90's少コミのギラギラした愛に憧れが尽きないオトメ心A/W -ふしぎ遊戯編-
こんにちは、森谷りりかです。今日は立冬です。暦の上では今日から冬だそうです。ロングコートで出勤しました。そんな人肌恋しい季節でもございますので、昨日に引き続き、90年代少女コミックの大恋愛に憧れの尽きないこみ上げる想いを記したいと思います。今回は「ふしぎ遊戯」について。
⑴ふしぎ遊戯とは?
ふしぎ遊戯は、1992-1996まで少女コミックで連載された渡瀬悠宇氏の漫画作品です。主人公の美朱(みあか)ちゃんは現代の中学3年生で、立ち寄った図書館の倉庫にあった「四神天地書」という本を開いたところ、本の中の世界に吸い込まれてしまった!という異世界トリップものです。本の中の世界は紅南国と呼ばれる昔の中国に似た世界で治安も悪く、すぐさま野盗のみなさんから襲われたりするんですが、ちゃんとヒーロー鬼宿(たまほめ)くんが助けてくれます。詳細はwiki先生へ!
⑵選ばれた感がすごい
本の世界では、「国が危機に陥った時に異世界から巫女が舞い降りて国を救う」という神子モノお決まりの伝説が信じられています。美朱ちゃんも例によって朱雀の巫女として、巫女を守る7人の男性←これが重要とともに民衆の期待を背負って戦うこととなるわけです。(隣国と)
まず、あなたは巫女です!と言われて右も左もわからない国で不安なところをとりあえず受け入れてもらえるという安心感と、きちんと好意をもって迫ってきてくれる国王(星宿)の2つでバックアップ体制は万端です。これに加えて暴漢から護ってくれた鬼宿くんも少しずつ距離が近づいてきてはお風呂で遭遇して「もう!えっち!」みたいなくだりが定期的にあってオトメの女として見てもらえる充足感みたいなものがキープできます。ありがとう。
⑶一生に1度の大恋愛ができる
ふしぎ遊戯のキャラクターの皆さんは一生をかけて七星士として倶東国と戦っているわけで、その中で芽生える愛や信頼という感情はとても強く、ストーリー展開と相まって非常にドラマティカルです。とりわけ鬼宿くんと美朱ちゃんの大恋愛はちょうどいいタイミングで攫われたり他の人に襲われたり三角関係に突入するなど読者がうはうは楽しめるのです。後半は本の中の世界と現代を巻き込んで大事件になりますが、どちらの世界で生きるかチョイスが2人の愛を深めてくれます。いいなあ。あんなに想われたい。それと巫女は純潔じゃないとダメという設定が少女コミックらしくていいなあと。またドラマが生まれますな。
⑷翼宿がすき
ふしぎ遊戯では、七星士の中にいる翼宿(たすき)くんが推しです。性格はさっぱりしていて気持ちが良いのに熱いところもあって、あと身体つきががっちりしていて、服がはだけた時とか「すき!!」ってなります。ぜひアニメ第2部あたりの催眠翼宿くんをご覧ください。きっと力とかも強くて体温高いんだろうなあ・・・(妄想)
⑸ストーリーが結構重たい
うはうはイチャイチャしているシーンは思ったより少なくて、実はシリアスな国同士の戦いや仲間との別れなんかもあり、過去の巫女の苦悩なんかも垣間見えて、美朱ちゃんの使命はどんどん重たくなっていくのです。それを支える仲間たち。でも肝心の鬼宿くんはどっかいってたりします。それもまた切ない。美朱ちゃんへの片思い男性陣がときどきアプローチしてくれますが、いろんなところがすれ違って次回気になる~!と同時にED曲「ときめきの導火線」←これは名曲です。着火。
⑹関連作品とともに楽しめる
ふしぎ遊戯本編は、いわゆる朱雀の巫女と青龍の巫女が登場する話です。本編の中では過去に玄武の巫女と白虎の巫女がいたことが分かっていて、それぞれの巫女を主人公に「玄武開伝」(完結)と「白虎異聞」(連載休止中)として発表されています。あの時のあの子がこんな巫女として成長してそして四神を召喚したのだな、と。それぞれにドラマや恋愛もあってなかなか泣けます。
でも落としどころもなくつらつらと書いていますが、やっぱり「人が人を大切に思うという気持ち」はかけがえないね!愛こそすべて。白虎編が全部終わるまで応援します!!!ぜんっぜんきちんとしていませんが、ふしぎ遊戯編でした。ふわっと細々続けられたらと思います。