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秀逸な安地取りとparaboyの腕力(物理) - 和平精英・PELから見るPUBGmobileの将来とムーブを学ぶ -
さて、本当はPMCOについて書こうかなって思ったんですけど、PMCOはなんだか条件が平等じゃない気がして、悩んだ末にこちらを選択しました。筆者は界隈一直線激強プレーヤーではなく1mobile好きです。
こんにちは、こんばんは、知ってくださっている方も知らない方も。目を通していただきありがとうございます。さらさらっと1時間くらいで書くことを目標に。としょかんです。
※中国語は一切わからないので、調べながらやっています。ぜひ訂正等ございましたらコメントの方によろしくお願い致します。
※有料記事ですが、買わなくても最後まで読めます。
例の如くお話ししたいことはまとめに書いてありまする_(:3ゝ∠)_
前回記事は
是非こちらを見てから、お願い致します。
和平精英ってなあに?
簡単に言うと中国版PUBGmobileです。詳しいことは詳しい人に聞きましょう。
つまり、アウトな部分をすり替えたPUBGmobileってことですね。これはすり抜けみたいなもんで本質的な変化が起こっているとは考え難いですが、まあ、OKならOKでしょう。
なぜ「和平精鋭」に学ぶのか
今回のPMCO(2019/11月開催)はSEAリーグが強い様に見えましたが、実は前回上位をそうなめした中国上位陣は(TOPesports(中国)が結局2位とってましたが、)国内リーグを優先したと言う事実があります。
さらに、今回紹介する中国リーグPEL(peace keeper elite league)はオフラインでしっかりと行っている上に、出場チーム数もかなりあります。
PELを簡単に説明
1. 予備予選・予選・決勝の三段階
全体出場チーム数 50
予選出場チーム数 30
決勝出場チーム数 15
※現在(2019.12.10執筆)も決勝の最中
2. 試合数
予備予選 計60
予選 計30
決勝 計30
※決勝だけでも一日5試合×6日を消化するため2週に渡る
3. ポイントシステム
詳しくは別記事に(大会システムだけでも一本の記事かけるから勘弁して)しますが、予備予選・予選・決勝でシステムが変わっています。
4.大会形式
TPP,FPPの混合
こんなところで良いでしょうか。PMCOへの出場権を目的としていない国内リーグで、これだけの開催の手間がかかることを厭わないんですからゲーム先進国であることが伺えますが、その話はまたの機会に。
つまり何が言いたいかと言うとめちゃくちゃハイレベルなんですっ
予選A/B組第一試合(晋级赛 AB组 第一场)
結論から言いますとみなさまご存知XQF(X-Quest F)のドン勝つ試合です。
なんだよ結局そう言うところから取ってくるんだなって思った玄人の方。
そうです、当たり前です。コアなところに行くにはまず興味を持ってもらわなきゃいけないんです。
簡単にXQFの紹介をしておくと、
PMCO spring splitにて中国2位で予選を通過。
ARGも予選を突破した(個人的にはやっぱりこれめちゃくちゃすごいよなと思うんですど、申し訳無いながら置いておいて、)PMCO spring split prelims を2位通過し、PMCO本戦もTOPeSprtsに惜しくも敗退しますが世界堂々の2位。その圧倒的キル数は皆様の印象に残った化物チームですね。
夏にあったPEL summer invitation では優勝をして中国国内で間違いなくTOPを争うチームです。エース(?)paraboy(中国名では「伞兵」)の額に敬礼をする様なポーズは誰もが真似をしたものです(してない)。
ちなみに個人的な好みなのですが、Jimmy(中国名では「居米」)のプレーが好きすぎて大ファンなんですけど。
それはまた今度。
さて、話を戻します。
試合形式
FPP-Eragel-SQUAD
今回は30チームに絞られてからの予選、ですのである程度周りのチームのランドマークなども(当然普段のスクリムなどでも確認しているかとは思いますが、)把握しているものと思われますので、特にこれといった序盤の戦闘は起こりません。
航路はこんな感じ。
ちなみに、これ以降のスクショは安地が切り替わるタイミング撮ります。
以下↓をご理解の上ご覧ください。
安地が決まった瞬間でスクショを撮っていると言うことはつまり、
→ 一個前の安地が決まった後しばらく経っているとも言い換えられ、
→ 各チームそれぞれのポジションに入った後であると読み換えてください。 (厳密には、PC版、特に韓国の競技シーン(PKL)では安地が決まるタイミングではすでに安地を予想して(想定して)動いているチームも多いんですけど、mobileでは主流じゃないです。)
※DetoNaTorの記事からの流用です。
第1フェーズ
航路終盤で飛んで行ったチームからすればしんどいのは間違い無いですが、かといって酷い安地であると言うわけでは無いでしょう。
1.XQFや2.ALLはもう少し中に入ると予想できるので十分左側から入る余地はあります。
チームによっては「もうムーブを遅くする。」と言う判断になるかとも思いますが、別にそれでも問題は無いぐらいの安地ですよね。
第2フェーズ
... ...w
下、下に寄るよりは良いよね!(裏声)
第一フェーズを考えると
1. School南の通称「はげやま」
2.その東に伸びる稜線
3.その東の道を挟んだドン勝つ
4.Shelter
あたりがまあ真っ先に思いつく強ポジですから、Shelter以外全部お疲れカツカレーにされたらまあ...w
