16年の職歴リセット。
自分でもここまでよく踏み切ったなとこうしてnoteの記事を作りながら今更ながら思ってます。
仕事が根っから好きだなって思えたのは自分の居場所があって活躍できたからという背景があっただけです。
仕事ができる自分に価値観を置いていた20~40代とはもうガラリと中身が変わったから今同じように好きな仕事をするというのは方向性が違います。
仕事ができた自分が好きだったという見事な錯覚だったのかもしれません。
さっきまで最初の製造の仕事について途中まで打ち込んでましたが、面白いことに全く心に響かないんです。
やーめた!
あとでタイミングよかったら書こうかと
全削除しちゃいました笑
技術的なものは身につけて工場勤務という経験の中で本当に楽しかったと言える期間が16年の中でたった3年と1ヶ月の超短期勤務の時しかなかったです。
この期間というのは人間関係や職場の環境で本当にすごいなと思いながら働いていた時で、全部が輝いてはいないけど砂山から次々に小さな宝箱を見つけて開けたような貴重な日々でした。
働いてた自分が好きだったと燻るだけの自分ならもっと心が病んでいたかもしれません。
一度それは経験しているのでよくわかります。実際に過去に無職とトラブルでうつ病になったことがありますから。
ただ、今の自分に対していろいろな思いがあるのはとてもいい経験だなと。
また前と同じくどん底無職やってんの?
懲りてないなと呪術廻戦の宿儺のような冷徹な自分もいるし
この歳になって更にすごい局面迎えてるってやっぱ私の人生だわ!
大笑いしてる自分もいます。
何もないリセットされた自分だからこそ
何かを産みだせる自分もいると思うんです。
この考え方になるまでって相当時間がかかる人もいるかと思います。
今回の私は珍しく長かったです。
なにかを吹っ切るのも難しいとも思いますが、私のように振り切り方が極端な場合は後戻りさえできません笑
この振り切りはきっと過去にあった出来事で人間不信になった暗い影が徐々になくなったからだと思います。
工場勤務を選んだ理由もそこに一部原因があったのですが、そこから離れたというのは人間不信からの決別だったのかもしれません。
いつも仕事をしながら思っていた事の中で、上司や同僚を通して初対面でも話せる自分がなぜここにいるんだろう?
人嫌いじゃなくて信じることが恐くてココにいるだけなんじゃないか?と。
その気持ちが大きくなるに従って次の自分が向かう場所に乗る電車がホームで待っていたような気がしました。
発車のベルを鳴らしていた音に急いで乗り込んで流れていく窓の外の景色を眺めながら降り立つ場所はどこなんだろう?
そのホームでは誰が待っていて私はどんなふうに笑って駅の外に歩いていくんだろう?
今まで見上げることのなかった空の色の綺麗さや桜の花びらを今度こそ自分のために楽しみたいです。
………と、King Gnuのニューアルバムを聴きながら書いてみました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。