自戦記8局目-先手中飛車左穴熊対四間飛車-

先手番でお相手は初段の方、戦型は中飛車左穴熊対四間飛車。

将棋ウォーズ棋譜(LietingaNaktis 14級 vs nobusan999 初段) https://shogiwars.heroz.jp/games/LietingaNaktis-nobusan999-20200313_120811 #shogiwars

画像1

序盤

どうも▲5六銀型を作って金をくっつけるのが急務だったようだ。それが入る前に仕掛けられては不満と言える。互角(-290)。

画像2

中終盤

相手の駒が伸び伸びとしているのに対してこちら完全に縮こまっており、端にも手がかかっている状態。評価値以上に厳しいのは間違いないが、勝負するならここだった。銀で角取りに当ててんのよしてきたところだが▲9二歩や▲2五桂を活かし切る手順がある。

画像3

▲8一銀!△同玉▲9一歩成△同玉▲3三歩成以下清算の順。後手優勢(-861)ではあるのだが本譜よりははるかに勝負形になっている。駒は採られる直前が一番働くとはこのことで、相手玉周辺をスカスカにしつつ端攻めに対抗できる手駒を増やして相対的に攻めを緩和するのは勉強になる。

一局を振り返って

中飛車左穴熊はどうしてもさばきが難しく相手のほうが伸び伸びとする。これ以来中飛車左穴熊に疑問を抱くことになる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?