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#残酷な真実

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夜ウトウトしている時にハッと思いついた偏屈なお話集。
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#コラム

【残酷な真実】「働かざる者食うべからず」の現代的呪いについて。

古くから「武士は食わねど高楊枝」や「欲しがりません勝つまでは」などの【我慢の美学】が日本には定着している。 同じように「働かざる者食うべからず」と言う言葉もある。 「外国人が『日本人はよく働く。』と言っている。」 これを聞いて嫌な気持ちになる日本人は恐らくいない。 誇りに思う人もいるだろう。 その認識は間違ってますよ? 誰も褒めてませんから。 働くこと自体は生きていくために必要なことではあるが、働くために生きているわけではない。 もう一度、よく考えて見てほしい。

【残酷な事実】1万分の2の事実。

私の娘は戸籍がない。 理由は単純だ、出生届を出していないからだ。 おかげで彼女には保険証がない。 日本人ではない事になるので身分証明書もない。 外国人でさえない。 存在しない。と言う事になる。 何よりも保険証が無いのは実にまずい。 病気をすれば全て実費になる。 交通事故や大きな病気を起こせばもう治すことができない。 それに、学校というものに一度も通ったことは無い。 私と一緒に転々とホテルで寝泊まりしているので、普通の家で暮らした思い出ももちろん無い。 ク