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私たちの記憶と、音楽と。
香水や食べ物など、何かしらの「匂い」って、人間の記憶と密接に関わっているらしい、といつかどこかの雑誌で読みました。うん、すごく分かる(笑)
私は個人的に「音楽」も記憶と紐づくものがあるのではないか、と思うのです。これも確か、どこかで似たような見出しの記事があった気がするけども(笑)
大学受験期によく聴いていたYUIのメロディが耳に入ると、受験前にひたすらこもっていた高校の大教室や図書室の自習スペースの光景が脳裏をよぎります。
短期留学で訪れたカナダの小さな田舎町を思い出すのは、日本人の友達が貸してくれた小さなiPodに入っていたAKB48の曲がどこからか流れていた時です。
今までにお付き合いした人がもれなくMr.Childrenの大ファンという、少し驚きの偶然も重なり、桜井さんの歌声が耳に入ると、「あの頃は幼かったなあ。ふふっ」と、今よりもさらに未熟だった自分を振り返り、恥ずかしいようなくすぐったいような、ちょっと切ない気分になったりもします。
へこんだ時にたまたま聴いた曲をSpotifyのプレイリストに追加し、何かを始める時に流すと「やるときはやるっきゃない」と、前向きなエネルギーをもらえます。
音でメロディを作ったり、そのメロディに歌詞をつけ、気持ちを載せて表現するって、当たり前のことだけど、人間にしかできないことですよね。
だから「音」を「楽」しむって書くのかなあ。
喜怒哀楽いろんな感情や思い出ともに紐づいた音楽が、自分のなかに歳を重ねるごとに増えていく。そんなことを考えたら、歳を重ねることが少し楽しみになりました。単純か(笑)
あと2年後にはどんな音楽のストックが自分の中に追加されているんだろう。
最近Spotifyに追加した曲たちを、私は2年後も流しているのかな。
そんなことを考えながら、私は夜ご飯の支度をします。