ただこの強ポジ達、安地には入っていますよね。
もちろん安地端なので結局は動かなきゃ行けなくなることはわかっているのですが、自分のポジションが強ポジな分、次の場所への導線が良いことはわかります。下手に動いて背後を取られるくらいだったら自分達の背後をクリアリングしながら入っていくと言うのもありなんです。
(8.JCRがこれを選択します。)
第3フェーズ
8.JCRが安地端に残ったことを後押しする様な安地でした。
この時試合を席巻しているのは、第一フェーズからポジションを変えていない 13.ACT、19.TTT、14.AgFOXと、第一フェーズで綺麗な広がりを見せていた 16.FPX、完全に後入りながら綺麗に空いたポジションに入った 7.4AM、9.AGですね。
終盤にこのチームの多くが絡むのは間違い無いでしょう(間違ってたらクソ恥ずかしい)。
一応この記事の主人公は 1.XQFですから触れておくと、 8.JCRと対照的に安地が決まるとすぐに動き出し真ん中近くの囲いをとりにいきます。真ん中付近はすでに元からポジション取りをしていたチームによって強ポジは無かったので、それがわかっていて避けたのか、わざわざここを取ったのかはわからないですが、
正直この安地でこの囲いとるのは不思議な気がします。同じ高さの視野は広いですが、南北に高所があり、次のポジションへの導線が結構撃ち込まれる可能性あるので、あんまり選ばれないと思うんですけど、なぜか取るんですね。車は守れるので本当に秀逸だなと。
素人なりに考えるならば、射程が広いXQFですから、ポジション取りの導線になり易いこの囲いの南の車を落としてキル数を稼ぐという狙いでしょうか。
実際そうなるんですけど...
第4フェーズ
XQFさん、主人公補整かな?
本当はこんな安地が寄ったチームを選んで記事書くの嫌だったんですけど、そうなんですけど、XQFで書きたかったんだもん。一応いろいろ書くから許して🙇♂️
個人的には16.FPXはムーブを拘っているんだろうなと言うのが細かい動きから感じられまして、自分達の北側の小山の動向をしっかりと把握しながら次のムーブの起点にしようとしています。
安地的に凸ってきそうに無い時は一人おいておき、可能性が出たら合流、重要なポジションに変わった瞬間に4人まとまって小山に行く。
という細かい動きを重ねています。
1. チームに熟練度があり、ムーブの理解を4人ともができていて自分から広がったりまとまったりできるプレイヤーが多いからか、
2. もしくは半端じゃない指示の量のオーダーがいる可能性があります。
前者の可能性が高いですよね。
その後も無理に次の安地内に入ろうとせず、次の安地外ではあるけどパルス内の有利なポジションから撃ち込み、自分達の後ろから命辛々くる奴らもしっかりと捌きながら入ると言うテンプレみたいな動きをします。
...
もうFPX主人公で良いんじゃね?
第5フェーズ
この安地で20チーム中19チーム残ってるんだぜぇ?ワイルドだろぉ?
ここから終盤
マップを見るより目の前の景色の重要度が上がっていきます。
これ以降は小手先(安地外を大きく回る等)のムーブは通用しないため、
1. 如何に移動距離を短くできるか
2. アクセスしたい場所に対して有利なポジションで勝負できるか
3. 時には突貫などの選択肢によりポジションを奪還できるか
が鍵になります。
一応「私だったらこうアプローチするかな。」って言うの安直に作りました。もちろん正解では無いですが、セオリー式に乗せればこうなるって感じですかね。重要なのはタイミングです。
このフェーズでかなりのチームが敗退したようですが、残念ながらこれ以降のマップが無いためマップ解説はこれにて終了です。
最後まで解説しません
一応毎週1本PELについては書いていこうと思いますので、ネタが尽きない様に今回はこのあたりで筆を置かせてください。
質問等あれば答えられる範囲で答えていきます。
今回の試合のURLは以下のものになります。ぜひこの後どうなるのか、お楽しみください。
・XQFの戦闘の丁寧さと強さがわかるシーンは→25:20〜
・paraboyの腕力がわかるシーンは→32:10〜
まとめ
競技の世界はこの後しばらく改善されながら進んでいくかと思います。もちろん自分が参加し、作っていきたい人は最先端を追うべきです。
「お前の文章なんか読まなくても全部見たし知識もお前の倍あるわ。」
くらいだと思うので心配していませんが、
今後少し小難しい大会にも参加してみたい、少し興味がある。もしくは、PMJC等を見てすごいのはわかるんだけど、いまいち何が凄いのかがわからない。つまらない。と言う方がムーブというものに興味を持つ一助になれたらなと思います。
最後に
今回は特にムーブについてガッツリ語った気はしていませんが、重い内容だったり、軽い内容だったりをテキトーに作っていきます。
毎週火曜21時に(私の気力がもてば)更新予定です🍄
ゲーム関連の記事はTwitterにて告知しますので、興味のある方はTwitterのフォローをしていただくとスムーズかと思われます。
その他ゲーム関連だったりそうじゃなかったりテキトーに更新していますのでnoteのフォローの方もよろしくお願いいたします。
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これ以降の文字は一切ないため見返りは出ませんが、面白いと思ったらこの記事買っていただけると跳ねて喜びます。
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