百田尚樹の子宮摘出発言を受けて
たまに女性として生まれてきたことを屈辱的に感じる。
私は(多分)女性ホルモンに影響されやすくて、メンタルが不安定。悲しい時はひたすら悲しいし、イライラが止まらない時もある。
生理痛を和らげるために婦人科でピルを処方してもらっているけど、毎回内診台に上るたび屈辱的な気分になっている。気持ちを無にして診察を受けている。健康の為といえども、精神的な負担は大きい。
私は今この年齢で大学受験をしようとしているけれど、よく周りから将来のこと(つまり結婚出産のこと)を考えろと言われる。
医学部受験生なんて多浪や再受験の人多いけれども、確かにほとんど男性かも。
女性で多浪はあんまり見たことない(気がする)。
数年前、医学部の女子差別問題があったけれど、そういう事が起きる理由が分かる気がする。
女性は人生設計の期限が男性よりもはるかに短い。
男性は40代50代でも、奥さんが若ければ子供を授かる事ができるが、女性は身体的に無理(30代後半で既に医学的に高齢出産)
なるほど。私が仮に今年度医学部受かったとしても、卒業する頃は30歳。研修医、専攻医、専門医と医師としてのキャリアを築いていく大事であろう時期には、もう高齢出産の年齢。
私が医師を目指そうと思った時は既に決断が遅かったのであろうか?
だから私はあまり長い年月をかけて医学部受験に費やす予定がない。周りから否定される理由が分かるような気がするから。そして、否定されることで私も心が揺らいでしまう。焦る。
百田尚樹の少子高齢化解消のため30代で子宮摘出発言。
女性として傷ついたというよりかは、
潜在的にそういう考えを持っている人が少なからずいるんだなぁ〜と思って、現在を突きつけられた気分。
まあ、女性のライフプランリミットが短いのは仕方ないこと。これは男性が悪いわけでも、社会が悪いわけでもない。生物がそう物語ってる。
女性のキャリアアップとか自己研鑽の期間が短いというのは必然的な事だと思ったよ。そりゃそうだよな。
だから男性が羨ましい。
同い年の人たちを見てても、男性はキャリアの事。女性は結婚出産の事。同世代でも見ているものが違う。
歳の差婚に、高齢男&若い女の組み合わせが多いのもそんな理由な気がする。
この時期を逃したらわたしは生涯孤独かもしれない。
でもいいや。
人生賭けてでも、医師になりたかったんだ。
医師という生き方に憧れてしまったんだ。
もし医学部受験で女性としての不利益を被るのなら、他の選択肢を選ぶ事も致し方ないと思うけど、先ずはそんな心配をする事を辞めて、実力を付けていこうと思うんだ。
私は周りに影響されやすいし、メンタルも弱い方だと思う。でも今自分で書いたこの文章を読んで、客観的に見てみると、出来ない事への言い訳を用意しているかのようにも見えるんだよなぁ。
生まれ育った教育環境とか、過去の経歴とか、そんなん今更変えることは出来ない。
今は最底辺の価値のない人間だけど、自分の意思を大切にして、人生賭けてでも大きな目標に向かって努力してみたいのだ!!!!