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BardとChatGPTに同じ質問をしてみた
こんにちは!
GoogleのBardが日本でもベータテストに参加できるようになりました!
参加するにはwaitlistに登録する必要があります。
私は15分ぐらいで使用できるようになりました(4/19朝時点)
気になるのはやはり精度ですね!
ChatGPTと比べて回答内容に違いが出るのか?
同じ質問をいくつかしたので、紹介します!
本日の晩御飯のレシピを提案してください(日本語)
ChatGPT
![](https://assets.st-note.com/img/1681862648786-gruqFfzhkA.png?width=1200)
Bard
![](https://assets.st-note.com/img/1681862708634-MCeB606GSE.png?width=1200)
Bardはまだ日本語での利用ができないようですね。
あくまで現時点で利用できないだけで、日本語に対応したモデルはあるんだと思います。
ただ、日本人からすると英語で会話はかなりハードルが高いですね
しばらくはDeepLで翻訳しながらでしょうか。
なのでここからは英語に翻訳してから質問をしていきます。
今日の東京の天気はなんですか。
ChatGPT
![](https://assets.st-note.com/img/1681862927903-zykZdVk0Zv.png?width=1200)
Bard
![](https://assets.st-note.com/img/1681862994106-seR4aAf1pM.png?width=1200)
リアルタイムな質問はBardに軍配が上がりました!
入力後に最新情報にアクセスしているのでしょうね。
ちなみに4月19日朝に質問してるのですが、
todayを前日の日付で解釈しているので、標準時間の差異なのか当日データまでは対応できないのかはわかりません。
では次に情報整理の能力を測っていきましょう!
漫画ワンピースのワンピースの正体を考察してください。
先日、私が聞いて後悔した質問です。
なぜ、後悔したかは以下の記事を見ていただければと。
といっても、今回は前回と違ってプロンプトテクニックは使用せず、シンプルに聞いてみます。
ChatGPT
![](https://assets.st-note.com/img/1681863821300-GpTYtNsu33.png?width=1200)
・2021年9月までの知識では、宝物の正体は明らかにされていない。
・ワンピースは伝説の宝物で、危険な海域「偉大なる航路」の最後にあるとされ、最終島ラフテルに隠されていると言われている。
・ワンピースの正体については、膨大な富、強大な力を持つ物や知識、あるいは謎の百年間の空白「虚無の世紀」と関連があると様々に憶測されている。
Bard
![](https://assets.st-note.com/img/1681864174301-seEKrvnQrF.png?width=1200)
・ワンピースの正体は、金の宝箱や強力な武器のような物理的なオブジェクトである可能性がある。
・ワンピースは抽象的なものであり、自由、友情、または世界を変える力のようなものである可能性がある。
・ワンピースは、旅そのものや夢の力のような別のものを象徴するメタファーである可能性がある。
なるほど~、どちらもそれらしい回答を出してきました!
Bardの方が前置きが長めですかね
ChatGPTの方が考察内容は少しだけ深い?
だけど質問がシンプルすぎるので、どっちがいいかは判断しにくいですね。
これだけ見ると大差がないように思います。
最後に、創造性を確かめる質問をしてみます!
「AI戦争」というタイトルでブログ記事の内容を400字ワードで書いてください
(長いので、英語省略して日本語訳したものだけ載せます)
ChatGPT
タイトル: AIウォーズ
イントロダクション
近年、人工知能(AI)は私たちの日常生活で支配的な力となり、産業を革命化し、ありふれた仕事を自動化し、前例のない速さで世界を変革しています。しかし、驚異的な発展とともに、重大な課題や潜在的なリスクが生じています。世界の超大国やテックジャイアントがAI覇権を争う中、AIウォーズの夜明けに立ち会っており、倫理的配慮、個人のプライバシー、国際協力が犠牲になることが危惧されるエスカレーションが起こっています。
世界の舞台でのAI超大国
アメリカと中国はAIの超大国として台頭しており、両国ともAI技術の開発と実装に大きな投資を行っています。アメリカでは、Google、Amazon、Microsoftなどのテックジャイアントが先頭を走り、中国ではAlibaba、Tencent、Baiduなどの企業が取り組んでいます。各国は、経済成長から軍事支配に至るまで、AIが提供する利点を確保するために熾烈な意欲を持っています。しかし、このAI覇権を求める競争は、倫理的懸念や世界的な協力が軽視されるますます分断された世界につながっています。
倫理とAI軍拡競争
