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ぽちの きた うみ

文・絵 岩崎ちひろ
案 武市八十雄
出版 至光社 2019

主人公のちいちゃんは、お母さんと夏休みにおばあちゃんちの海に行きました。でも、愛犬のぽちは連れて行けません。大好きな黒いぽちと離れ離れ。
水着を着て浮き輪も持って、鏡の前でポーズ。かっこいいけど、ぽちがいません…
ちいちゃんは、ぽちにお手紙を書きました。そうしたら!

ペットは家族の一員ですから、ちょっと離れても心配で、寂しくなりますね。いわさきちひろさんの優しい絵が、物語の子供の心情に寄り添います。

ウチにも黒い柴犬がいたので、黒いワンちゃんの絵を見ると、つい手に取ってしまいます。
先日、福井県越前市の「ちひろの生まれた家」記念館に行ったばかりで、季節外れですが、この本を引っ張り出してみました。

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