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【MD】WCS2024個人的選手紹介
みなさんこんにちは。Jonaです。
普段は遊戯王マスターデュエルランク戦マスター1を達成するまでの戦績や使用したデッキの紹介記事を書いています。
デュエリストカップ(DC)やWCS予選(WCQ)期間には過去のDCのランキングを参照しながらX(旧Twitter)でランキングを実況しています。
本記事ではそれなりにランク戦を遊びながら競技勢を追う楽しみ方をしている筆者が、自分の知る範囲でWCS2024の全12チーム中8チームの選手を紹介していきます。
日本代表『Thank Love』
stellar
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24WCQでたすく選手に次ぐ2位に輝き、日本エリア代表となりました。
WCQ使用デッキは【炎王スネークアイ】でしたが、6月1日のDCKGでは「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」禁止後の【超重武者】を使用して37勝24敗で3位を獲得していました。カラミティ規制前5月18日のDCKGでも【ホルス超重武者】を使用して31勝18敗で3位を獲得、KGカップやgimlet cupでも【超重武者】で複数回入賞しています。
WCSには【超重武者】を持ち込んでくるのか個人的に注目しています。
あらた
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24WCQでは69位。
【烙印】、【スネークアイ】、【炎王スネークアイ】など環境TOPデッキを選択して勝つことができるタイプのプレイヤーです。OCGプレイヤーでもあり、身内でデッキリストの共有や添削も行っているようです。
多様なデッキ選択が求められるWCSルールでそのオールラウンダーぶりが発揮されることを期待しています。
みらーふぉーす
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WCS2023ではチームBogin Japanとして出場。
「1日5時間遊戯王」というワードから、彼のことをごじおじ(ごじ=5時、おじ=おじさんの略)と呼ぶ人もいます。呼び名の通り、プレイ時間も遊戯王歴も非常に長く、その蓄積がうかがえるプレイングや思考は配信で視聴することができます。
WCS2023公式配信では映らなかったvs.Josh【ドラゴンリンク】戦はぜひ本人の配信アーカイブにて解説付きでご覧ください。
ラテンアメリカ代表『BRAZ IL』
mateusbra
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24WCQラテンアメリカエリア1位で代表となりました。
ブラジルの選手ということ以外何も知りませんでした。
JUD£UYGO
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チームPRRJを率いてWCS2023に出場し、ベスト4でした。
マスターデュエルの競技プレイヤー向けの様々な大会を開催し、Twitchで配信を行っています。24WCQ直前にはDCKGにインスピレーションを受けてWCQ Preparation Cupを開催し、日本や韓国のプレイヤーに向けても発信していました。TCGだけでなくOCGプレイヤーを交えた練習の重要性を認識しており、SNS上での積極的な交流が伺えます。
特定のデッキの印象はなく、環境TOPデッキを使用してレート戦で結果を出しています。
ReichYGO
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WCS2017小学生の部でRyan Yuに敗北して2位となったRafael Reichその人です。世界の舞台にチームPRRJのメンバーとして戻ってきたWCS2023でも、【ドラゴンリンク】ミラーでRyan選手に敗北しています。
5月のYCS Rio de Janeiroではクシャトリラ出張入り【スネークアイ】で優勝しており、その後のTCGの大会でも【スネークアイ】を使用しています。
【スネークアイ】系のデッキを使ってくるのか、またRyan選手とのリベンジマッチが見られるのか注目しています。
DC OCT選出『CER』
Greed
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23OCTに最後の1時間でたすく選手のDPを上回って1位をもぎ取り、出場権を獲得しました。
【ゴーストリックピュアリィ】環境の23OCTでは「強欲で貪欲な壺」2枚採用の【ピュアリィ】を使用、5月19日のDCKGでは【スネークアイ】を使用して16勝4敗で2位、6月1日のDCKGでは「R-ACEインパルス」3枚採用の【R-ACE】を使用して20勝5敗で1位でした。特定のデッキの使い手という印象はありませんが、採用札に試行錯誤の痕跡が見られる選手です。
subaduck
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WCS2023ではチームSindang Prosとして出場。【ティアラメンツ】を使用していました。
ホロライブ所属VTuber大空スバルのファンであり、「스바루 수련법으(Subaru training method)」の提唱者です。
