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最後のリンゴ

人類歴史上最大の革命が三つのリンゴにより象徴されるという人がいる。
(井上智洋氏による『純粋機械化経済』という本)紹介すると、

一つはアダムとイブが食べたリンゴで、これは狩猟採集生活から定住生活への変化をもたらした農耕革命を象徴している。
二つはニュートンのリンゴである。これは科学革命を象徴する。

三つ目はApple社のリンゴである。これは情報革命を象徴する。

井上氏は考察していないが、

では四つ目のリンゴは何になるだろうか?という問題を考えてみたい。

おそらく人類にとって代わる新しい存在形態の誕生ではないだろうか。
これは生物から離脱した超種であり超人である。これは存在革命と言える

英語の apple の語源は一般に果実を意味していたという。
であれば生命が出現して最終形態の果実(成果)としてのリンゴがやはり存在革命を象徴する言葉として選ばれるだろう。

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