私がSIBOとIBSがあっても留学に行けた理由
leeです。
2年ほど前からTwitterでSIBOとIBSについての情報を発信してきました。
今は仕事を辞めてカナダに留学しています。
中学生のころSIBOとIBSになってから、留学は諦めていました。
でも今回なんとか留学することができて、人間生活を送ることができているので
SIBOとIBSがあっても留学したい人に向けての記事を書こうと思います。
▼こんな人に読んでほしい
▼この記事から得られる情報
できるだけわかりやすく解説しますので、参考になれば嬉しいです。
▼はじめに
私のIBSの症状や飲んでいる薬についてお伝えします。
▼私の病歴
IBSの症状は今は主に下痢って感じですが
中高はただガスが出まくる症状でした。
潰瘍性大腸炎やクローン病でもIBSに似た症状が出るので、自分がどれなのか分からない人は消化器内科に行ってみてください!潰瘍性大腸炎やクローン病は治療方法が完全に違います!
▼症状
▼飲んでいる薬
①持ち物
・シュレディーズ1年分
シュレディーズとはおならパンツと呼ばれているものです。
私は12枚これを用意して留学にきました。(1ヶ月に1枚のペースで交換する)
今のところパンツだけで十分。時々アマゾンの在庫が品薄になるので、留学する人は1~2ヶ月余裕を持って買っておいたら良いと思います
ちなみにバナナ型のはさむタイプも買ったけどこれは使ってません。。
・IBSの薬
自分の症状に合う薬がある人の場合のみ。あればラッキーって感じです。
私の経験的に、ガスだけの症状の人は薬を探すのが難しいです。
私は消化器内科で処方してもらった排便コントロールの薬を持ってきました。
これはIBS下痢型と診断されてもらった薬。
この薬を飲み始めてから明らかに下痢の回数が減りました。
私は【ガスが出る→便意が来る→下痢が出る】のルーティーンがあるので
下痢の回数が減ればガスの回数も減るのでめちゃくちゃ助かってます。
ちなみに海外で留学生が病院に行くと値段がかなり高くなるので、現地の病院は緊急時以外おすすめしないです。
・頓服の下痢止め(正露丸、ストッパ、ロペラミド)
日本にいたとき、消化器内科で合う薬をもらう前にこの下痢止めを時々飲んでいました。
IBSの薬は毎日飲む薬で、この下痢止めたちは緊急用って感じです。
お守り代わりです。
何やっても下痢治らん…って日に神頼み的な感じで飲む用です。
・お腹周りが苦しくないパンツ
おすすめはユニクロです。ユニクロのパンツはサイズも豊富でウエスト伸縮性あるものが多いです。そして海外はバスや地下鉄が汚いので、ユニクロみたいに洗濯機でガンガン洗っても大丈夫なパンツはかなりおすすめです。
私はいつもユニクロのスマートアンクルパンツの黒を履いてます。
お腹苦しいとシンプルに辛いのでこれも日本にいるうちに探しておくとよいと思います。
②失敗したらすぐ帰ろうというマインド
正直、だめだったら1週間で帰ろうと思ってました。
職場の人にも、多分失敗して来月から戻ってきますとか言ってました。そのくらい、失敗するのが大前提で、軽い気持ちで行きました。
海外の食事が合わなかったり、学校のプレッシャーとかで下痢止まらなくなってコントロールできなくなって、クラスメイトにいじめられたりして、またトラウマ増えたらすぐ日本に帰ろうと思ってました。今も、どうしようもなくなったらいつでも帰ろうと思ってます。
留学に行く人は、
「絶対に成功させて英語ペラペラになって帰ってくるぞ!」
という強いメンタルの人が多いですが
IBSもちの私はそんなパワフルなエンジンを搭載しても
私の大腸は期待にこたえてくれないので、
失敗するのが大前提でというマインドを常に持っています。
結果、1週間で帰らずに2ヶ月間カナダに滞在することができていますし、多分1年滞在すると思います。ちょっとずつ英語も喋れるようになっています。
③自分がいつガスが出やすいのかを把握する
私の場合は
【ガスが出る→便意が来る→便(普通〜下痢)が出る(便は午前中2〜3回出る)】
このサイクルがあります。
ガスを学校出さないためには、出来るだけ便を家で出し切って学校に行く必要があります。なので朝早めに起きて、
【ゆっくりトイレに行ける、
複数回トイレに行ける時間を確保する】
ことを心がけています。
自分の症状のサイクルがつかめる方は、どういう時に症状が出るのかを把握しておくと良いと思います。
④どんな食事でガスが出やすいのかを把握する
私の場合は
▼便意はないのにこれ食べたらガスが無限に出る食べ物
納豆、キムチ、豆(大量)
▼下痢が無限に出てトイレから出れなくなってお尻痛くなる食べ物
ラーメン(特にとんこつ)
パスタ(少しなら大丈夫)
そしてこれらをなるべく避ける!
日本にいる間に何が自分に合わないのか確認しておくとよいと思います!
⑤毎日決まった時間に排便するように心がける
これはめちゃくちゃ重要です。
私の場合は【ガスが出る→便意が来る→下痢・普通便が出る】のサイクルがあります。
排便時間が決まってないと、寝る前急に便意が来たりして、次の日全然便出なくて、日中ガスが出まくるという悪循環におちいる。
それを予防するために
7時〜11時:この間に便を必ず出す(2回以上出ることを想定して余裕を持って過ごす)
13時〜17時:学校
18時:帰宅
23時〜24時:就寝
この習慣を心がけています。
⑥滞在方法
今回は2つの滞在方法をお伝えします。
・シェアハウス
シェアハウスは自分で食事を作れるからおすすめです。④どんな食事でガスが出やすいのかを把握する、
でどんな食事なら症状をコントロールできるかわかった場合、自分で食事を作れる限り症状をある程度コントロールすることが可能です。
・ホームステイ
ちなみに私はホームステイに住んでいます。
なぜなら初めての海外生活でいきなりシェアハウスに住むのは不安だったから!
ホームステイはホストファミリーがいるので何かあったらその家族に頼れば良いというのが精神的な支えになっています。
私のホストファミリーはフィリピン系で、主食は米です。カナダにいながら、毎日ほぼ毎食米を食べてます。
可能ならホームステイ先情報を具体的に聞ける留学エージェントを使うことをおすすめします。
ちなみに友達のホストファミリーはインド系で、毎日パスタを食べる家庭だったと聞いて、パスタで下痢する私からしたらおそろしくなりました。
⑦語学学校の選び方
留学に行く人の多くがまず語学学校に通うと思います。
学校もいろんなスタイルの学校があると思いますが、
私的にIBSの人は席がコの字形の教室がベストです。
なぜなら後ろに誰もいないから、
もしガスが出てもダイレクトに臭うことがない。
最近はネットやインスタとかでその学校に通ってる人が教室の写真を上げてたりするので、できれば学校の環境を事前に情報収集することをおすすめします。
▼おわりに
IBSもちが留学するにあたって必要なことについてお伝えしました。
IBSになる前から、ずっと英語を話せるようになりたいと思っていました。
でも、中学2年でIBSを発症した時から、いじめられて、不登校になって、
普通の学校生活も、勉強して良い成績を残すことも、なにもかも諦めていました。
毎日ネットの掲示板でこの病気の解決策はないか探していました。
25歳でもまだこの病気とともに生きていますが
初めて海外に来て、初めて留学することができました。
年をとってこの病気とどんなふうに付き合えば良いのかがだんだん分かってきました。
この記事が当時の私みたいな子に届いてほしいので、どんどんシェアしてくださると嬉しいです!
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