46万回のありがとう #45 みんな生かされてる
これはワタシが46万回のありがとうを言うまでの過程で起きた奇跡の記録。
45日目朝。
久々の青空。
鳥のさえずりはやっぱり青い空にマッチする。
少し遅れてバースデーカードが届いた。
16でイギリスに留学して以来、30年欠かさず送ってくれる友がいる。
カードの差出人も本人だけの名前だったのが、奥さんとの連名になり、そして1人、2人と子どもの名前が加わった。月日の経つのを感じながら、自分も歳をとるわけだと、笑いじわをなでる。
空を見ていたら1年前の緊張の朝を思い出した。
今日は娘が側弯症の手術をして1年だ。
大丈夫とわかりながらも不安で倒れそうだった10時間。
術後、たくさんの管に繋がれた娘を見て、いろんな感情でまたしても倒れそうだったことを思い出す。
命の奇跡にたくさんの感謝が湧いてくる。
生きてるというより生かされてるんだよな。
そんな胸いっぱいの状態で仕事のメールを開くと、お客さんからの感謝のメールがたくさん来ていて、また涙腺が緩む。
昨日たくさんのありがとうを言ったからかな。
ありがとうを言い始めて、1番変わったのは、愚痴や不満を言わなくなってきたこと。言ったり思ったりしても、「あ!今言ってる!」と気づけるようになった。
45日前はありがとうを言っても、愚痴や不満でプラマイゼロになっていたのだろう。あるいは今まで言ってきた愚痴不満を先に消す必要があったのかもしれない。
それが今、愚痴不満という借金の返済が終わり、プラスで積み上がってきたことで、人から感謝されることが多くなってきたのかもしれない。
ワタシは人生が変わる経験を販売している。というと、聞こえが怪しいので旅行系としておけばわかりやすいだろう。
メルマガ読者さんも3000人を超え、会ったことのない人からもメルマガの感想が届く。
だからお客さんが決意して一歩を踏み出した時は自然と「おめでとうございます!」と言ってしまう。
そんなワタシに昨日、社長は
「まさかそんなこと言われるとはお客さんも思ってないだろうし、おめでとうを言える人も言ってくれる人もそんないないから、お前すごいな。」
と褒められた。
自身の体験からも、その人が一歩踏み出した日はおめでたい門出の日だから、自然におめでとうを口にしてきただけなのだが、褒められるのは大人になるとなおさら嬉しい。
今日はどんな日になるのだろう。
46万回のありがとうまで34万回をきりました。
読んでくださる方にありがとう。
スキくださる方にもありがとう。