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民法思考力養成41 消費貸借 使用貸借

🔴ご連絡 2022年5月30日11時43分 追記
 STEP2問題文の会話文末尾に以下の文章を追加しました。
「相談者A:民法591条1項では、返還請求の時期を貸主が選択でき、その際
   借主側に返済のための準備期間を与えるということですね。」
 👨難易度を下げるため、問題文にヒントを追加する趣旨となります。

 過去10年で2回(2012年32問肢2択一で使用貸借・2018年32問使用貸借と賃貸借の比較)出題されている。消費貸借・使用貸借・賃貸借の比較の視点で、問題が作りやすいため、今後択一か記述で出題される可能性がある。これを機会に、知識を整理しておこう。

 講義はYOUTUBEで、記述式の問題はこのnoteに投稿しているので、
弱点補強にご活用ください。
YOUTUBE  民法授業動画 消費貸借・使用貸借
https://youtu.be/VWX84al6tuI


以下は、

イメージ・記憶促進ノート 消費貸借・使用貸借
「記述式問題」と「整理表」です。
まずは目次からご覧ください。

目次

STEP1 記述式問題1
 
Aは、自己所有の甲建物を、Bに無償で貸す契約を締結した。その後貸主Aは甲建物に関する本件使用貸借契約を解除したいと考えるようになった。
貸主Aが本件使用貸借契約をいつでも解除できるのは、本件使用貸借契約で、誰が何を定めなかったときか。民法の規定に照らし40字程度で記述しなさい。なお、登場人物の表記については「貸主」「借主」、あるいは、貸主及び借主の2人を表現する場合は、「当事者」と記述すること。

解答欄 (マス目は45字あるものとする)
(           40字程度             )

記述式問題1正解例
👨採点基準(本試験とは異なる場合がある)
👨出題意図
👨記述式問題1解説


STEP2
 記述式問題2
 
Aは、弁護士Cの法律事務所に赴き、以下のとおり相談した。
以下の会話の空欄を民法の規定に照らし40字程度で補充しなさい。

相談者A:Bから50万円を貸してくれないかと相談され、私としては貸す方向
    で検討していますが、返還時期を定めるか、返還時期を定めないか
    で迷っており、どちらかに決めたいと思っています。

弁護士C:Bにお金を貸すにあたり、何か希望はありますか。

相談者A:はい。現時点で私自身資金需要がないので、Bを支援するため、
    すぐに返してもらうつもりはなく、しばらく貸しておこうと思って
    いますが、私自身が新型ウイルスの影響や感染で、今後急に資金需
    要が生じるかもしれないので、そういった場合に備えて、いつでも
    返還請求できるようにして、貸したいです。

弁護士C:そういった希望があるのなら、
    民法591条1項が適用されるような貸し方が考えられますね。

相談者A:民法591条1項の条文には、何と書いてあるのですか。
 
弁護士C:民法591条1項を読み上げますと、
「当事者が(                        )」

相談者A:民法591条1項では、返還請求の時期を貸主が選択でき、その際
   借主側に返済のための準備期間を与えるということですね。

解答欄 (マス目は45字あるものとする)
当事者が(         40字程度            )

記述式問題2正解例
👨採点基準(本試験とは異なる場合がある)
👨出題意図
👨記述式問題2解説


STEP3 消費貸借 と 使用貸借 比較整理表

ここからは本文です。


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