Nackwall
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主なマスターデュエルの実績は、23DECに【エンディミオン】を使用して42位、24MARに【超重武者】を使用して83位です。
個人的には【超重武者】の印象が強く、【炎星】の研究をしていたこともあり、展開系デッキの使い手のイメージです。
DC DEC選出『Team 7』
Ryan
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23DECに3種のデッキを使い分けて1位に登りつめ、出場権を獲得しました。
WCS2017小学生の部を【チェーンバーン】で制したRyan Yuその人であり、その後もYCSで輝かしい実績を残しています。今シーズンのマスターデュエルでは、23OCTは「接触するG」3枚採用の【ラビュリンス】を使用して3位、23DECは低DP帯を【十二獣】、途中から【ドラゴンリンク】、最後の2時間を【ラビュリンス】を使用して1位、24MARは「EM五虹の魔術師」2枚採用の【ラビュリンス】を使用して1位でした。メタゲームの読みが非常に鋭く、ときに大胆な構築のコントロールデッキで魅せてくれる選手です。
気になった方はEスポーツキャスターのPHY氏が作成した完成度の高い紹介動画がありますので是非ご覧ください。
Jesse Kotton
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ヨーロッパ、北米、中米、オセアニアのYCSで優勝経験があり、直近のYCS Sacramentoでも優勝。TCGの実績は枚挙に暇がありません。
2022年に【ティアラメンツ】を使用してYCSで多数の実績を残しており、WCS2023でも全試合【ティアラメンツ】を使用していました。今回もTier1とされる炎属性デッキまたは【ユベル】を使用してくるのはこの選手だと予想しています。
Raye
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23WCQでは北米エリア2位に輝き、同チームをWCS準優勝まで導きました。
エクシーズカップでは不利対面である【炎王】がTier1の環境にも関わらず、【ラビュリンス】を使用して23時間で70位でした。23WCQでも【ティアラメンツ】のメタデッキである【エクソシスター】を使用していました。
フェイバリットデッキは【閃刀姫】であり、6月に「閃刀起動-エンゲージ」が制限解除されてすぐに19連勝でマスター1に到達していました。
魔法カードが通りやすい環境のため、環境メタとして【閃刀姫】が選択される可能性も十分にあると考えています。
DC MAR選出『Hero's Future』
たすく
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精霊の声が聞こえる男。24MARでRyan選手に次ぐ2位に輝き、出場権を獲得しました。
主にredditで流行したmeme「tiaraments strongest」の元ネタとなった人です。日曜日のYCSJに出場しながら23WCQ世界1位、仕事で土曜日と月曜日しか走れずに23DEC50位、全試合遅延無しでYouTube配信しながら24WCQ1位など数々の伝説を残してきました。WCS2023でも、初戦から相棒の女の子であるNo-P.U.N.K.セアミンを召喚、相手の増殖するGが通るもデッキ切れでFTKするというアツい展開で世界を湧かせました。
今年はどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
magu6o
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【@イグニスター】1本でOCG環境に抗い続ける男。YouTubeではおしゃべりひろゆきメーカーを使った解説動画や肉声での配信で人気を博しています。
自称世界で一番たすく選手を応援しているため一度はチーム入りを断ったものの、たすく選手からの猛アプローチ(誇張あり)を受けて5月には出場が決定していたようです。チーム入りしてからは、サイバース族デッキ以外の知識を深めるために様々なデッキを使用していました。その痕跡は配信アーカイブから確認することができます。Season32レート戦では最高3位を記録し、金アイコン所有者に引けをとらない仕上がりを見せています。
ゴウヨク
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医大生でありながら全国各地のCSに出場する多忙な男。遊戯王OCG2014年代表選考会出場から悲願の世界大会出場となりました。
Josh選手とは対照的に永続罠を主体とした【神碑】を好んで使用しており、24MAR33位を記録した【ラビュリンス】にもその傾向が見受けられます。
【メタビート】を使用する可能性があるとすればこの選手ですが、公式配信の空気はどうなってしまうのか楽しみです。
シーズンポイント1位『Double Noir』
ぼーぎん
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23WCQで【イシズティアラメンツ】を使用して2位。チームBogin Japanを率いてWCS2023に出場しました。今シーズンの成績は、23OCT6位、23DEC10位、24MAR26位、24WCQ33位。2枚の金アイコンは【ゴーストリックピュアリィ】を使用して獲得し、MARはDC中にK G選手から渡されたデッキリストとメモをもとに【超重武者】を使用、WCQでは【R-ACE】を使用しました。
