見出し画像

咲く前の吉野山だったけど-お詣り編

さて、吉野山の花見ですが、
いよいよラスト、お詣り編です。

吉野山には意外と多くの
寺社が有ります。

前回訪れたときは、
確か、金峯山寺蔵王堂に
お詣りしたっけ。

今回も同じ所っていうのもねぇ。
そう思いながら、テクテク。
山を登って。

あ、いつの間にか
いろいろなところ、
世界遺産になってる。

ところで、この世界遺産、
なると何かいいことでも
有るのかしら?

どうも、日本人は
この「世界」ってヤツに
弱い気がします。

日本は『現存する世界一古い国家』
なのだから、いちいち
世界に認めて貰わなくても、
いいと思うんだけどな。

金峯山寺蔵王堂と、
仁王門を通り過ぎ、
5分くらいテクテク

やっぱり
吉野水分神社まで歩くのは、
無理があるよね。

もっと手前で
お詣りするか。

そう思いかけたとき、夫が
「あのさ、お詣り、する?」

ん?なぜ、今訊くの?

この訊き方は、
行きたくないんだね?

でもさ、
1箇所くらいお詣りしようって、
さっき言ってたよね?

「うん。でもさ、
これ以上行ったら、
戻ってこなくちゃいけないよ?」

そうか、
くたびれちゃったの?
いや、飽きたんだね。

だって、アナタ、
フルマラソン走れるくらい
足、丈夫だもんね。

山道とは言え、
30分も歩いてないもん。

人ってさ、
自分に興味の無いことには
すぐ、やる気をなくすね。

やらない理由を探すのも、
すごく上手いし。

「行ったら、同じだけ戻らなきゃいけないよ?」
「人が多くて、歩くの大変だね。」
「なんの御利益があるのかなあ。」
「神社とかって、みんな一緒に見えるね。」
「遅くなると、帰りの道混むかもしれないね。」

そうだね。
戻ろうか。

結局、帰り道の金峯山寺蔵王堂も、
行列が出来てて、
『ご本尊特別ご開帳』諦めたし。

遙か遠くから、
お詣りしました。
届きますように。

下千本の駐車場に戻ったら、
奈良交通の観光バス、
特別車両がいましたよ。

『玄武』と『朱雀』だって。

じゃ、『白虎』と『青龍』も
あるのかな。

見た途端に、
『なにこれ。かっちょいいー』
といって、写真を撮ったのは、
勿論、夫です。

このバスに乗る
ツアーがあるらしい。
今度はそのツアーにする?

次回は『万能歴』です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?