見出し画像

アイドルごと2024年振り返り(概ねつらかった)

あけましておめでとうございます。2024年終わりましたね&2025年始まりましたね。
個人的には、2024年はアイドルごと辛いことばかりの1年間でした。2023年は「社会的に」辛いことの多い1年だったけど、2024年はもっとなんというか「内部的に」辛いことの多い1年だったように思います。せっかくだから振り返っておこうかな、と思って筆を執りました。
今年こそは、そんな時代もあったねと笑って話したいので!

1.Sexy Zoneからtimeleszへ

2024年始は、中島健人さんのSexy Zone脱退の報告で幕開け。
もう10年以上働いているけど、はじめて会社で辛くて泣いてしまって早退した。今となっては「信じるしかないと思ったおまえ自身の直感を信じろよ」としか言えないけれど、そうはいっても年始の私は笑っちゃうくらい駄目になっちゃって全然眠れなくてそれでもなんとか信じろ信じろと自分を奮い立たせて過ごした日々。
最後のYouTube生配信、最後にバラの花を花瓶に生けて終わった瞬間は、一時代の終わりだったと思う。
いま、グループに残った3人も、ひとりの道を歩み始めた中島健人さんも、それぞれに大活躍している。さっきテレビつけたら菊池風磨さんはフジテレビのぬるぬるの坂を上手に登る特番で「時代の風雲児」「時代の寵児」と呼ばれていた。

タイプロついては後ですこし触れるけれども、それぞれが文字通り「新しい挑戦」の1年間だったと思う。
あとは、ファタール、ずっと聞いていた。個人的にはファタール経由でキタニティーことキタニタツヤさんの楽曲に出会えたことが、2024年のひとつの収穫だったと思う。

なぜか突然脱ぐ(たぶん暑いから)中島健人さんに爆笑できるファタール。

それとは関係なくファタール経由で出会えた名曲、青のすみか。

2.2024年9月19日(木)

その日は夏の繁忙期を終えて小旅行中で、美術館をふらっと見て回っていた。サムネイルの画像はその日にいた美術館のインスタレーションだ。展示場と展示場の間の休憩スペースのベンチで、友人から「大丈夫?」とLINEが来ていて、「何が?」と思って、全てを知ってしまって、そのまま立ち上がれないまま閉館まで座っていた。
盲目的に信じすぎてしまっていたんだと思う。HiHi Jetsは将来の約束された立場にはないけれども、彼らの見せてくれるエンターテインメントのきらめきがあまりにまぶしくって。HiHi Jetsはずっと5人でいられるって、心の底から信じていられるほどの信頼感が5人にはあった、と思う。
少なくとも、Mrs.Flamingoに爆笑していたときの私は、こうなることを予期できていなかった。違和感を覚えたのは、サマステのはしみず公演が決まったくらいの時期が初めてだったように記憶している。

10月になってからは、5人から4人に変わってしまったジュニアOfficialのプロフィールページを時々は開いて確認してみて、「HiHi Jets」が存在している世界に感謝している。
全部当たり前のことじゃない、当たり前のことじゃなかった。

そういえば「伝説になる」という5人の夢、2019年の夏の六本木の地下であなたが「笑わないで」って言っていたこと、ちゃんと覚えているよ。真夏の夢だったのかな、あの夏を思い出すと今も胸が苦しくなる。「こんな形で伝説になってほしかったわけじゃないよ」というクソみたいな私のエゴも全部、夢だったのかも?って思えるような2025年が、心底ほしいよ。
退所報告の後の猪狩さんの伝記、ロケットの比喩が残酷で美しかったね。有料ブログだから詳細は割愛するけど、読んだ方ここにもいらっしゃるかしら。あの美しさと悲しさを分け与えてくれたこと自体が、わずかながら私たちを救った夜もあったと思う。そうじゃなかったらごめんなさい、あくまで私個人の感じ方です。
とにかく、このことに関してはまだまだ生傷を抱えていて、今この瞬間でさえSHOWbizに怯えている。私もそうだし、私以外の多くのH・A・Fも、こんなジュニア担らしい緊張感からは永らく遠ざかっていたから。
これは、失ってから初めてわかるけど、ほんとうに幸福なことだったと思う。

いまのところこれが最後の5人のHiHi Jets。
苦労を美談にしたり簡単には表に見せたりしない彼らのエンターテイナーとしてのプロ意識が大好きだったし、今も大好き。その強靭な精神で、娯楽を売ってくれてありがとう。私は、あなたたちが分け与えてくれた娯楽の力で、これからも生きていけるって思った日がたくさんあったし、これからもそういう日がきっとあるように、ただ願っている。

3.それはほうき星のような沼

苦しいことばかりの2024年も最終営業日、12月27日になって突然私の観測レーダーの外側からほうき星のように沼が到来した。
正直に言って、そこまで強く推せる候補生も見つからないまま、なんとなく惰性で見ていたtimelesz project(タイプロ)に4次審査から参入してきた、STARTO ENTERTAINMENT俳優部所属の寺西拓人さんである。

「作間龍斗さんに近しい音の取り方をする方だな」というのが第一印象。

RIGHT NEXT TO YOUのパフォーマンス披露後、気が付いた時にはもう沼の中にいた。

寺西拓人さんは、サムネイル一番左の紫色のダークスーツのお兄さん。1994年12月31日生まれ、この年末で30歳。タイプロの年齢制限的にはギリギリで、菊池風磨さんと同期かつ同学年だという。
まず「素顔4」の円盤で君と… Milky wayでの歌唱等を中心に確認、Ride on timeのSHOCK特集を確認、あとからYouTubeに上がったパフォーマンス動画を確認、これまで見られていなかった寺西拓人さん個人の自己紹介動画やパフォーマンス動画を確認。完全に新規ハイである。こんな新規ハイは2018年にHiHi Jetsに出会ったときぶりのことだ。
というか、8.8.のジュニア祭は現場に入っていて、君ミルの記憶もしっかりあるし、そもそも寺西拓人さんのことはその時に認知していた。それで、彼は沼そうだから気を付けようと思っていたのに、そんなことすっかり忘れてすっかり気が抜けた状態でタイプロを見ていたから、気が付いたら沼にいたのだ。完全に油断した。

寺西拓人さんの魅力は、きっとずっと彼を応援してきた方からすると百も承知だったり、あるいは見当違いだったりするかもしれないけれど、彼自身の持つ雰囲気や世界観を身体で表現して、訴求する力なんだと思う。
舞台でご活躍されていることも納得の所作の美しさや、品のある立ち姿もさることながら、自分の人生のどこかに寺西拓人さんがいたような気がする、そんな気がしてくるような不思議な表現力が、喋っていなくてもあるし、喋っているところを見ると、こんこんと湧き出てくる。

これまでよく知らなかった「アイドル」との出会いをもたらしてくれたこと、タイプロには感謝しかない。新メンバー加入は、その時にならないと自分がどう感じるかもわからないので何とも言えないけれども、引き続き見守ってみようと思う。

以上、2024年のアイドルごと総括でした。
2025年の抱負は冒頭に述べた通り!「今年こそは、そんな時代もあったねと笑って話したい」です。
健康を大切に、いろいろある世の中を、今年もアイドルとともに生きていきます。