不妊治療歴①
今迄の不妊治療歴を記録してみる。
私25歳、夫28歳の時 結婚。
一緒に暮らし、2年目位で妊活を意識した生活を始めた。自己流でタイミング法をしたり、ルイボスティーを飲んだり、よもぎ蒸し、お灸、酵素風呂、葉酸や鉄を意識した食生活、妊娠に良いと言われることは一通りやったと思う。
生理が来る度落ち込み、友人の妊娠報告になんとも言えない負の感情が生まれ、そんな自分が嫌になる日々が続く。
このままだとなにも変わらないと思い立ち、結婚3年目で不妊治療のクリニックに通う。
当時の職場に近い、Aクリニックへ。
一通り私も夫も検査をして、問題なし。
いわゆる原因不明不妊と診断された。
タイミング法を数ヶ月行なった。(5周期以上はやったと思う)
その後、人口受精を8回した。
不妊治療を続けていく上で大変なのは通院の頻度や回数が、自分の排卵の進捗状況によって振り回されること。「明日また来て」と言われることは普通にある。
当時貿易事務の仕事をしていたが、このポジションは私のみだったので、業務のスケジュール調整が大変だった。
職場には治療していると伝えていなかったので、遅刻や半日休みが多くて不信感を与えていたと思う。
なんとしてでも妊娠したいと強い思いがなければ
続けられない。
必死でやった8回の人工授精。
医者の「あと2回やろうか」の言葉に、私は落胆し、通院できなくなった。
あと2回やってダメだったらどうするのか?
その後の治療方針の説明も何もなく
ショックの一言では終われないほど、その言葉によって通院するエネルギーを失った。
今振り返ると、そのくらい1回1回に全力を注いでいた。
通院を辞めてもなお、何か妊活をしていないと心が落ち着かなかった。
漢方薬局にいき、漢方を処方してもらった。
処方してもらう際、詳しく体調や普段生活についてのヒアリングを行われるのだが
その先生の見立てだと子宮内膜症である可能性が高いとのことだった。
通院している頃はそんなこと言われていないが、母親も長年、子宮内膜症を治療した上で子を授かったこともあり、私もそうであるかもしれないな、と思った。
その漢方薬局では不妊治療中の女性の客が多く、それ専門と言ってもいいくらい先生の知識や、指導はよかった。
私に関しては、腹腔鏡下手術をして子宮を綺麗にするのもひとつの方法だと言われた。
婦人科で検査をしてクリアだったとしても、実際見てみないと筋腫やポリープ、内膜症の状態は分からないよ、と。
東京のBクリニックだったら日帰りで出来る。Aクリニックに紹介状を書いてもらってごらん。と勧められた。
原因不明不妊と言われてきたが、本当にそうかどうかはこの手術をしてみないと分からんな、と思った。
という経緯で、Bクリニックに行くことにした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?