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コンサルファームのVPoEが大切にしていること

初めまして、リブ・コンサルティングのテック事業部でVPoEを務めております、赤澤です。
2024年1月からVPoEとしてジョインをしました。
当部署での開発に対する思想やプロダクトにかける思いをお伝えしたいと思います。

<プロフィール>
赤澤 仁士
新卒で日本電子計算株式会社に入社し、金融機関向けシステム開発に従事。その後、フリーランスを経て独立。株式会社Productive codesを設立し、新規開発を含め様々なソフトウェア開発に携わる他、エンジニアリングマネージャーとして最大30名のマネジメントやエンジニアの採用活動も手掛ける。2024年1月にリブ・コンサルティングに入社し、テック事業部のVPoEに着任。

リブ・コンサルティングの新規事業設立の背景

テック事業部は、2020年に本業の経営コンサル事業を超える2つ目の事業の柱を創るべく、 “テクノロジーに関連した自社プロダクトの開発”דカスタマーサクセス支援”を行う新規事業開発部 として設立されました。

当時3名でスタートした事業部は設立から約4年が経ち、現在は約30名の組織に成長しましたそのうち、開発チームは約10名です。2026年売上10億円達成を通過目標とし、5年後には「会社の売上を牽引している事業部」になることを目指して日々開発を進めています。

現在は、第一弾のプロダクトである、「Ambassador Cloud(アンバサダークラウド)」の開発・提供を行っています。アンバサダークラウドはリブ・コンサルティングのコンサル業務で得たナレッジをSaaS化した、住宅会社向けプロダクトです。アンバサダークラウドがグロースのフェーズに入ったため、現在、第二、第三のプロダクト開発も進めています。

詳細は、エンジニア採用のエントランスBOOKも作成しておりますのでぜひご覧ください。

VPoEはどうやって成果を出すか

エンジニアと開発チームが事業に対して効果的である状況を作り、維持することが、私の最も重要な役割だと考えています。
一人一人のエンジニアが良い状態で働ける環境を整えることが、まず重要です。

そして、異なる役割を持つセールスやサクセス、マーケティング、管理部門などと、組織全体として効果が上がる役割分担や相互理解をし続けることが必要だと考えています。
私は、開発側とビジネス側が同じ目線で同じ言葉を使って働く状況を作ることで、効果的なプロダクト開発ができると考えています。

重要なのはスピード。最適なプラクティスを適用し続ける

今、最も力を入れていることは、開発速度です。ビジネス側・開発側それぞれプロダクトに対して追加したい機能、実施したいことなどがたくさんあります。それらを早く試してその結果を得ることがプロダクトの成長に重要だと考えています。そのために開発速度を上げることを重視しています。

しかし、開発速度を上げることは、単にいっぱい働くということで実現できるとは考えていません。
様々なプラクティスの中から、我々の状況に合うものを開発チームに適用し、よく観察して、ていねいに修正していくということにより、開発速度を上げようとしています。

開発の手応えの循環をまわす

エンジニアのモチベーションには様々なものがあると思います。
その中で、私はVPoEとして重要なものがあると考えています。それは、開発したものをリリースした後、ユーザーの反応に手応えを感じる、ということです。

何かを機能を開発し、それが世に出たとき、ユーザーが使ってくれて、便利であると言ってくれたり、成果が上がったり、楽しんでくれたり、ということは開発していてとてもうれしいことです。
様々なモチベーションの中で、この体験に基づくモチベーションはチームによい循環を作ると考えていて、そのための仕組みも整備し続けています。

学びやすい環境で「強いエンジニア」になってほしい

「強いエンジニア」という言葉には様々な定義があると思います。私は、技術だけでなく、技術を使って行う開発の目的であるビジネスも理解することで、「強いエンジニア」に近づけると考えています。

そして、我々はコンサルティング会社なので社内に様々なケースに基づく知見があります。一つの事業会社では学べないような量の知見が社内で共有されています。これはコンサルティング会社ならではで、研修も含め、通常のエンジニアの範囲を超えた「強いエンジニア」になりやすい環境があります。

選考で見ているポイント

まずコミュニケーションにおいて、真摯かつ率直であるかが重要だと考えます。チームに参加する方達が真摯かつ率直であることはチームが効果的であることに大きく影響すると考えています。

また、一つ一つの概念自体の正確な理解や、他の概念との関係を正確に理解しているかどうかに注目しています。ソフトウェア開発は概念を扱う仕事だと考えているためです。

一方で、今どのくらい知っているかということは、それほど重視していません。
現在のソフトウェア開発が対象とする範囲は非常に広くなっていますし、たまたまこれまでの業務で接しなかった等の理由で、知らない概念があることは当たり前のことだと考えています。

知っていることと知らないことを分けて考えられることや、学習やキャッチアップのスキルとそれに対するモチベーションがより重要だと考えています。

最後に

私はビジネスの中で効果が出せるエンジニア、開発チームを理想としています。そのような考えに賛同してくださり、そんなチームで一緒に働きたいと思ってくださるかた、ぜひお声がけください!お待ちしています。

本記事をご覧いただきありがとうございました。

テック事業部では、当社の「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」というビジョンに向けて、プロダクトを開発、運営しています。私たちの子供達や、未来を生きる人々にとって、世界が今よりもっとずっとよくなっていることを願い、それを着実に実現するために、私たちはまず目の前の課題一つ一つ向き合っていきたいと考えています。

ご興味のある方は、まずはカジュアル面談からお話しできればと思います。皆様とお会いできることを楽しみにしております!ありがとうございました。