォーマンスもまさに十人十色で素晴らしく、それぞれが自分の魅せ方をよく知っているなと感心しました。あの時の10人のうち既に４人がいないのは寂しい限り。ただ新メンバーの歌唱は楽しみですね。

No.15　橋迫鈴　赤いイヤフォン / アンジュルム

研修生実力診断テストのスターとして毎回会場を沸かせてきたりんちゃん。今回彼女がどう攻めてくるか。どうやったらベストパフォーマンス賞が取れるのか。非常に妄想が広がる楽しいテーマです。

ハロプロらしく背伸びしてセクシー系とか、バラードとかモンキーダンスとか様々な案が頭をよぎる中で思ったのは、やっぱりアンジュ曲を歌って欲しいなということ。アンジュに入りたいと公言しながらも実力診断テストでは℃−ｕｔｅ→ベリ→Juiceと別グループの楽曲を歌ってきたりんちゃん。彼女がアンジュのメンバーとして胸を張ってアンジュ曲を披露なんて考えただけでグッとくるじゃないですか。

『大器晩成』や『次々続々』、『46億年LOVE』といった代表曲も捨てがたいとは思いつつ、イントロが鳴り響いて踊り始める瞬間のカタルシスを考えたらこっちだと思います。次点は「カクゴして！」お茶の間が幸せに包まれること請け合い。

No.16　伊勢鈴蘭 ライバル / Berryz工房

もし選曲抜きに誰が勝つのかを賭けるとしたら（私的な賭博は犯罪。定年が早まってしまうのでやめましょう）、私はツアーの払い戻しを全額れらぴに突っ込みます。

素朴な笑顔と色気満点の歌声が生み出すギャップの谷間は都営大江戸線の六本木駅のように深く、既にガチ恋ヲタ量産体制に入っています。そろそろアンジュに置いてもハロプロにおいてもエース格としてのブレイクスルーが求めれてくる頃かもしれません。

その前途有望な歌唱力もさることながら、感情表現と曲の解釈センスが抜群で、れらぴが歌えばだいたい名曲になります。プラチナ期の辛気臭い三部作や、メロン記念日のロックナンバーなど、どれも非常に良さそうなのですがこれというのがどうも選べない。悩みに悩んだ末に実は王道のアイドルらしい楽曲の方が強い印象を残せるのではないかと思いました。

Aメロは表情豊かに乙女の葛藤を歌いつつ、サビではとびっきりのキラキラスマイルを振りまいて欲しいです。そういや姉貴も出てくるな。

次点は松浦亜弥の「LOVE涙色」。上國料先輩の伝説的なパフォーマンスが印象に新しいですが、れらぴの粘り気のある声ならまた違ったテイストに仕上がるはず。

No.17　船木結　ENDLESS SKY / モーニング娘。'15

本来なら３月末に卒業の予定だったふなちゃんが今夏の番組に出場とは全くなんて世界線に迷い込んでしまったのでしょう。この世界の混乱はふなちゃんの卒業を阻むために歴史改変を繰り返しているハロヲタのせいではないかと思い始めました。

これで優勝して冠番組を持ってしまったら更に困った事態になりますが、そうなったらもうそのまま無理くり口実を作り続けて１０年くらいハロプロにいてもらうことにしましょう。

ということで、ふなちゃんに歌ってほしいのは中島卓偉で「続けろ」です！！！

というわけにも行かず、やっぱりいつかはハロプロを巣立つ日を迎えるふなちゃんですから、思いっきり卒業を意識して卒コンでは歌われないであろう「ENDLESS SKY」を選びました。すっかり佐々木莉佳子から卒コン号泣芸人としての座を奪ったふなちゃんですが、自分の番では清々しい笑顔で飛び立って欲しい。ふなちゃんはパワフルな低音と共に高音も得意なので鞘師よりも余裕を持って伸びやかに歌えると思います。涙につまることなく笑顔で歌われたら、こちらの嗚咽が止まらなくなるでしょう。

歌い出し「身長が伸びた」で、「いや全然伸びとらんわ！！」ってセルフツッコミも期待できて、もう冠番組は当確。ただリクエストが通るかは一重にふなちゃんの気持ち次第。BDイベではマイナー曲を掘り下げる傾向もありそうそう選ぶとは思えませんが、見たい、見たいぞ。

次点はJuice=Juiceで「銀色のテレパシー」。リアル天使なふなちゃんも見たい。

No.18　川村文乃　ハッピーサマーウェディング/ モーニング娘。

かわむーの鈴がなるような声はハロ内でも異質。グループ歌唱では良いアクセントとなりますが、ソロだとどうしても可愛い系によりますね。そこで℃−ｕｔｅ曲を中心にクール系パターンも探ってみたものの、やっぱり絶対可愛い方が良いという結論に達しました。