圧倒的なランク戦の試合数が特徴の選手で、Xの投稿のほとんどを10連勝以上報告と大会入賞報告が占めています。WCS2023アジア代表のgimlet選手は彼に対する敬意を込めて、「ぼーぎんチャレンジ」というワードを生み出し、現在は10連勝以上報告をするときのハッシュタグとして使われています。
K G
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今シーズンの成績は、23OCT10位、23DEC25位、24MAR27位、24WCQ372位。
2022年11月13日にYouTube配信で行ったガチ勢向けのルームマッチを発端として始めた私設大会KGカップは、競技プレイヤーの間で気軽に参加できる腕試しの場として認知され、今では国際色豊かな大会となりました。特に長時間かけて行われるデュエリストKGカップ(DCKG)からは、24MARの金アイコンの8/10を輩出し、そのうちの3名はDC直前3月16日開催大会の入賞者3名でした。そんなマスターデュエルの競技環境では最高クラスの権威とも言えるKGカップを主催することで人脈を手に入れた彼は、OCGの大会決勝で「召喚権を勝手にデュアルサモン」した2011年から13年の時を経て、惜しくもOCG日本代表次点となった2016年から8年の時を経て、念願の世界大会出場を決めました。
酔象角
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今シーズンの成績は、23OCT5位、23DEC12位、24MAR14位、24WCQ9位。
遊戯王マスターデュエル史に残る革命的なデッキの1つ【ゴーストリックピュアリィ】を完成させたデッキビルダーです。KGカップから日本の競技プレイヤーの間で広まったエクストラ15枠固定のデッキは、OCT金アイコンのうち、2位たすく選手、5位酔象角選手、6位ぼーぎん選手、10位K G選手が使用し、世界を驚かせました。チームメンバーの3人はDECでも「ピュアリィ」「ピュアリィ・デリシャスメモリー」がともに準制限となったこのデッキで好成績を収めています。
世界大会でも「酔象角 先攻」から行われる一方的な惨殺が見られるのでしょうか。
シーズンポイント2位『CER 2 x FCG』
Sana
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WCS2023ではチームSindang Prosとして出場。今シーズンの成績は、23OCT973位、23DEC23位、24MAR9位、24WCQ62位。
すでに代表権を獲得していたGreed選手のチームメイトの道を捨てて、RJay選手とチームランキング2位での出場に賭けました。
RJay
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23DEC2位、24MAR10位、24WCQ14位に輝き、シーズンポイント4230を記録。チームメンバーを募集し、チームランキング2位で出場を決めた台湾の選手です。
23DEC2位を取ったときの練習方法やDCの走り方について、こちらの動画で詳しく解説されています。
tiras
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今シーズンの成績は、23OCT372位、23DEC36位、24MAR51位、24WCQ67位。
OCGやデュエルリンクスでも結果を残しているため、ルールが特殊なWCSにも上手く適応してくるのではないでしょうか。
前大会優勝『snipehunters』
Josh
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23WCQヨーロッパ/その他エリア2位で代表権を獲得し、WCS2023で優勝を果たしました。
KONAMI提供の大規模トーナメント大会Challenger Cupの運営にも携わっており、欧米におけるマスターデュエルの競技環境を支えているクリエイターの1人です。
YCSの実績から見ても間違いなく混合構築の【神碑】の使い手であり、WCS2023では【ナチュル神碑】を使用して日本の視聴者を驚かせました。
WCS2024へ向けた準備は丁寧に解説しながら行われており、2日目の配信アーカイブでは【氷結界神碑】を試している様子が視聴できます。
Emre
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Joshと同郷(ドイツ)の友人としてチーム入りしました。
WCS2023では【ラビュリンス】と【エクソシスター】を使用しており、メタデッキ枠という印象でした。Season32レート戦では【センチュリオン】の使用を確認しています。
今年はどのようなデッキ選択をしてくるのでしょうか。
QuantalThink
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23WCQヨーロッパ/その他エリア3位でJoshから声がかかり、チーム入りしました。
Challenger Cupやレート戦といったマスターデュエルの競技環境で名前をよく目にするプレイヤーであり、OCGプレイヤーとは大きく異なるデッキ構築が特徴的です。