秘密のお店の見つけかた(その1)
ネタフルさんの[N] 【店名非公開】塩で食べる新鮮なマグロがとけるように美味い!ほんのりピンク色のチャーシュー、レアな牛肉のウニ巻き、極めつけはタコのおでん。焼酎や純米酒も飲み放題で脅威の5,000円【渋谷道玄坂の隠れ家】です。気になった人もいるのではないでしょうか。美味しそうだし、コスパも最高ですもんね。
このお店は特に紹介制や会員制でもないようですが、ご主人が1人で切り盛りされてるということで、配慮しての店名非公開。探せば見つかりそうです。
手順を踏めば見つけることができましたので、テクニックというほどでもないですが、以下に記します。(ネタフルさんに書いてあるように、ヒントはちりばめられているようです。また、追記もされたので、それを見れば一発だったりもします。今回は、そういったヒントがなかったら…という前提です。ヒントについては最後に書きます。)
まずは、いったんご自分で探してみましょう。
……どうでした?見つかりましたでしょうか。では、私の探し方です。
最初はオーソドックスに、検索ですよね。「渋谷 道玄坂 牛肉 ウニ巻き」とか「渋谷 道玄坂 タコのおでん」とか、キーワードを抽出して、ググってみる。
ウニ巻きの方だと鉄板焼きのお店とかが出てくるんですが、検索の下の方に「百年レストラン」などの著者の伊藤章良さんの「まるこ」の紹介が出てくるので、正解か!?と思ってしまいますよね。でも違うようです。
タコのおでんの方だと、多古菊がたくさん出てきて、正解にたどりつけそうにありません。
検索ワードを変えて、「渋谷 道玄坂 5000円 飲み放題」でも「渋谷 道玄坂 隠れ家」でもダメですね。このお店が、これらのキーワードでブログとかを書かれまくってないと検索上位に来ないでしょうから、この時点では本当に知る人ぞ知る店、ってことなのでしょう。(このエントリは2016年2月28日に書いています。この日付から時が経って上記の検索をしたら、一発で出てくるようになってるかもしれません)
ヒントはあるようなんですが、気づけない。どれがヒントかわからない。そんなときは、確実に提示されているものに注目です。それがなにかわかりますでしょうか?
…そうですね。「写真」です。では、この記事の中で注目すべきはどの写真でしょうか。
そう、この写真とキャプションです。モザイクかけてありますが、「道玄坂は坂の上」という位置的なヒントに、この、上から「赤・白・緑・白地に黒野文字かなにか」の特徴的な看板。この4つの並びの、赤と緑の順番が当てはまる看板を、道玄坂上で探せばよさそうです。
では、現地に行って、歩き回りましょう!""""GO"""""
…ではなくて、ここでもググります。そう、Googleストリートビューですね。道玄坂上に人形をドラッグ&ドロップしてストリートビューモードにして、道の両端のビルの看板を目を凝らして見ていきましょう。
こんな感じで、看板を見ながら、道玄坂を探検です。
……見つけられました?
交番からもっと上がっていったところで、見つけましたよ!
並べてみましょう。
角度が違うんで厳密ではないですが、周辺状況から見て間違いなさそうです。もうちょっと情報がほしいですね。
別の角度から見てみると、カフェドクリエが入ってるビルのようです。
即検索!「カフェドクリエ 道玄坂」!そうすると、出てきましたね、「カフェ・ド・クリエ 道玄坂上店」の情報が。これで住所ゲットです。「東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル」。
この萩原ビルに入っている飲食店、ということですね。とりあえず、そのままググってみましょう。「東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル」!
検索結果を見ていくと、3Fに「森の図書室」、2Fに「ファイトヒット」、B1Fに「きになるき」「BAR SAZANAMI」というのが出てきますね。あとはそれぞれを見ていくと、このお店は「きになるき」ではないか、と推測できるのではないでしょうか。
それで「きになるき」というお店の検索をかけていくと、食べログとかのユーザー情報だけでなく、FBとかで情報発信もしてるんだな、ということもわかります。公式情報ですね。
https://www.facebook.com/kininaruki.otame/
https://www.instagram.com/masadayuusuke/
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13168864/
https://retty.me/area/PRE13/ARE8/SUB804/100001183494/
ビンゴ!の情報あんまりないですが、このへんとかですかね。大将の顔出し写真もあるので、これでファイナルアンサー!です。(FBでネタバレもしてるみたいです)
というわけで、鬼女ほどではないですが、ネットサーチ術でした。今回はキーワードに特殊な単語がなかったので、ストリートビューを使ったのがコツといえばコツですかね。
ちなみに、ネタフルさんが最初に書いてたヒントというのは、道玄坂とか男の小料理屋とかではないかと思われます。「道玄坂 男の小料理」だと一発で出てきますもんね。
追記では「この〜木なんの木♪ンフフフフ〜」と、店名ズバリ!なヒントも出していますね。これでだいぶわかるんじゃないでしょうか。
さらに、これに気づく人はなかなかいないかもですけど、これたぶんネタフルさんはヒントとしてやってるんだと思いますが、このページの写真のファイル名が、「shibuya-kininaruki-◯◯◯◯.jpg」になってるんですよね。
これ見つけられたら、「渋谷 きになるき」って一発ビンゴですね!
以上になります。次回はまた別のアプローチのネット検索方法を、実際のお店さがしでやってみます。(このエントリはこれで以上です。この先に続きはありません)
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