スマ曲は結構バースデーとかで歌っているみたいなのでここは娘。のスタンダード・ナンバーで行きましょう。夏生まれのかわむーにぴったりなハピサマです。でもかわむーが彼氏連れてくること考えたら父さん胃が痛くなってしまうよ。

次点は℃−ｕｔｅで「わっきゃないZ」。村上愛の突き抜けるハイトーンボイスを再現希望。

No.19　笠原桃奈 待てないアフターファイブ /カントリー・ガールズ

うだるような暑さのせいか頭は完全に真夏。幻と消えた2020の夏ハロで歌われるようなナンバーが続きます。最近の笠原桃奈さんから流れ出す魔性のオーラをそのままストレートに打ち出すのも殺傷力高いですが、すまし顔で焦らされるのもあり寄りのあり。

ジャジーでアップテンポな4ビート　✕　桃奈の色気と迫力

これは優勝ですね。

電話も出てやんないとかすねられたらもう、エーゲ海まででも連れて行きたくなります。大人っぽく気取りながらも抑えきれない愛嬌に悶えまくりたい。我ながらこれは完璧な選曲です。次点はJuice=Juiceで『裸の裸の裸のKiss』。直球をまともにくらって卒倒します。

No.20　上國料萌衣　控えめに言って /　アンジュルム、中島早貴、石井杏奈、高瀬くるみ(『演劇女子部「夢見るテレビジョン」』より）

えっ？

今、そんな曲知らないって言いました！？

控えめに言って正気ですか！！！？

今すぐDVDを買うのです。１億回聞けるサントラが付いてきます。

「夢見るテレビジョン」はカミコが出ずっぱりで歌いまくるミュージカル。カミコ、桃奈、かわむー、ふなちゃんの４人で歌う「夢」は、この４人の愛称、「夢組」の由来として広く知られるようになり、僕も舞台を生で見た時には夢という概念を具現化したような光景に尋常ではない高揚感を覚えたものです。

しかし今回推したいのはそちらではなく、ほぼカミコのソロで歌われる「控えめに言って」です。ドラマチックに曲が展開していくザ・ミュージカルなナンバーですが、カミコの脳を揺さぶるクリスタルボイスの魅力がこれでもかと詰め込められているのです。ハロプロの中であの天国の扉が開いたような「hummmm」を歌えるのは間違いなく彼女しか存在しません。

カミよお願いです。もう一度あの天上の音楽の美をこの荒廃した大地に響かせて下さい。もしそれが叶わないというなら、せめて「ポップ・ミュージック」でちゅるちゅるぷにゅぷにゅにして下さい。

No.21　佐々木莉佳子　夢と現実 / あぁ！

まだリカコか...これ全員分書くのどんだけ時間かかるんだと絶望していたら、上にタケちゃんしかいないと気づいて驚愕。これは現実なのでしょうか。リカコがアンジュのトップになるイメージというのは結構前からもっていたんですがそれがこれほど早く近づくとは夢にも思いませんでした。

さて、そんなリカコには何を歌って貰っいたいかなと思った瞬間出てきたこの曲があまりにもリカコの声質とイメージにぴったりで、最早リカコのオリジナル曲なのではないかという錯覚すらしてきたので、そのまま応募したいと思います。

落ち着いた一人の大人の女性になり、かつて掲げた宇宙一のアイドルという無邪気な夢も語らなくなったリカコですがその輝きは失われていません。一見ネガティブなタイトルとは裏腹につんくらしい前向きな歌詞を胸に堂々と踊って欲しいです。

次点はモーニング娘。で「I'm Lucky girl」。絶対強い。

No.22　竹内朱莉　元気ピカッピカッ！ / モーニング娘。

誰もが認めるスキルメンであるタケちゃん。揺るぐことのないピッチとリズムの安定感に世界で一番可愛らしい声を兼ね備えたハロプロの奇跡です。

最近は苦手としていたバラード曲にも挑戦して表現の幅を広げていますが、リーダー就任からのグループの急激な変化でどれほどの心労があったかと思うと、もうタケちゃんが元気に笑っていてくれたらそれ以上は何も望みません。

季節がめぐる　歳を重ねる
今が一番　SO YOUNG
元気ピカッピカ！もっと輝け YEAH YEAH
個性信じて　人目なんて気にしないでさ　らしく生きよう
元気ピカッピカ！　もっと強気で　認める勇気
そうさその先があるはずさ　粘るが勝ちさ！

もう泣いてます。タケちゃんの優勝です。ありがとうございました。

あれ、まだ歌うと決まったわけではないんですか？
そうですか...

では、もしもの時のためにBEYOOOOONDSの「ビタミンME」置いておきますね。タケちゃんにもまだまだ可能性が詰まっていますから。

特別枠　太田遥香　Are you Happy？/ モーニング娘。'18

はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！はーちゃん出して！

すっごい好きだから、すっごい寂しい。

次回はいよいよJuice=Juice編。悩みすぎて更新は来年になるかもしれません。