【Minecraft】自分のマイクラ建築歴を振り返ってみる
「マイクラ建築」、数え切れないほどの遊び方があるマインクラフト(以下マイクラ)において、最もポピュラーな遊び方の一つ。
2024/01/28でマイクラ建築(Mod)を始めて早4年、5年目を迎えても熱は全く冷めず、やりたいことがまだまだある状態。
別にタイミングがいいとか、そういうわけではないんだけど、自分のことを語るうえで外すことができない要素として、1度振り返ってみようかと。
マイクラ建築開始以前
・初邂逅
せっかくなのでマイクラとの出会いから語ってみたいと思います、まだ思い出せるうちに。初めて自分がマイクラを知ったのは2013年(発売は2011年)、自分が中学1年生の時。
同じ部活の仲が良い先輩から「マインクラフトってゲーム知ってる?」と聞かれたのがきっかけだった。そこで先輩にスマホで見せてもらったのが、かの有名な『あかがみんクラフト』でした。
ガッツリ見たわけではなくて、このゲームをやってみたいんだよねという話を聞きながら、その瞬間は「へぇ~、そんなゲームがあるんだ」くらいな軽い感じに受け止めてた気がします。
箱庭系のゲームって最初は結構魅かれるんですよ、どうぶつの森とか。でも、いざやってみるとすぐに飽きちゃうことが意外に多くて。自由度が高いように見えても、どこか痒いとことに手が届かない感じ。マイクラのことを知った時もそんな感じでした。
・マイクラ沼への第一歩
その後、しばらくは何もなかったのですが、当時から死ぬほどYouTubeを見ていた自分は、ふとマイクラのことを思い出し、動画を検索しました。なんでかは1ミリも覚えてません。多分、なんてことない理由だと思います。
そこで出会ったのが『自由気ままにマインクラフト』、7komaさんという方のゆっくり実況でした。そこで「あれ?このゲーム結構面白そうだな、、」と感じました。直観です。何か明確に刺さった要素があったわけではないのですが、もっと色々見てみたいと思えました。
ここから、YouTubeやニコニコに上がってたマイクラのゆっくり(VOICEROID)実況を片っ端から見まくるようになります。
『方向音痴のマインクラフト/Bell』
『科学の力使いまくってドラゴン倒す!/Mei』
『ありきたりな工業と魔術/じゃりみち』
『ゆっくり工魔クラフト/Kei』
『ゆくラボ~遺伝子工学でリケジョ無双~/しう』
『豆腐工場建設日記/28』
『黒の剣士のマインクラフト/SHEI』
『ほのぼのマインクラフト/たこらいす』
『ゲリラとメイドのいる世界でハードコア工業/HAPI』
『エンドラの使い魔/テオラ』
『まな板に生きる/はくなぎ』
『ハチ使いゆっくりの冒険始めました/京介』
『地上なんてなかった/てりぃ』
『SCP収容施設建設物語/くずゆう』
『この崩壊した土地をオアシスにする/Leech@GE』
『ネザー永住生活/エイすけ』
『ガラス球でできた世界で工業生活/助手』
『絶望スカイブロック/リターン』
『精鋭クラフター10人VS残機制鬼畜スカイブロック/ぽいんと』
『海だけの世界で工業生活/いり助』
『ゲリラクラフト 周囲に防衛線を築き地雷を張り巡らせるんだ/きゆみやま』
最近見てたのも含め、思い出せる限り書き連ねてみましたが、まぁ全部ではないかな?もちろんいくつもシリーズがある実況者さんの場合は、それらも漏れなく見てます。なんなら好きなシリーズは4周、5周見てるようなものもあります。
こう見ると工業Mod系を結構見てる気はするんだけど、いまだに知識は全然ない。
次第に赤髪のともさんや茸さん、ぺいんとさん、loveさんなんかの有名実況者さんの動画も見るようになり、いつの間にか抜け出せないところまでずぶずぶと沈んでいきました。
・マイクラ建築に魅かれる
上に挙げた動画の中であえて、建築をメインに据えている動画シリーズは省いたのですが、マイクラ建築に興味を持ったきっかけもやはり実況動画でした。
『外殻大地が世界を覆う/ペルニン』
