46万回のありがとう #18 幸せはいたってシンプルな方法でやってくる
これは、ワタシが46万回のありがとうを言うまでの奇跡の記録。
18日目、天気は快晴。
手を伸ばせば届きそうな青空。
朝焼けを見逃したことを悔やむ。
ありがとうを言い始めて、自分のマイナス思考には毎回びっくりさせられている。
ずっと自分をポジティブな人間だと思っていたのに、いざ自分の意識に目を向け始めたら、それはネガティブな言葉でぎっしり埋め尽くされていた。
ネガティブな思考や言葉はなんて重いんだろ。
一つ一つ手放していくたびに、身軽になる自分を感じ、ネガティブな感情の重さたるやを知る。
人間は1日6万ものことを考えているそうだ。
浮かんでは消え、消えては浮かぶその思考のほとんどがネガティブ思考なら、人生そりゃあうまく行くはずがない。
ワタシは今のところ、健康だし、愛する人、家族もいる。家もある。お金もたくさんではないが、ある。
もう既に必要なものは全部あって、毎日が奇跡のはずなのだ。
なのに、あれが欲しい、これが足りないと文句ばかりだったから、神様から好かれるはずがない。
今日も通勤電車の中でそんなことを思う。
背中にあたる日差しが優しい。
まるで、
「でも今気づけたから大丈夫だよ。」
と言われているかのようだ。
やりたいことが見つからず、何を目標にして生きたらいいのかわからなかったワタシに注いだ一筋の光。
それは、流れに身を任せ、ただひたすらネガティブ思考を取り除いていくことからだと教えてくれた。
途中駅でドアが開くと春の風がワタシのおくれ毛をそっと撫でて通り過ぎる。みんなが応援してくれている。
46万回のありがとうまで41万ちょっと。
読んでくださった方に20回のありがとう。
言われた方にもありがとうは積み重なるそうです。
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