自戦記5局目-後手ゴキゲン中飛車対一直線穴熊-
後手番でお相手は初段の方、戦型は一直線穴熊。
将棋ウォーズ棋譜(tokkikki 初段 vs LietingaNaktis 16級) https://shogiwars.heroz.jp/games/tokkikki-LietingaNaktis-20200312_095110 #shogiwars
序盤
仕掛けが早すぎたか。銀を繰り出す、金をくっつける等の手を指してから仕掛けるのが本筋。交換後飛車を引き上げてみると銀の立ち遅れが特に目立つ。先手有利(+475)
中盤
完全に角が抑え込まれて銀も出る余地が無く敗勢だったが、相手のミスから角をさばくことに成功して一気に互角付近まで戻す。なぜかいい手が次々と落ちていて飛車をさばいて遊んでいた銀を取らせて馬成がそっぽに向いたところではもはや後手有利(-493)。
角をさばいたときに歩も切っていたおかげで各所に歩が効く。こういうところは上達した。
終盤
相手角があると勘違いして▲7四歩を取らなかった。結果拠点から食いつきが発生して形勢は混沌とする。119手目△8九とから簡単な9手詰だが△7八銀としたためにトン死筋が発生。
▲7三銀成△同金▲5二龍△7二金打▲7一銀!以下である(本譜似た意味だが▲8一金で不詰だった)
また、本譜の順でも合駒を間違えているためトン死している。
△7一銀で不詰だが△7一金としたために▲7一飛成△同金▲8二銀△同金の時に▲7一金~▲5三角の筋が発生している。銀合なら横駒が無いため▲7一金のおびき出す筋が無い。
一局を振り返って
最後の詰むや詰まざるやは自分には難しすぎる気がするが、合駒に気を遣う必要性は再確認した。少なくとも横Z、斜めZくらいは確認しようと思う。また「相穴熊は中盤戦で差がつくと逆転は大変」という状況になりそうだったのも反省材料。抑え込まれるくらいならさばき合って切られた方がまだ良いので、意識しておきたい。