『マインクラフト町長が行く/Bakuhatusan』
『ジ・エンドを我がバイオームに染め上げる/T-Aproject』
『今更ドハマりした男の『MINECRAFT』/ハヤシ』
『史上最大級の現代都市を作る/ちーさら』
『神建築士と島を開拓する!/なりです』
『ゆっくり街を広げていくよ/PON☆P』
『100日後に完成する古城街道/hagi』
『緩やかに幻想建築/しべはす』
『こんな街に住んでくれますか/やしろ』
『Minecraftで田舎を創る/蓮荷』
大体こんなもんだろうか。どうしてもマイクラ建築を主にしている動画は少ないから気に入ったものを探すのも大変なんだよね。コスパが異常に悪いからしょうがないんだけど、、、
だからこそ、続けてる人達は本当に尊敬してます。
バニラ、Mod、クリエイティブ、サバイバル、洋風、ファンタジー、現代、田舎、動画の場合はジャンル問わず色々見ます。が特に強く影響を受けたのは 『【Minecraft】退廃的?な水没廃墟都市【PV】』です。
この動画は今でも定期的に見て、「やっぱすげぇなぁ」と感嘆しております。『廃墟をつくる』というマイクラならではの矛盾が表れたりするのですが、そういうところも好き。
時間や力量の関係上、自分は今のところMod建築しかしてませんが、ほんとは多ジャンルやりt絶対無理。
・初プレイ
自分が初めてマイクラを触ったのは、マイクラを教えてくれた部活の先輩の家。「パソコンとマイクラを買ったから、やりに来ない?」と誘われたので、そこで他の友達と一緒にプレイしました。
やはり、動画で見てるだけと実際にやってみるとでは全然違う。「あぁ〜、これはハマるわ」と、一発でわかりました。端末を複数持ってる友達から借りてPEでマルチもして、気持ちいいくらいスルっとハマりました。
そこからマイクラ欲が急上昇して、当時自分が持っていたハードの中ではPSvitaでできることを知り、DL版を購入しました。最初は茸さんの『もう俺、村人でいいや』にハマっていた事もあり、サバイバルで村を見つけては開拓するという遊びを延々と続けていました。
マイクラ建築開始以降
・初建築
もちろん、建築もすぐにやってみました。記憶ではモダン建築をやったのが初めてだったと思います。「結構シンプルな形してるし、いけるんじゃね?」とか思ってた当時の自分を殴りたいです。これがまぁ、難しい。
今でも苦手分野なのですが、あまりにもシンプル過ぎる。ごちゃごちゃ装飾していいなら、ある程度技術面をカバーできるのですが、それができないのが大変でした。
一応、街の体で頑張って何件か建てたので、その時の中では上手くなってたと思いたい。最近になって環境は違えど、久し振りに作る機会があったのですが、結果は、、、お察しください。
・Mod建築への移行
さて、ここまで順調に沼に沈んできたのですが、正直外れハードのVitaに触らなくなったり、受験だったりマイクラに触る時間は減っていきました。ただ、YouTubeなどで動画は見続けていたので、決してマイクラ熱が冷めたというわけではありません。
それなりの月日が流れた大学1年生、学校で使うためにノートパソコンが必要になったのですが、そこで自分はゲーミング仕様の物を買いました。ついに自分専用のPCを手に入れた自分が何をするか。そう、マインクラフトの購入です。
PCが届いた次の日くらいにはマイクラを買ったような気がしますが、1年生はそこそこ忙しかったので正直あんまり触れられませんでした、、、
そして、一年生の春休みになってようやく初めての建築&初ツイートをしました。1枚目の陰ってるやつは記録を見ると一応、10月には作ってたみたいです(全く記憶ない)。ここで触ってるのはv1.7.10のcocricotですが、次のツイートからはすぐにv1.12.2にしてるっぽい。
なんでcocricot(Mod)で建築をしたかというと、スクショからもわかる通り、ハーフティンバーを用いた建築をしたかったからです。ヨーロッパの都市が好きで憧れていたのですが、自分の中のイメージがそれでした。しばらくはハーフティンバーの建築ばっかやってます。
