生きているだけでしんどくて
久しぶりの投稿。
というのも、生きているだけでも
しんどい状況に陥ってしまっていたからである。
少し頑張りすぎた。
歯科衛生士として、
もっと自分にできること
患者さんに貢献したいと思った。
技術を身につけたいと、
そう思って行動したのに
恐らく、人よりも相手の感情や行動に
敏感で繊細すぎる自分にとって
患者さんや職場の人と話すこと
はたまた、友人とさえ話すことに
異常なストレスを感じていた。
一時は職場について、
突然、涙が溢れて
動悸がしてしまい、
仕事もできない状態になってしまった。
このまま歯科衛生士をやれるのか?
やりたいのか?
将来のことが不安になり
思うようにできない自分にも
嫌気がさして、
周りからは
「がんばらなくていい」
「好きなことをやればいい」
と言われるものの
がんばらないと不安になるし
他にやりたいこと
好きなことさえ見つからなくなっていた。
まるで、私の心のコンパスが
樹海で迷って、行くべき道を示してくれず
どこへ私は進んだらいいのか
何を目的に進んだらいいのか
ただ行くあてもなく
歩き疲れてしまった。
「歯科衛生士やめようかな。」
「でも私、何をしたら良いんだろう。」
考えれば考えるほど、
ただただ苦しかった。
仕事も休ませてもらい
横になり、
本を読んでいるうちに
徐々に元の自分へと戻ることができた。
苦しんだ自分をなんとか癒すために
ひとりで都内ホテルに宿泊したり
精神科医の先生がお勧めしていた映画
『Dear Evan Hansen』を観に行ったり、
欲しかったけれど我慢してたものを
買ってみたり、
歯科から自分を遠ざけて
自分が本当にやりたいことについて
考えていた。
そして今、
やっとやっと落ち着きを
取り戻すことができ、
患者さんと話すことが
ものすごいストレスになっていた
ここ数週間だったが、
今日出会った患児と、そのお父さんとのやりとりが
不思議と楽しく感じることができた。
自分が知っている知識を
面白そうに聞いてくれたり。
子どもが
私の話にウケてくれたり
「歯医者さん楽しかった!」と最後に
言ってくれたのが嬉しくて
歯科衛生士としての楽しさを
再び感じることのできる1日だった。
正直、歯科と離れたい現在だけれど
また歯科衛生士として輝きたくなる日が
来るかもしれない。
人生は長いんだから、
自分が違うと思った道は
引き返したっていいよね。
これからは
無理はしない、
自分のやりたいように
生きてみるよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?