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Libryに入社し6か月経って思うこと-印象的な仕事編-

2021年の8月末に前の職場を退職し、9月1日付で株式会社Libryに入社しました。
入社して約6か月経ったので、CFOの櫟木さんに倣って思ったことを書きます。
ちなみに、櫟木さんは仕事だけでなく人生全般において教わることが多いので、心の中では「櫟木先生」と呼んでいます(実際にそうお呼びすることもたまにあります)。

率直な感想としては、「面白くて仕方がない」ですね。

当社のビジョンは、「一人ひとりが自分の可能性を最大限発揮できる社会をつくる」ことであり、その手段として学習の個別最適化、指導の効率化を実現するサービスを提供しています。

ビジョンに共感できる上に、ビジョンとサービスが地続きになっている、きれいな相似形を成しているということが私が入社を決めた理由ですが、実際に入社してみると、そのことがより顕著に感じられるようになりました。
今まさに開発が進んでおり、今後リリースされる機能についても、例外なく当社のビジョンに沿って作られています。
機能開発だけでなく、全メンバーの業務が会社として理想とする社会の実現のためにあるということが目標設定の段階から明らかなので、働く上でとてもやりがいがあります。

もう一つ、ポジションにとても恵まれていると思います。
私の部署は社長室で、役割としては経営企画です。
経営陣のパフォーマンスを最大化することがミッションなので、素晴らしい経営陣と常に近い距離感で仕事をしており、物凄く勉強になります。
この記事ではその一端として、COOの浅野さんからプロジェクト・マネージャーに任命された仕事について書きます。

入社してから取り組んだ中で印象に残っている仕事は多々あるのですが、その中でも2021年11月に実施した「高校・地歴公民オンラインセミナー」は一際印象に残っています。
COOの浅野さんからプロジェクト・リーダーという立場に任命されたのはこの仕事です。
任命された時、私は入社後約1か月でした。

高校では、約10年毎に学習指導要領が改訂され、2022年4月から教育現場には様々な変化が起こりますが、地歴公民の科目編成も大きく変わります。
セミナーは、教員の皆様を対象に、変更点だけでなく授業実践のヒントとなる情報提供を目的として開催したものです。

結果、これがめちゃくちゃ楽しかった!
企画、準備が本格的に始まったのは2021年の10月で、準備期間は約1か月でしたが、セミナーは社内の多くの部署を巻き込み、各部署に蓄積された知見や技術、人脈を結集することで無事に開催することができました。
2日間のセミナーで、合計80名強の先生方からのお申し込みを頂いたのも嬉しかったです。

子供の頃から、チームスポーツや合唱など「一人でできないこと」は大体嫌いで、学校には通いましたが集団行動が求められる習い事は断固拒否(両親もわかっていたので強制されなかった)、中学の部活動にも馴染めませんでした。
成長するに連れてその傾向は徐々に緩和されたものの、仕事においては望むと望まざるとに関わらず、チームで取り組むのはこのセミナーがほぼ初めての経験でした。

セミナーを通して、「チームで取り組むこと」であるとか「チームの中で自分ができる役割を果たすこと」の面白さを、30歳を手前にして初めて学んだのです(お恥ずかしい)。
各部署のメンバーは、それぞれ私がお願いする、または想定する以上の結果を常に出してくれたのでとても心強く、その後、別の仕事でも非常に頼りにしています。

浅野さんが私をプロジェクト・マネージャーに任命した業務上の理由は色々とあるのですが、セミナーを終えてみると「狙いはこれだったのか」と勝手に納得しました。
浅野さんは、このような見事なアサインメントに加え、ちょっとした一言でこちらのモチベーションを爆上げしてくる技術を持ち、いつ何時どんなことを相談しても穏やかに受け止め、整理して回答して下さるので、心の中では「浅野先生」と呼んでいます。
当社を牽引する経営陣には先生が多いのです。

当社では毎月アンケートを取って社員のエンゲージメントスコアを測定しており、アンケートの結果は自分で見ることができるのですが、私のエンゲージメントスコアは入社後、ほぼ下がることなく上がり続けています。
セミナーの実施後もその傾向は変わっていません。
幸せな限りです。

次回以降の記事では、少し時制を遡って入社を決断した時の話、Libryにとって欠かすことのできないCEOの後藤さんのこと、私がこれから取り組みたいことについて書きます。

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