FF7Rをクリアした記録
3月10日、待望の「FINAL FANTASY Ⅶ -Remake-」が発売された。早々に事前予約を済ませていた私は、テレワークによる受け取りのなんやかんやを乗り越えて無事に商品を手にすることが出来た。
主人はFF7のど真ん中世代であり、私も中学あたりでプレイした大作である。その後もディシディアFFやKHへのゲストキャラでの参戦など様々な媒体で出会ってきたクラウトとセフィロスがPS4フルリメイクで会える!!ということで勇んで初回インストールに挑んだのであった。q
さて、3月3日から配信されていた体験版をプレイしている私は、もう冒頭から運命上書き状態だった。(体験版1回目はボス戦中に落ち、自分で1回クリアし、友人がプレイし、本編で再びプレイするという、もはややりつくした感さえある)
冒頭から壱番魔晄炉駅の作りこみたるや目を見張るものがあり、列車時刻表を見ると作戦時間がなんとなく想像できたり、ちょっとした自販機や広告までじっくり見て回りたくなる完成度だった。PSでプレイしたあのFF7の世界がPS4で蘇っている感覚がありありと感じられた。
もちろんキャラクターにはCVがついていて、PS4での表現も相まって非常にエモーショナルである。バレットがサングラスを外して表情で魅せるシーンなんかはぐっとくるし、アバランチのみんなが実はハラハラしながら作戦に身を投じている様子が丁寧に描かれ、非常に共感しやすい。ストーリーが進むにしたがってクラウドとアバランチのメンバーとの関係性もだんだんとほぐれていったり、時々見せるティファへのやさしさなんかにいちいちときめいてしまう。
ちなみに個人的にときめいたシーンは下記の2つ。
・伍番魔晄炉を爆破するため列車に乗ったがバレてしまい飛び降りるシーン。
恐怖でなかなか飛び降りれないティファを抱きしめて一緒に飛び降りてくれるクラウド!!からのティファを守りながらローリング着地からの、ティファ「ごめんね、ありがとう」クラウド「大丈夫だ。軽かった」のくだりにときめきました。
・エアリスが自宅の花畑で話すシーン
お花にいつも話しかけてるけど返事はくれないんだ、と話すエアリスを受け、花畑に向かって「たまには返事してやれ」と声をかけているクラウドにきゅん。やさしい・・・。ときめき・・・。
というか総じてクラウドがみんなに対して優しくて、特にティファに対しては接し方も優しくていざという時はフォローしたり守ってくれていちいちきゅんきゅんしました。付き合っちゃいなよ~!
といった具合に表現のクオリティが向上しており、無印で描かれていなかったサイドストーリーや、よりリアルに作られた設定が作品に厚みを持たせている。クエストをぼちぼちと進めていたこともあって、スラムに住んでいるみんなのと交流して、どんなキャラクターなのか、何に怯えているのか、どんな生活をしているのか等様々な角度からスラムの生活を見ることが出来た。
そしてきたる7番プレート支柱での戦いでは今までの交流で湧いた情とクラウドの優しさと高精細表現の連撃で不覚にも涙したのだった。(プレート崩壊の時はマジで泣いた・・・。悲しい。あとマリンが無事でよかった・・・。)
そんなこんなでFF7Rの世界に住み込んで1カ月弱。だいたいプレイ時間40時間ちょっとでクリアと相成った。ちなみにサブクエストは全部クリアしつつ、バトルレポートは7割くらいの達成率だった。コロシアムやバトルシミュレーター系は強くてニューゲームに回している。あとけんすいがなかなか上級クリアできないままに進めてしまった。
いろんな方が話しているのでもうネタバレで行こうと思いますが、なんかラスボスがKHのダークサイドだったので、ノムリッシュ!!!!!とつぶやいてしまった。キングダムハーツなのか?ハリーポッターなのか!?表現方法のいろいろはあるかと思うが、さすがリメイクというだけあってリメイクだった。シナリオも運命を変えてしまったようで2作目以降からは今まで以上にストーリーの動きがありそうである。無印で戦死していたザックス、ビッグス、ウェッジ、ジェシーが生きていそうなところや世界線が違うのか?時空が違うのか?闇の世界とか光の世界的なああいう解釈がいろいろありそうな予感で、おいおいみんなついてこれると思っているのか?と思うこともありますが、とりあえず最後までクラウドとティファがエンディングまで頑張れるように(個人的には)続編も買いますから!!開発のほど頑張っていただきたい!次は多分PS5だと思いますが、よいクラウドとティファを期待しつつ。