見出し画像

オランダのインターの小学校を見学!

この日はインターナショナルスクール(インター)の小学校を見学。オランダには、日本と同じくインターとそうでないスクール、そして、インターでも私立と公立があります。今回は公立のインターを見学してみることに。

メールで予約をして、学校に向かいます。学校の近くの通りは緑が多く、静かでいい雰囲気。入口にあるベルを鳴らし、アポがあることを伝え中に入れてもらいます。入り口を入り、進んでいくと校舎があり、受付を探しながらウロウロ。見かけた先生らしき方に受付がどこか聞いてたどり着き、メールでやり取りしていた方に会うことができました。

ちょっと世間話をしてから早速学校見学です。校内を見ながら説明をしてくれます。この学校は完全英語のインターなので、全てのクラスが英語で行われます(オランダにはオランダ語と英語半々のインターもあります。聞いたところだとロッテルダムではオランダ語と英語のインターの方が人気があり、ウェィティングリストがあるよう)。生徒の出身の国は、アジア、ヨーロッパ、アメリカと様々。実際にいた生徒の子たちをパッと見ても人種が混ざっていることがよく分かります。

校庭まで案内してもらうと説明してくれている方から「他の私立のインターも見学されたかしら?もし見学されているようだったら比較すると私たちの学校の設備はとてもファンシーなものではないけど、遊ぶスペースとしては十分あるわ。」と言っていました。実際見学した限り、たくさんの遊具があるというわけではないですが、校庭の地面は土で走り回れるスペースはあります。自分が小学校の時を思い返してみて、もう少し遊具はあったなと思いつつも、子どもはなければないなりに自分達で遊び方を考えるような気もしていて、個人的には遊具の数の少なさは気になりませんでした(私立のインターと見比べたら差を感じるかもしれないです)。

校庭以外にも教室や体育館など案内してもらって、体育の時間の子どもたちがこっちに気づいて手を振ってくれたり、ちょっとほっこりしながら見学は終了。最後に子どもが勉強するときの言語をどうするかについて案内してくれた先生の意見を聞いてみることに(この先生も夫婦ともにオランダ移住組でオランダ語ネイティブではなく、お子さんがいらっしゃる方でした)。先生の意見としては、どこで教育をしていくかにもよるし、その子のタイプにもよるので一概には言えないがオランダにずっと住むことになるならオランダ語の教育は必要と感じられているようでした。私たちは夫婦ともに日本人なので、子どもには日本語でのコミュニケーションをしながら日本語を学び(もう少し大きくなったらリモートでの学習方法を検討)、勉強するときの言語を英語にするのかオランダ語にするのかがポイントになりそうです。どの言語にせよ、深く考えられて、思っていることを言葉で表せられるようになればいいなと。

ネットにも学校情報はたくさん出ていますが、やっぱり百聞は一見にしかず。実際に見学して、雰囲気を感じて、質問することが何よりもの学びでした。小学校に入るのはもう少し先になりますが、事前に見ておくことで先を見越して色々考えることができそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?