なぜ女性は経済的自立が難しい?自立に必要な○○とは?
経済的自立は離婚には必須!?
40代50代の3組に1組は離婚しているという現代社会。
女性が離婚を考える時、一番不安なのは離婚したあとの生活でしょう。
再婚前提で離婚するのであれば別ですが、女性が一人で生きていくのはなかなか大変です。
経済的な自立をする為に必要なものとは?
老後が不安なのは離婚する女性だけじゃない
離婚しない場合でも夫に先立たたれる等、一人で老後の生活をすることは、誰もが考えておかないといけないことです。
自分には無縁の話?
いえ。そんなことはありません。
人生、いつ何が起きるかわからないからです。
精神的な不安という点では、老後を一人で生きていくというのは男性でも女性でも同じくらい不安なのかもしれません。
しかし、経済的に依存しているのは女性であることが多いので、経済的な不安は女性の方が大きいはずです。
では生活面ではどうでしょう?
夫が妻に依存していることの方が多いですよね。食事を作ったり洗濯をしたり掃除をしたり、買い物に行ったり・・・
女性がそれらを一人ですることも「自立」です。
女性の自立とは?
女性は、自立と言うと経済的な自立と思っている人が多いですよね。
確かに女性が自立する為には、経済的自立は必須です。
それができないと嘆いている女性が多いのも事実です。
でもそういう女性ほど意外と生活的な自立が出来ていたりします。
誰にも頼らずに日常を生きていく力があるということは、素晴らしいことなのです。
逆に突然妻に先立たれて、食事を作ることもままならず、服のしまってある場所もわからずに途方にくれる夫は、決して生活面で自立しているとは言えないのかもしれませんね。
生活に不安があるはずです。
自立は一人で生きていくこと?
親子関係に置き換えて「自立」を考えたときはどうでしょうか。
「親に頼らずに自分で生活していけるようになること」でしょう。
では親元を離れて暮らしたり結婚して家を出たりすれば、自立したということになるのでしょうか。
例えば、結婚して出て行った娘が実家に入り浸っていたり、母親が世話を焼きに一人暮らしの息子の部屋を毎週末に訪れるなど「それって本当に自立してる?」と思うケースも多々あるのです。
親子であればときには援助も必要でしょう。
経済的にも精神的にも、困ったときには手を差し伸べてやりたいですよね。親心です・・
困ったときに助け合うのは、家族としてごく当たり前のことです。
「自立する」と言うのは、「一人で誰にも頼らずに生きていきなさい」ということではないはずです。
では自立するということは、どういうことなのでしょうか。
本当の自立とは?
親から自立するということは、自分のことは自分で決めて、その言動に責任を持つということだと思います。
そのためには、自分で仕事をしてお金を稼ぐことも必要です。
40代50代の女性が自立するということのも、同じように考えることができると思います。
自分のこれからの人生について考えて自分で決める。
その結果、たとえ後悔することがあっても誰かのせいにしない。
それが自立するということなのです。
結婚してるしてないにかかわらず、経済的な自立も確かに大切です。
その前に自分の人生に責任を持つ覚悟をすることが必要ではないでしょうか。