cocricotはきぃこさん(@ki_ko_minecraft)という日本人の女性の方が制作しているModで、建材から小物まで非常にお洒落。なんかこうスタイリッシュでいい感じにシンプルで使いやすいのが個人的な印象。好き。
・鯖観光イベント
Mod建築を始めて割とすぐ『観光イベント』というものがありました。マイクラ建築界隈では複数人でワールドを共有して建築をするというサーバーが多くあります。
中にはそのサーバーを一時的に開放して他ユーザーに観光してもらったり、そのワールドを配布するといったイベントがあるのですが、2020年の5月CUBE鯖というサーバーの観光イベントがあったので、これに参加することにしました。
これが自分的にはかなり大きい出来事でした。高いレベルの建築群を自由に見て回ることができるという機会は、そうそうないので。加えて多くの建築勢の方々とつながることができました。
そもそも始めたてでモチベ激高+大学生という名の時間の暴力で、ここから加速度的にマイクラ建築という沼へハマっていきました。
さらに年末には2024/03/31に幕を閉じる、ぱん鯖の観光イベにも参加できて、初年度にしてめちゃくちゃいい経験が出来たと思います。この頃から「自分もサーバーに参加して、いろんな人と交流しながら建築したいな」という気持ちが徐々に強くなりました。
・2年目のチャレンジ
1年目は一軒家かちょっとしたアパートぐらいの大きさの建物しか作らなかったのですが、2年目はもう少し一つの風景として完成しているようなものや、規模の大きい建築に挑戦しました。
個人的に街にある景観の中でも特に好きなのが「路地裏」です。狭い空間の中に、多くの情報量が高密度でギュッと詰まってるあの感じが堪らんのよ。飲み屋とかが連なってるようなのも、室外機・ガスメーター・ゴミ箱・勝手口、植木etc…なんかの生活感があるのも、ヨーロッパの小洒落たものも全部好きです。
自分のTwitterのヘッダー(この記事のサムネ)にもしてるスクショは確かスペインの路地裏を参考に作ったのですが、自分が投稿した中では現状一番伸びた作品になりました(今は若干減ってますが)。参考にしただけで構図に雰囲気が残る程度ですけどね。
そして、6月には初の大型建築として、ハンガリーは首都のブダペストにある、国会議事堂をモチーフ(ほぼ再現)に建築を開始しました。自己紹介の記事のサムネのやつです。
最終的には翌年の1月に完成したので、約半年かけて作ったことになります。Twitterに進捗を上げることにより完成まで逃げられなくして、なんとか作り終えました。初めてだったので容量も悪いし、細かく見ると粗が目立つのですが、cocricotのおかげでまだ見れるようなものに落ち着きました。
さらにさらに、8月には自分じゃやらなそうな建築をするために、「#cocricot60minCraft」のお題にチャレンジすることにしました。本来は1時間でやるものなのですが、自分は約50あるお題だけお借りして、執筆時点も続行中です。
・環境の変化
マイクラ建築を始めて丁度2年になる2022年1月28日、ついに建築サーバーに参加することになります。『CUBE鯖』、そう、自分が最初に観光イベに参加したあのサーバーです。
現在は、わけあってマイクラ建築界隈からはいなくなってしまいましたが、Riccoさんという方に誘われたことによりCUBE鯖に参加できたので、自分はものすごく感謝しています。本当にありがとうございます。欲を言えば、Riccoさんの建築をまた見たい。
今までよりも遥かに良い環境で建築に没頭できるようになり、一層建築欲が高まった結果、今までにないくらいのスピードで建築を進めました。そんな中、遂にMiniaTuriaにも手を出し始めました。
