自戦記16局目-後手ゴキゲン中飛車力戦形-
後手番でお相手は1級の方。ツノ銀雁木模様から四間飛車に振る力戦形。
将棋ウォーズ棋譜(katuhrodo2 1級 vs LietingaNaktis 12級) https://shogiwars.heroz.jp/games/katuhrodo2-LietingaNaktis-20200315_085705 #shogiwars
序盤
向かい飛車にされたら望む展開ではないため、駒組みに工夫が必要だったか。本譜の進行なら不満はない。仕掛け時点で後手有利(-500)。
中盤
6筋は玉が主戦場に近く、ここから動かれるのを嫌って駒の交換を目指していった。しかし実際に6筋で交換が行われると最終手▲6五同飛の時に△7六銀の飛車角両取りがある。これを見越して駒組みをするのが良かった。
本譜△5六歩としたためこの筋も角交換されるため消え、形勢が戻る。
終盤
△4九銀!は鋭手でかなり満足な一手。ちなみに最善は△3三桂である。
次善である理由として、▲4七歩としたタイミングで△4九銀を決行するほうが攻めが厳しいからである。本譜のように▲4七玉が発生しない。
最終盤の△5四桂は大悪手で頭の丸い駒を玉の目の前に置くのは筋が悪すぎる。
△5七龍で必死をかけるのが正解となる。▲3五角には△5四金から、▲4五玉の早逃げも△5三桂から詰む。
一局を振り返って
この局に限ったことではなく、決めそこないが多い。改善する方法を探っている。