【MBTI】セッションに参加した感想
私は今年の6月にMBTIのセッションに参加しました
その時のセッションの概要・感想を記載したいと思います
興味があるもものの、参加しようか迷っている方の参考になれば幸いです
概要
参加したセッションと背景
私はグループワーク型のセッションではなく、有資格者の方と1対1で行う「個人型のセッション」に参加しました
約2年、ネット・書籍で得た情報を基にタイプの特定を試みておりましたが、タイプを断定するには限界があるなと日々感じておりました
何となくこのタイプだろうで止まっている現状を打破すべく、プロのお力を借りたいと思い参加に至りました
セッションの内容
セッション当日まで(オンライン検査の受検とテキストの受領)
事前にオンライン検査を受検します
(受験の案内は申し込み後、すぐにメールで届きました)
オンライン検査の内容は、いわゆるネットの性格診断に近かったです
また、ほぼ同じタイミングで、テキストがレターパックで届きます
私の場合、日曜日の10:00にセッションの予約をして月曜日の夜にはポストに投函されてましたセッション当日
zoomを用いての実施でした
大まかな流れは以下5工程になります
↓アイスブレイク
↓MBTIに関する説明
↓オンライン検査のレポートチェック
↓レポート内容と照らし合わせながら、ワークを通じたタイプ特定
↓ワーク全編を終えて、改めてのタイプ特定
こうして書くとそこまで多くないように見えますが、約4時間のボリュームになっております
具体的な内容の記載は避けますが、概ね心の利き手を見ていくようなワークになります
各ワークで無意識へアクセスし、そこから導き出される心の利き手を有資格者の方のフィードバックを基に特定していきます
また、「このタイプであればこういった傾向が出やすい」という解説をいただき、個人セッションでも自分以外の傾向を知ることが出来ました
感想
参加して良かったと素直に思いました
ネット・書籍で得た知識を基に自身のタイプ特定を試みていたものの、「導き出した答えは本当にあっているのだろうか」という疑問をどこか払拭できずにいました
しかし、ワークを伴った理論により自身のタイプを特定できたことで、妥当性に対する疑問を払拭することが出来たと思います
セッションに参加したことで、ようやくスタートラインに立てたといった状態にあります
もっと知りたいと思ったこと
参加して良かったと思ったのは事実である一方、もっと知りたいと思ったこともありました
具体的には以下2つです
心的機能
私が参加したセッションがいわゆる入門編だからだったのか、心的機能に関する説明はそこまで多くなかったように思います
要所で「○○の機能を指向する人はこういう傾向にある」という解説をいただいたものの、メインはダイナミクスにフォーカスした内容でした
情報を得ることだけが正しさではないと理解しつつも、心的機能に対する知見を広げたい気持ちが無かったと言ったら嘘になると思います他の方の回答
前提として、個人セッションに参加したこと自体は後悔しておりません
個人セッションだからこそ、気になったことを深掘りして伺うことが出来ましたし、ワークも集中できたと考えております
しかし、異なる(であろう)タイプの方が同じワークを通じてどういった回答をするのかというのは、セッション中ずっと気になってました
ある一つの質問に対し、約10人が回答を握って発表する場面は日常生活の中でも結構レアな場面です
それもまた、自分のタイプを特定するのには重要な因子だと思います
これに関しては、ないものねだりです
セッションへの参加をご検討されている方は、自分に合ったスタイルを選んでいただければと思います
心に残った内容
これも2つピックアップします
MBTI普及による誤った情報の流布
昨今、急激な勢いでMBTIの認知が広まっており、セッション参加者も増加傾向にあると有資格者の方が仰ってました
一方で誤った情報で傷ついている人も多く見受けられるとのことでした
ある方は、自身のタイプがネットで酷評に晒されており、非常につらい思いをし協会に電話をされたとのこと
ある二人は、ネットのタイプ相性を見た時、自分たちのタイプ相性が良くなかったため相談したくセッションに参加したとのこと
表に出ていないだけでこういったケースは沢山あるはずです
そこから誤解を解くことが出来れば良いのですが、大半のケースは打撃を受けてそのままなのではないかと思います
ネット等に意見・見解を投稿すること自体は悪ではないと思います
むしろ、それによってMBTIに興味を持つ方が増え、自身の幸福を目的にMBTIを用いて成長を目指すとなれば良い循環だと私は思います
大事なのは「発信する側のモラル」「正しい情報を得るための導線整理」あたりでしょうか
偉そうなこと言っておきながら答えは持っていないです、すみません
ただ、認知の拡大と痛みが比例しているという話は印象的でしたMBTI:認知 × 判断
MBTIは「認知 × 判断」における心の癖からタイプを特定するものであり、「行動」からタイプを特定するものではないという話が印象的でした
私たちが日常生活で見る他者の振る舞いは「行動」が大半だと思います
私自身反省なのですが、振り返ると「行動」から他者がどういったタイプなのかを見ていたことが多かったです
勿論、類型論と名がついている通り、「認知 × 判断 = 行動」でアウトプットされるものは大方似た傾向になるはずです
ただ、異なるタイプ間で同じ行動を取ることも大いにあると思います
その人を知るためには根気強く関わり、その人の「認知 × 判断」における心の癖を探ることが重要であると改めて認識しました
そしてこれこそがMBTI理解への近道なのかもしれません
最後に
溢れる沢山の情報を選別し、自分がどんな人間なのか答えを出すことは容易ではないと思います
ましてや、その答えに自信を持って開示、あるいは成長に向かっていくことは相当な勇気を要します
もし、あなたが今八方塞がりであるならば、プロの力を借りて答えを出すことを検討するのもありではないでしょうか
ここまでご覧いただきありがとうございました