MiniaTuriaも日本人の女性ではすっこさん(@bisukko_m)という方が制作しています。cocricotとは違い、カワイイを前面に押し出し、1×1が基本単位の世界とは思えないほどの装飾の幅でリアルさを演出できるのが個人的な印象。好き。
この年は就活や卒論の合間に、こくりとみにちゅりの二刀流でMod建築ライフを謳歌。この時期には得意/不得意や、こんな建築・風景・町を作ってみたいというのが少しずつ固まってきた気がします。
・現在に至るまで
2023年には環境にも慣れ始め、鯖参加後初の大型建築をみにちゅりで開始。モデルはルーマニアにあるペレシュ城。社会人になってからはそこそこペースダウンしたものの、なんとか1年で完成までもっていくことが出来ました。
卒論でヴェネツィアの都市景観について執筆した結果、ヨーロッパの街並みが好きになったのはもちろんなのですが、「自分が住む日本の街並みはどうだろうか」とも同時に思うようになりました。
みにちゅりを使うようになってから日本の風景や建築をモチーフにすることが多くなったのですが、作った後にその場所を実際に訪れるっていう、普通逆だろみたいなことをするようになりました。結構楽しいんだ、これが。
ゲームをしたことにより、リアルな趣味が増えるという事態になるまでのめり込むとはさすがに思っていなかったです。この話はまた別の記事でしたいなと思います。
現状は大きなプロジェクトが一段落したので、新しく街づくりをするためにいろいろ頑張ったりしてます。どんな街並みが出来上がるか、自分でも楽しみですし、その期待を裏切らないように、努力し続けたいと思います。
これからの展望
・出会って10年
さて、ここまで振り返ってきましたが、マインクラフトというゲームに出会ってからもう10年以上経っていることに気付き、軽く衝撃を受けてます。
実際、社会人になってからはどうしてもマイクラに触れる時間が少なくなってしまいました。大学生とは違い、限られた時間の中でやらなければいけないので、やりたいことはたくさんあっても、なかなか進みません。
でも、いいんです。マイクラの良いところは「いつ誰がやっても楽しい」ゲームなんですよ。時間が短くても、期間が空いても、一回始めると時間を忘れてのめり込む。それがマインクラフトです。
これからも、時間を見つけたときに自分がやりたいように楽しんでいければといいなと。
・SNSへの投稿
後はやっぱり建築として作品を残す以上、SNSなんかに上げる活動も続けていきたいですね。以前、こんなツイートをしたことがあります。
Modを制作している人たちは無償でこれを提供しているわけですけど、これはもうその人たちの善意でしかありません。当たり前ではないです。マイクラ建築という文化にどれだけ愛を持って接してくれている事か。
遊ばせて頂いている立場の自分ができる、わかりやすい形で感謝を伝える方法の一つがSNSへの投稿だと思っています。個人的にはこれだけはやろう、っていう最低限のラインです。
実はもう一つ、大きい理由があります。簡潔にいうと「きっかけになりたい」です。
自分の場合はフォロワー数が少ないのであんまりかもしれませんが、SNSは多種多様な人が見てくれる可能性があるわけです。これを利用しない手はない。
今はまだ、全くマイクラを知らない人が建築やマイクラに興味を持つ・実際にやってみるでもいい、元々やってたけど最近はあんまりみたいな人が久々にやってみようかなでもいい。
自分が投稿した作品がどういう形であれ、見た人たちの何かを刺激できれば嬉しい、それが良い結果に結びつけば尚嬉しい。そんなささやかな気持ちを持ちつつ、これからも続けようと思います。
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そろそろ締めということで。なんだかんだ10年マイクラと一緒に過ごしてきたわけですが、今の倍以上の時間を過ごすのではないかと感じています。直観です。
マイクラ(建築)とは何か不思議な縁を感じています。
これからも長い付き合いになりそうです。
では、次の記事でお会いできることを願って。