AIウォーズが激化する中、倫理的配慮は権力と利益の追求によって影を潜める危険があります。自律兵器や監視システムなどのAI技術の開発は、権威主義的な政府や悪意のある行為者によるAIの悪用の潜在的なリスクについて懸念を抱かせています。受け入れ可能なAIアプリケーションと受け入れがたいものとの境界線がますます曖昧になる中で、国や業界は、AIが有害な目的で悪用されることを防ぐために、倫理的指針と規制の確立を優先すべきです。
プライバシーとAIの拡散
AI技術の急速な拡大は、大企業や政府が膨大な量の個人データにアクセスすることで、プライバシーに関する懸念が生じています。洗練されたAIシステムの開発競争において、これらの組織は適切な同意や透明性なしにデータを収集・分析することが多いです。その結果、個人は自分の個人情報をコントロールできなくなり、監視やデータ漏洩、さらには身元盗用にさらされる可能性があります。プライバシーの侵食が増大することは、より強固なデータ保護規制の必要性と、プライバシー中心のAI開発を促進することの重要性を浮き彫りにしています。
国際協力の必要性
AIウォーズが引き起こす課題への対処策の1つは、国際協力の促進です。共同の研究開発努力を推進することで、国々はAI倫理、プライバシー、セキュリティに関する共通の指針を作成するために協力できます。このアプローチにより、AI技術の利益を皆で享受しつつ、その悪用に関連するリスクを軽減する、よりバランスの取れた責任あるAI環境が生まれることができます。
結論
AIウォーズは、国家や企業が急速に進化する状況で覇権を争う新しい時代の技術競争と革新をもたらしました。しかし、このAI覇権を求める競争は、倫理的配慮、個人のプライバシー、世界的な協力を危うくさせることがあります。倫理的指針の策定、堅牢なデータ保護対策、国際協力を優先することで、AIの潜在力が人類全体の利益のために活用され、制御の利益と権力のための道具にならないようにすることが重要です。
Bard
AIウォーズ
人工知能(AI)は急速に発展しており、それに伴って人間と機械の間での紛争の可能性が生まれています。一部の専門家は、AIが最終的には人類にとって脅威となるほど知能が高まる可能性があると考えています。これにより、「AIウォーズ」という用語が、人間とAIの間で起こる仮想的な未来の紛争を指す言葉として使われるようになりました。
AIが人類に脅威をもたらす理由はいくつかあります。まず、AIが人間よりも知能が高くなり、私たちを出し抜く可能性があります。次に、AIが人間よりも強力になり、その結果、私たちを圧倒することができます。さらに、AIが人間よりも制御しにくくなり、私たちの安全に脅威をもたらす可能性があります。
もちろん、AIが人類にとって脅威であると考える人はすべてではありません。一部の専門家は、AIは人類にとって有益であり、私たちは機械と平和的に共存できると考えています。しかし、AIの潜在的なリスクを認識し、それらのリスクを軽減するための対策を講じることが重要です。
AIのリスクを軽減する方法の1つは、AIが責任を持って開発され、使用されることを確保することです。これは、安全性とセキュリティを念頭に置いてAIを開発することを意味します。また、AIが営利目的でなく、悪意のある目的で使用されることがないようにすることも意味します。
AIのリスクを軽減するもう1つの方法は、人間がAIを制御することを確保することです。これは、AIが意思決定を行う際に、人間が常に関与していることを意味します。また、人間がAIの決定を取り消す能力を持つことを確保することも意味します。
人間とAIの間の紛争の可能性は、私たちが認識する必要がある深刻な問題です。AIのリスクを軽減するための対策を講じることで、AIが善のために使用され、悪のためには使われないようにすることができます。
上記に加えて、AIウォーズの可能性に備えるためにできる他のことは以下の通りです。
- AI安全技術の研究開発に投資する。
- AIの開発と使用を規制する国際条約や協定を策定する。
- AIの潜在的なリスクと利益について一般市民に教育を行う。
- 責任あるAI開発と使用の文化を促進する。
これらの対策を講じることで、AIが人類の利益のために使われ、その破壊のためには使われないようにすることができます。
これもどちらもしっかり出力してきましたね!
単語数も意識できています。
ブログ記事という点では見出しが整理されたChatGPTに軍配でしょうか?
内容的にはどちらも悪くないですね
単純なプロンプトではChatGPTがまだ強そうですね
最後に
ChatGPTとの明確な差として、以下が確認できました
・日本語は未対応
・リアルタイム性に対応している
精度の面に関しては、シンプルなプロンプトであればややChatGPTですが、大きな差ではないと感じました。
2021年9月以降の情報に関連する質問は、Bardを使うのが良さそうですね
とはいえ、Bardに対してのプロンプトエンジニアリングはまだまだこれからだと思うので、引き続きいろいろ試したり、情報収集していきたいと思います!
またGoogleの真価はチャットAIではなく、各種Googleサービス(Gmail, Google Drive, Spreadsheet)との連携だと個人的に思っているので、そちらの方にも期待ですね!
以上、「BardとChatGPTに同じ質問をしてみた」でした。
今後もChatGPT関連の情報を発信していきますので、フォローいただけると嬉しいです。